30年以上の歴史を持つ『ルパン三世』の最新映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の本予告が先日到着。小池健氏のハードなルパン像を主題歌・B’zといった豪華な面子で彩る情報は既に公開されていましたが、今回の予告映像で本格的に作品の内容が明らかになりました。地図に載っていない島を舞台とした、ミステリーサスペンスが繰り広げられそうな予感です。
しかし個人的に最も注目しているのが本作の敵キャラ「ムオム」ですね。青白い肌としわの多い顔は、映画1作目である『ルパンVS複製人間(クローン)』のボス・マモーを彷彿とさせるものがあります。同監督の『次元大介の墓標』のラストでそれらしき人物が出てきたことで話題になりましたが、とうとうその関係者が出てきたと見てもいいのでしょうか。(タイトルの『不死身の血族』も、クローン技術を用いていると考えれば納得がいきますね)ともかくシリーズ最凶の敵と名高いマモーに繋がる可能性を少しだけ期待しながら、新作映画を楽しみにしたいと思います。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
※今週の『薬屋のひとりごと(2期)』はお休みのため感想はありません。
ポケットモンスター メガボルテージ
第96話「激突!ドラゴン爆走団」
ウルトが旅の仲間に加わってどうなるのかと心配した矢先、初っ端から輪を乱しまくる展開に吹き出してしまった今回。直情的で見栄っ張りなところが可愛いと思う反面、1人で突っ走ってはロイたちを困らせているのでついため息が出てしまいます。その分リコに叱られてからの協調性や、レックウザへの不器用な優しさが響きますね。リコの言っていた通りただの強がりをやめれば、頼もしい仲間になれることをウルト自身が証明したと言えるでしょう。
他にもサブタイにもある「ドラゴン爆走団」が意外性の塊で面白かったですね。最初こそ荒っぽいチンピラに見えましたが、その裏で黒いレックウザを保護していた事実には度肝を抜かれました。というかこんなにも早くレックウザと再会するとは……何より療養しているレックウザを守るために、自らの悪評を広める覚悟には感心するばかり。周りに何を言われても気にしない点では、多少異なるもののライジングボルテッカーズの現在と通じるものがあるかもしれません。
(余談ですが今回の敵ゲストである「スネーク」の声を担当したのは、コジローの声でお馴染みの三木眞一郎さんの息子・三木一眞さん。意外と声色が似通っていましたし、それでいて手持ちはアーボックにハブネークとムサシのチョイスとネタ満載で愉快でしたね)
WIND BREAKER(ウィンド ブレイカー)(2期)
第20話「宵の街」
蘇芳親方!空から女の子が!!といったシチュエーションで突入した新章で、新たなる武闘派チーム「六方一座(ろっぽういちざ)」が登場。これまでの各校を代表するイメージとは大きく異なっており、歓楽街を拠点としているのが面白いですね。桜たちが助けた「成田しずか(なりた・しずか)」が歌い手として働いているのもあって、不良グループというよりそういった店の用心棒集団のような印象を抱きました。過去はともかく現在はボウフウリンとの仲は良好のようですが、今後が気になるキャラばかりと言えるでしょう。(そしてラストの椿ちゃんのポールダンスに全て持っていかれた件)
また今回は楡井が活躍したのが大きな見どころ。また敵にボコられてしまうのかとハラハラしたところに、ダンゴムシ戦法で返り討ちにする瞬間は驚きと興奮が同時に湧いてきましたね。仲間たちの足手まといにならないように、蘇芳の元で特訓を頑張ってきた回想にもグッときます。まだまだ未熟なものの確実に成長してきているのが伝わってくるので、親戚の子が頑張っているかのような気分を味わえました。桜が誰かに任せることを覚えてきたからこそ、応えるため強くなろうとしている楡井の姿は素直に応援したくなってきます。
謎解きはディナーのあとで
第7話「完全な密室などございません File1」
今回はとある画伯のアトリエで発生した密室殺人を解き明かすストーリー。後妻を筆頭に如何にも怪しい容疑者が描かれており、犯人は誰か?よりもどうやって現場を抜け出したのか?に着目していたのが特徴的でした。それを解決するために影山がとうとう現場にやってくるという、特大の急展開を次回持っていくのも確定して思わず興奮を覚えます。部外者を連れてくる問題も宝生グループの力ならどうにでもなる!とばかりのゴリ押しで、麗子のお嬢様設定がいつになく便利に使われようとしているのがおかしかったですね。
そして何かとうるさい風祭警部が、いつにも増してウザかったのもちょっとしたポイント。冒頭の鑑定番組出演然り道中の自慢話然り、自分のステータスをこれでもかとアピールしたくてたまらない様子にイラっときつつも笑いが湧き上がってきます。しかも番組に出演したいがために捜査を麗子に任せるなど、警察としてどうなのかと思う行動もコミカルながら呆れるばかり。ラストで事件に巻き込まれるフラグを立てていましたが、ここまできたら一度痛い目を見た方がいいかもしれない……とつい思い始めてしまいました。
mono
第6話「山梨で完璧な丸石道祖神を激写する!」「山梨でカレー、食べます」
食い倒れに続くさらなる試練はまさかの丸石道祖神。例によって春乃さんの漫画のネタのために変なイベントに参加することになったシネフォト部ですが、灼熱のような光景の連続に早くも夏の厳しさが感じられました。学生たちが比較的元気で春乃さんがヘトヘトという、体力の差が如実に表れている様子がこれまた見ていて熱さを思い出してきます。様々な場所にある丸石を見つけるためにここまでするのも大変そうですが、汗水流しながら夢中になっているさつきたちを見ていると不思議と高揚感も湧いてきますね。でもイベントの賞品まで丸石なオチには流石に凹むわ~……
続く後半では再び春乃さんがメインで、カレー食べたさに各所のカレー屋を渡り歩く苦難の旅に苦笑い。行く先々で店がお休みなせいで引っ込みがつかなくなり、長野まで行こうとする暴走ぶりには思わず既視感を覚えてしまいました。あれだけ苦労した結局コンビニのカレーに落ち着く顛末も相まって、“時にはほどほどに妥協するのも大事”といったメッセージ性が見えてきますね。最終的に原稿を落とすという散々なオチでしたが、大切な感情を視聴者に思い起こさせてくれた春乃さんたちには感謝したいところです。
ルパン三世の新作に向けて『峰不二子という女』から続くシリーズを見返しておく必要が出てきていますが、上述の予告でさらに複製人間の方も気になってきた今日この頃。思えば幼い頃金曜ロードショーで一度見たきりの作品なので、ここらでしっかり再チェックしておくのも悪くなさそうです。あの当時はマモーがとにかく怖くて仕方なかったのですが、今なら大丈夫だろう!と挑んでみたいですね。
ではまた、次の機会に。
