第96回アカデミー賞 視覚効果部門受賞!!
— ゴジラ (@godzilla_jp) 2024年3月11日
アジア初の快挙!
応援ありがとうございます!
そして、山崎貴監督、渋谷紀世子さん、 髙橋正紀さん、野島達司さん、 白組の皆さんおめでとうございます!! #Oscar📷 #ゴジラマイナスワン #ゴジラ #GodzillaMinusOne #Godzilla pic.twitter.com/M3NPp4RWpX
昨年11月の公開を皮切りに多くの支持と称賛を受けたゴジラシリーズ最新作『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』が、第96回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞したことが先日報道されました。先々月に視覚効果賞にノミネートされたことは以前から知られていた中、ついに受賞にまで至ったことには感動するほかありません。ゴジラファンとしてノミネートの時点で嬉しかっただけに、今回の受賞は感無量の一言です。
↑ノミネートされた時の話については上の記事を参照。
さて上の記事でも書きましたが、アカデミー視覚効果賞とはその名の通り「VFXなどを駆使して驚きの映像効果を発揮した作品に贈られる賞」。つまりはゴジラという作品の特撮技術が評価されたということです。実際マイナスワンの映像に魅了された人の声は多いですし、僕自身本作のゴジラの暴れっぷりを大変気に入っているので今回受賞に至ったのは納得ですね。
何より特筆すべきはこの賞を邦画が受賞するのは史上初めてのこと。特撮映画作品であるゴジラがその特撮を以て受賞したのは誇るべき偉業と言ってもいいでしょう。初代ゴジラが放映されてから約70年の時を経て、ついにここまで来たと思うと本当に嬉しいです。ゴジラの歴史の積み重ねが結実したことを実感しつつ、この興奮を噛みしめたいところです。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
ポケットモンスター テラパゴスのかがやき
第42話「変身!海のヒーローイルカマン」
水着回と見せかけたイルカマン回と見せかけたマイティG回だった……何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
パルデアの海で正義のヒーローとして活躍しているポケモン・イルカマンを巡る物語だったはずなのに、突如ランドウのじっちゃんが「マイティG」となってからは唖然としっぱなしでした。いきなり筋肉質になりすぎですし、1人だけ作画の質も劇画的と完全に周囲とは違うノリで大活躍していたことにも笑うほかありません。(イルカマンと一緒にガケガニを必殺ヒーローハグで大人しくさせるシーンも愉快すぎです)
マイティGに限らず、イルカマン周りのシーンもパロディ多めで面白かったですね。元々アメコミヒーローっぽいイルカマンのビジュアルに、スーパーマンの謳い文句やウルトラマンティガのカラータイマー音声が入った時のインパクトはかなりのものでした。『サン&ムーン』時代の振り切れたギャグを彷彿とさせる内容で、普段は大まじめな今シリーズだからこそ貴重な頭空っぽにして楽しめる回になっていたと思います。
しかし本作らしく他者の気持ちに寄り添う描写も忘れず存在。今回は上述のイルカマンが変身する瞬間、という悩みに触れていたのが特徴でした。変身シーンを迂闊に見せないヒーローのお約束だけでなく、イルカマン自身のシャイな性格も関わっていそうですね。だからこそそれを受け入れてくれたり、変身の瞬間を撮ろうとする厄介ファンを追い払ってくれたリコの優しさが沁みていたと言えます。助けてくれた彼女にだけ変身の様子を見せてくれるイルカマンの粋なキャラにも惚れ惚れしますね。
ダンジョン飯
第10話「大ガエル/地上にて」
テンタクルスの密集地を越えるために大ガエルの皮で服を作るぜ!という珍しく料理以外の魔物の活用法が見られた前半。大ガエルに武器を奪われててんやわんやだった後の、シュールデザインなカエルスーツ作りには思わず吹き出してしまいました。(マルシルのスーツだけカエルっぽくして可愛く見せようとしているのが小賢しいです)しかし光っているテンタクルスの森の光景は神秘性を感じさせるものがあり、それを抜ける様子が結構楽しそうに見えて羨ましかったり。
そしてついにレッドドラゴンのいる階層まで辿り着き、ドラゴン対策に挑むことに。予想とは異なり何故か活発に動いているドラゴン(腹の中でファリンが暴れてるんじゃないか?)を倒すために、罠の配置などを話し合うシーンに惹かれました。自分よりもはるかに巨大で強力な敵を相手に、入念な準備を行う過程は『モンハン』的なものを彷彿とさせるので不思議とワクワクさせられますね。
一方で地上の描写が入った点も見逃せません。前回登場したナマリの雇い主「タンス」さんが島主と共に迷宮の魔法の謎、そしてドワーフやエルフの対策などを講じる様子は本作らしからぬ政治的シーンで新鮮でした。エルフとドワーフの確執も語られており、種族間での問題が徐々に明らかになっていたのは興味深いところです。
勇気爆発バーンブレイバーン
第9話「イサミィ!俺たちで、世界を救うんだ!!」
爆発する勇気!
