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追憶の水晶、そして月下の死神がデュエマを闇に染める(雑記 2024.8.3)

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※この記事ではメタレドのテンションが多少おかしなことになっています。変なノリが苦手の方はここからブラウザバックをおすすめします。

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 先日8月2日に配信されたデュエル・マスターズの特別生配信。半年に一度の殿堂情報に加え、下半期における商品展開や漫画・アニメでのメディアミックス情報をまとめた盛りだくさんの内容が流れました。殿堂に一喜一憂したり、ドリームクリーチャーの対となる「ナイトメアクリーチャー」の存在も明らかになったりと例年以上に驚きの要素が多かったですね。ジョー編とジョーカーズ大好きなメタレドとしては、新形態を手に入れたジョニーやモモキングのビジュアルに惚れっぱなしで興奮が止まらなかったです。ところでジョラゴンの新形態はまだ出ないんですか?

 そんな中最も注目したのが『Duel Masters LOST(デュエル・マスターズLOST)』の続報ですね。10月に始まる予定のアニメに続いて、ついに漫画の方でも続編が発表され一気にテンションが爆上がり。しかも続編のタイトルDuel Masters LOST ~月下の死神~にも目が留まりました。デュエマにおいて「死神」と呼ばれる人物といえば1人心当たりが……しかも今回ナイトメアクリーチャーの新バロムといい公式がやたらバロムを推してる……いやまさかな、などと思いながらX(旧Twitter)を漁っていたら……

 

 

 マジで黒城凶死郎じゃねえか!!??

 いや本当に驚きましたよ。勝舞編のライバルの1人である黒城凶死郎が出てくるとは思ってもみなかったです。ウィン編ではジョー編以前のキャラクターは全て劇中劇扱いされている描写もあって共演もあり得ないとタカをくくっていただけに、この出演は衝撃的でしたね。本作はデュエマWINではなくデュエマLOSTだから問題ナッシング・ゼロ!くらいのノリなのでしょうか。(しかし以前から考察していた「LOSTの世界とWINの世界は異なる」可能性がより高くなったのは興味深いです)また勝舞編から読んでいる身としては、バロムの使い手といえば黒城のイメージがあるので納得のチョイスでもあります。

 何より本編では影が薄くなりがちだった黒城にスポットが当たったのは非常に嬉しいですね。『デュエマFE』の中盤から漫画での出番が激減し、続く『デュエマSX』では最終回くらいしか出てこなかった黒城。番外編の漫画で出番が少ないことをネタにされていたレベルだったのは、当時の読者の1人として残念に思っていました。(SX最終巻に収録されているVS白凰との一騎打ちは両者カッコよくて好きですが)あとアニメのゲスト出演でもロクな出番がなかったりと、大分不遇なイメージが付いていた印象があります。

 それだけに令和になって主役級の扱いをされる可能性が出てきたことに高揚していきます。初登場時から何度も勝舞と戦い実力を示し、闇の長との哀しきな過去を抱えた悲劇の若者としての魅力をまた拝めそうでワクワクが止まりません。黒城にこうした活躍の場を用意してくれた松本大先生こと松本しげのぶ氏に早速感謝したくなってきます。(上の番外編のネタといい氏も当時から黒城の扱いには色々思うところがあって、今回彼が活躍出来る舞台を整えたのかもしれませんね)現在月刊コロコロで連載中の『デュエマWIN』で暗躍しているバサラ率いる月軍との関係性も気になりますし、そして本編でのウィンとの絡みで黒城がどのような存在感を示してくれるのか、今月8日のデュエマLOST新章が今から楽しみです。

 

 

 

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 そして10月4日に配信が決定したアニメ『Duel Masters LOST ~追憶の水晶~』についても見逃せません。予告映像と共に主題歌やキャスト情報も公開され、本当にアニメ化されるのだという実感を得られる情報の連続となっていました。欲を言えば実際に動いているアニメ映像が見たかったんですがね……特にニイカとクリスタのWヒロインの声優さんが発表されたのは非常に大きいと思います。新規ヒロインの存在は本作でもかなり重要なので、実力は声優さんたちの選出が地味に嬉しかったです。生配信ではキャストの面々からのメッセージも発表されていて、久々に聞くウィンとジャシン帝のボイスに思わず感極まってしまいましたよえぇ。

 あとアニメでは漫画で描写しきれなかった部分をアニオリでやってほしいな~、とか思ったり。原作漫画の方では蠅の王の正体やクリスタとウィンの関係性など詳細な話が一切明らかにならないまま第1章完!したので、ある程度の説明を求めてしまいます。その辺りは上の月下の死神でわかるかもしれませんが、なるべくこの章だけで謎を解決してほしいですね。漫画の方は駆け足気味な部分もありましたし、アニメの方での保管に期待したいです。

 

 

 

 他にも漫画でクリスタが使用したゼニスデッキをイメージしたキャラプレミアムデッキの発売や、アニメ公開記念の特別プロモカードも発表。いつになくアニメキャラ、特にクリスタを推したプロモーションとなっており、本作に込めたデュエマ公式の熱意が伝わってきます。これを機にヒロインなどのキャラクターを全力で売っていこうという気概が感じられて、デュエマのキャラも好きなファンの1人として好感が持てますね。この調子でアニメや漫画を合わせたデュエマの魅力を引き出していってほしいです。

 

 

 というわけでLOSTに関する情報に衝撃を受けまくった話でした。ついに黒城にスポットが当たるという、古参としてはこれ以上ないほどのサプライズで歓喜に震えっぱなしになりましたねハイ。上でも書きましたが、黒城のダークなライバルイメージが昔から大好きなのでこうして見られるだけでも心揺さぶられます。しかも児童誌の限界を超えたLOSTを舞台に活躍するというのですからたまりません。松本氏と作画の金林洋氏が、是非黒城の死神っぷりを遺憾なく描き切ってくれることに期待したいところ。

 そしてアニメに関しても情報が到着して、久々のデュエマアニメの空気感を味わうことが出来てやや満足の一言。4月に入ってデュエマのアニメが放送されなくなってから寂しさを覚えていたので、それを払拭出来る機会がやってきたのは朗報というほかありません。月下の死神もアニメ化が決定しましたし、不定期とはいえデュエマアニメも続いていくことがわかって何よりです。カイザが散ってしまう急展開を迎えた漫画や、激動の環境が続くカードゲームなど、他のデュエマと合わせて存分に楽しんでいきたいですね。

※殿堂情報についての所感は別の記事で後日投稿する予定です。ご了承ください

 

 

 ではまた、次の機会に。