真のゴージャスはここからだ!!
カグヤ様~!!夏映画にも出てくだされカグヤ様~!!
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- 共に輝け!ガッチャ&ゴージャス
いきなりカグヤが変身して殴り掛かってくるという平成2号ライダーのようなムーブをかましてきた今回のガッチャード。これに関しては最初こそ驚いたものの、ハンドレッドの大幹部たちが仕掛けた「ドゥームズクロック」を察知したためというのはわかります。まぁ宝太郎たちを巻き込まないために敢えて突き放すカグヤの気持ちはわかるものの、やり方が唐突かつ強引すぎて変な笑いが出てしまいましたね。前回同様、まともに人と対話したことがないカグヤの不器用さが変な形で出力されてしまった結果と言えます。(加えてバトラーの説明からして、カグヤにとって自分の世界を滅ぼしかけたドゥームズクロックはトラウマであることが読み取れますね)
その後も「どうしてわからないんだ」の応酬で宝太郎とすれ違う切なさを出したかと思えば、建物のど真ん中で宝石風呂に入るシュールなシーンを晒しこちらの情緒をかき乱すカグヤ様。そんな彼にどうやってアドバイスを送ればいいのかと思っていたので、スパナと錆丸が助言を残す展開は結構意外でしたね。しかしスパナが宝太郎が諦めるタマではないことを告げ、錆丸が「寄り添ったり時にはぶつかり合うことも必要」と言ってくれる光景は、それぞれ宝太郎の影響で変われたからこその説得力があります。(特に錆丸がアイザックを使わず自分の口で助言してくれたのがここすきポイント)宝太郎を守りたい一心のカグヤに対し、宝太郎は守られるだけの存在ではないことを教えてあげる構図は中々にエモいです。
そしていざ決戦の時には宝太郎が「カグヤが1人で戦うなら俺は止めないよ」「俺は俺で戦うから」と付いて行くので、上述の言葉がより説得力が増していたと思います。おかげでカグヤも自分1人で背負い込むのではなく、仲間と肩を並べて戦うべきことを学んだようで見ているこちらも嬉しくなってきました。「2人でならもっとゴージャスに輝ける」という言葉の通り、1人での限界をみんなで超えるガッチャードらしい前向きなテーマが劇中で生まれていましたね。戦いが終わってからはカグヤたちの歓迎パーティー、そしてあの時は出来なかった宝太郎との握手を果たす光景に余計に感動させられます。約1か月にわたるレジェンド強化月間として、カグヤのことが好きになっていくとても楽しい期間でした。
- 冥黒の力が見据えるモノとは?
宝太郎とカグヤのやり取りに癒されたのも束の間、要所要所で暗躍していた冥黒の王ことギギストも今回大きな印象を残していきました。ようやく行動を開始したらと思ったら、いきなり前回倒されたサイゲツを復活させ、彼が変身したアークを「アークマルガム 4タイプミクスタス」へと変貌させてきたので度肝を抜かれましたね。このアークマルガムはナンモナイトとギガロドン、セイゾンビにゴキゲンメテオンと属性の異なるケミー4体の多重錬成としてこれまでと比べてもかなり異様な存在として描かれていたのが面白いところです。4重錬成が異常なら5重錬成のスターガッチャードとか何なのだろうか……?
他にも宇宙を漂っていたゴキゲンメテオンを捕まえたり(おかげで宝太郎たちが宇宙に行かなくてもよくなった説)、ドゥームズクロックによる世界の破壊に対して「壊れたら創り直すまでだ」と言い放ったり……破壊と創造を思いのままにする規格外の存在であることをここで感じ取りました。というか全く焦っていない態度からして、本当に世界を創り直せるくらいわけないのかもしれません。初登場からハンドレッドの暴れっぷりの影に隠れていたイメージが強かったギギストですが、ようやく推定ラスボスとしての格を見せ始めたと言えるでしょう。
そしてギギストに関して最も衝撃的だったのが、宝太郎の中にある“謎の卵”を発見したラストシーン。これは恐らく未だ詳細が不明の「101体目のケミー」に関連するものなのでしょうが、今回の行動全てがこの卵を見つけるための布石だったと思うとゾッとさせられます。派手な活躍はまだ見せないものの、裏で糸を引いて目的を静かに達成する悪役としては十二分の活躍であることをここで理解しました。何故その卵が宝太郎の中にあるのかといった謎も含め、今後のギギストの動向にも注目していきたいところです。
というわけで今回もレジェンド客演による歴代ライダー要素大盤振る舞いの回でした。戦闘シーンに関しても、クライマックスに登場したゴージャスゼロツーだけでなくゴージャスグランドジオウが何故か分身するという意味不明な光景をお出ししてきたのでびっくりしつつ笑ってしまいましたね。詳しい説明はしないけど、まぁカグヤ様ならこれくらいやるだろうという勢いとパワーに溢れていて面白かったです。
他にも自分で「祝え!」をしたり鎧武カチドキアームズの旗を投げ捨てたりと、やりたい放題だけど言動などに嫌味がないカグヤにコミカルな熱さを覚えます。おかげでかつてディケイドに助けられたことをきっかけにヒーローになった青年のキャラクターとして、かなり魅力的に仕上がっていたと思います。(余談ですが、バトラーが話していた「カグヤの世界でドゥームズクロックを破壊して止めた“何者か”」は恐らくディケイドのことでしょうね)
あとはやはりラストにまさかの再登場を果たしたガッチャードデイブレイク。カグヤとバトラーが帰る途中に別の未来の彼を目撃するシーンには意表を突かれました。直後の映画情報もあって夏映画の宣伝も兼ねたシーンなのでしょうが、映画を観たくなるという効果は絶大のサプライズだったと感じています。未来の宝太郎役としてDAIGOさんの出演も決まりましたし、せっかくなのでカグヤも夏映画に出てくれないかなぁ~と期待してしまいますね。
さて次回は冥黒王ギギストの計画が本格的に指導する模様。いきなり錬金連合本部に現れ襲い掛かるという急展開に加え、スパナに甘い言葉をかけたりスケボーズを奪ってマルガム化したりと大暴れするようです。しかもそのマルガムはこれまでのものとは大きく異なっているようで……?
また予告で見せた「私は全ての人間の理解者だ」や「お前は何もわかっていない」といった発言も気になるところ。そもそもギギストとは何者なのかという疑問が湧いてきますが、超然的な態度もあって何を言っても納得させられそうな予感がします。そんなギギストが語り出す「ケミーの本来のカタチ・本当の起源」とは何か、非常に重要な回になりそうです。
ではまた、次の機会に。