バーン!バーン!さらにバーン!!
勇気合体!!
バーンブレイバーン!!
ショッキングな前回から一転、待ってましたのスーパー合体「バーンブレイバーン」!!作品タイトルの時点である程度予想していた展開ですが、シチュエーションの熱さとの合体後のバリッバリにバリッたビジュアルに否が応でもテンションが上がります。(合体パーツである「バーンドラゴン」が唐突に出てきたことには吹き出しましたが)他にも失意のどん底だったイサミが立ち上がるまでの過程といい、多少トンチキな展開はあれどお約束をしっかり守ってここまでたどり着いたので満足度はかなりのものでした。
そして魂だけになったスミスがクーヌス&自分のTS(ティタノストライド)兵器と合体して誕生したのがブレイバーンという事実もようやく判明。(まさか「ブレイバーンとクーヌスの関連性」に関してはほぼ正解だったとは……)スミス=ブレイバーンだと思うと色々と腑に落ちる要素があって納得な反面、クーヌスの影響なのかあのナイスガイなスミスが気持ち悪くなるという事実にシュールな笑いを零してしまいます。人間として死んでしまったのも悲しいですが、彼が敬愛するイサミと共に憧れの「ヒーロー」になれたのだと思うと悪い気はしませんね。
あとはルルがいつの間にか急成長しているのが気になるところ。イサミへの勇気爆発エールのほか、Cパートのスペルビアへの発言など彼女なりに何かを為そうとしているのが伝わってきました。スペルビアに関しては恐らく彼の願いを叶える代わりに、それまでは力になってくれるよう交渉に来たところでしょうか。
葬送のフリーレン
第26話「魔法の高み」
フリーレン&フェルンがコピーフリーレンの相手をしている間、デンケンたちは他の複製体の討伐へ。事前にそれぞれの苦手な相手を教え合ったうえで複製体の苦手な相手と戦う、堅実な方法で少しずつ攻略していく様子は見ていて高揚させられます。しかしそれをもってしてもコピーゼンゼのような強敵には呆気なくやられますし、倒した複製体も復活するイヤ~な仕様のせいで全く油断出来ないのも印象的です。(ラヴィーネが脱落したのは地味に悲しい……)他にもフリーレンのコピーがサラッと謎の衝撃波を使ってきた時は度肝を抜かれましたね。死の危険性は低いとはいえ、あまりにも難しい試験だと改めて思いました。
そんな状況でコピーのゼンゼを倒したのは意外にもユーベル。“大体なんでも切る魔法”というあまりにもアバウトな魔法には最初こそピンとこなかったものの、彼女の過去が明らかになるにつれてその恐ろしさを徐々に理解してきました。自分が切れると思ったものなら何でも切れる、そう思って服や髪を切る彼女のイメージに“それを纏っている人間”は映っていない……そう考えるとユーベルのイカれた一面がどことなく見えてきます。並外れた才覚という点もそうですが、何より彼女のサイコパス染みた要素がついに積み上がったように思えます。初登場からずっと大人しかったユーベルですが、ここにきてとんでもないインパクトを残してきましたね。
遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
第100話「立ちはだかる者」
記念すべきゴーラッシュ100話は前作主人公が敵として立ちはだかるまさかまさかの展開に。前回の時点である程度予感していましたが、遊我がいつになく深刻そうな態度で妨害してきた時の衝撃は計り知れなかったです。エースのセブンスロードと酷似したセブンスフィアー・マジシャンを出してきた時といい、悲壮な闇堕ち感溢れるデュエルを繰り広げていたのも印象に残りました。
そしてベルギャー人たちを復活させられるカードとして死者蘇生が満を持して登場した点も見逃せません。復活の象徴としても、遊我が止める理由としても納得の1枚です。前作でも禁断のカードとして扱われていた死者蘇生ですが、遊我が「ラッシュデュエルが本来の姿からかけ離れたものになってしまう」と言い出すほどだというのが意外でしたね。その製作を止めるために遊我がオーティスになる決意までしており、前作に続いて死者蘇生の存在感が半端ではないです。
そんな遊我の目論見を察知したアサカが事前に策を講じるなど、後半からの緊迫感には圧倒されるばかり。前半がロヴィアンによるおつカレー団などコミカルなシーンが多かった分、遊我の異変に気付いていたユウナやアサカの神妙さが際立っていたと言えます。
トランスフォーマー アーススパーク
第23話「えいがでさがそう!」
ハッシュタグに続いて今回はジョウブレイカーのビークルモード探しがメイン。カメラを持って家族や他のトランスフォーマーにインタビューしていくため、途中からほぼカメラでの視点で話が進んでいくのが特徴的でした。いわゆるカメラ目線はシリーズでは珍しい気がしたので結構新鮮に感じましたね。純真無垢で末っ子感が強いジョウブレイカーを、既にビークルモードを手に入れて先輩風を吹かすハッシュタグが引っ張っていく関係性も微笑ましかったです。
そんなインタビューの中でメガトロンの過去や心情が少しだけ語られたのが今回の注目ポイント。多くの同胞が生き残るために敢えて寝返ったこと、オプティマスとの信頼のために地球のビークルをスキャンしたという経緯からはメガトロンの葛藤と覚悟が感じられます。同時に馴染み深かったビークルモードを捨てて新しいものに乗り換えることに、ある程度の抵抗があった話も興味深かったです。スキャンはなるべく1回で済ませたいジョウブレイカーの考えといい、トランスフォーマーにとってビークルモードの選択はかなり重大なものなのでしょうね。
ゴジラマイナスワンが世界的にも認められて大満足の中、次なるゴジラ作品への期待も高まります。そこで多くの人が真っ先に思い浮かべるのが『ゴジラ×コング』でしょうが、個人的にはもう1つ見逃せないゴジラがあったりします。それがこちら。
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— ちびゴジラ【公式】 (@chibigodzi) 2024年3月8日
ショートTVアニメ
『#ちびゴジラの逆襲』続編決定!
4月3日(水)朝7:05より
テレビ東京系列 #おはスタ 番組内にて放送スタート!
放送期間はなんと…1年間!
━━━━☆★ #ちびゴジラ #ゴジラ #Godzilla #ゴジラマイナスワン pic.twitter.com/XnNtXuRyXM
そう、昨年春に放送されたショートギャグアニメ『ちびゴジラの逆襲』の続編です。(マイナスワンのポスターのパロディをやってのける面の皮の厚さ大好き♡)続編が無事制作決定となっただけでも嬉しいのに、今度はおはスタ内で1年間放送されるという出世っぷり。おはスタを見ている子どもたちがあのシュールなちび怪獣たちのギャグを見るのか……と思うとちょっとニヤリときてしまいます。さらに続編ではちびミニラをはじめとした新キャラも多数登場するようですし、前作を楽しんだファンとしては絶対に見逃せません。4月からおはスタを録画する日々が始まりますね。
ではまた、次の機会に。