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トランスフォーマーアドベンチャー 1話~8話 感想

気分アゲアゲで出動だ!!
こんなアニメを待っていた!
 
 
 
 
 
 
 トランスフォーマーシリーズの最新作であるこの『トランスフォーマーアドベンチャー』はかつて放送されていた『トランスフォーマープライム』の続編なんですが、肝心の『プライム』が後半である『ビーストハンターズ』をやる前に日本での放映を終了してしまって(当然僕は『ビーストハンターズ』を見れてないです)、何がどうなっているのか少しわからない点がいくつかあるのでご了承ください。
 
 さて今回の『アドベンチャー』ですが、とにかくシリアスだった『プライム』とは打って変わって非常に明るい作風になっていて驚きました。やはりトランスフォーマーは明るい方が個人的には好みです。
 大まかなストーリーですが、「メガトロンを倒して戦争を終結させたバンブルビー。彼は平和を取り戻したサイバトロン星で保安員として働いていたが、ある日生死不明となっているオプティマス・プライム(のビジョン)に地球で使命を果たせという命令を受けて地球に向かう。そこで彼を待っていたのは多くのディセプティコンの囚人を乗せた監獄船が墜落して、ほとんどの囚人が脱走したという惨状だった。バンブルビーは地球を救うため仲間たちと共に任務を開始するのだった」、こんな感じですかね。
 例によって例の如く地球が戦いの舞台となるわけなんですが、『プライム』からどれくらいの月日が経ったのか気になりますね。特にジャックやラフ、ミコといったかつて行動を共にしていた子供たちはどうなったのでしょうか?
 またラチェットや他のオートボットの仲間たちのその後も知りたいところ。その内ゲストでもいいから登場して欲しいですね。
 
 というわけでここから先は主要キャラクターについて書いていきます・
 
 本作の主人公であるチーム・バンブルビーの高速部隊長。黄色いスポーツカーに変形する。
 『プライム』時代では実写版のように諸々の事情で発声機能を失っていて喋れなかったんですが、いつの間にか普通に喋れるようになった模様。喋れなかった頃の仕草のせいで可愛い声をイメージしていたので意外と男性的なイケメンボイスで驚きました。
 前作から大分逞しくなった印象を受けますが、一方でオプティマスのようないいリーダーになろうとオプティマスの真似をしてみたりと、まだまだ若いなぁと感じました。しかし少しずつ前進している様子ですし、これからの成長が楽しみですね。
 
ストロングアーム
 チームの紅一点である保安員にして本作の萌え要員その1。4WDに変形する。
 こんな名前だから最初男かとばかり思っていたので、まさかの女性トランスフォーマーだったのには驚きました。
 真面目だが融通が利かず規則に厳しい性格から単なる堅物かと思っていましたが、規則を利用して憧れの地球にやってきたり地球や地球人を見て目を輝かせたり、こっそりいい笑顔でガッツポーズをとる姿などを見て非常に可愛いキャラだということがわかりました。
 また一見仲の悪いサイドスワイプに対してたまに見せるツンデレはまさにヒロインそのもの。個人的にかなり好きなキャラです。
 
 成り行きでチームに加わった音速戦闘員。(なぜか漢字で)「瞬速」とデザインされている赤いスポーツカーに変形する。
 人間でいうところの不良なんですが、場面場面でカッコイイ姿を見せる熱血漢。またシリーズ恒例人間の子どもと仲良くなるポジションで、序盤はラッセル少年とよく行動を共にすることが多かったです。(最近ラッセルはフィクシットと絡むことが多くなったけど……)
 型にはまらない性格なので真面目なストロングアームと度々衝突するのですが、時には協力し合えるいわゆる凸凹コンビなのできっと終盤にはすごく息の合ったコンビネーションをするんだろうなー、と期待しています。
 
 監獄船の囚人の一人だったが仮釈放という形でチームに加入した野獣戦士。本作の萌え要員その2。恐竜型のダイノボットという種族でティラノサウルスに変身する。
 どのシリーズでも大体「力持ちの愛すべきバカ」というキャラで通ってきたグリムロックですが、今回は歴代と比べるといくらか理性的です。「オレグリムロック」と片言でもない。(ただし”歴代と比べて”なので決して頭がいいわけではありません)また最初はディセプティコンなんですが、8話から正式にオートボットになったようです。
 性格はただの暴れん坊かと思いきや結構空気が読める方で自分が投げ飛ばされて周りがめちゃくちゃになったと知った時に真っ先に怪我人が出たかどうか聞く辺り根はいい奴のようです。そしていちいち行動がかわいいのも特徴。現場に向かう時には車の真似したり海に落ちた時には手をバタバタさせて泳ごうとしたり、『2010』のグリムロックを彷彿とさせる萌えキャラっぷりです。
 
フィクシット
 兵器開発などでチームをサポートする技術者。人間大の小型トランスフォーマー、マイクロンの一人でドリルの付いた車に変形する。(ただし未だに本編で変形したはいない)
 多くの囚人を乗せた監獄船の管理人ですが、船を地球に墜落させてしまい囚人を逃がしてしまった…つまり今回の事件の発端です。(しかしなぜあんなデカい船をこいつ一人に任せていたのか……。)
 関西弁のような喋り方が特徴のメカニックであまり空気を読まずたまにアドリブを繰り出す……なんだかシリーズの問題児の要素を組み合わせたようなキャラクターですね。あと墜落時のショックで発声機能が壊れたのか時々言い間違いを連発しています。()
 完全に非戦闘員なので前線には出ず基地でディセプティコンのデータを調べたり武器を直したりする地味な役回りですが、4話では敵の右腕にされても懸命に立ち向かったりと見せ場もあり、また貴重なギャグ要員でもあるので愉快なムードメーカーとして見ています。
 
オプティマス・プライム
 オートボット伝説の司令官。トレーラートラックに変形する。『プライム』では主人公格として活躍していましたが、どうやら生死不明になった模様。しかしビーの前にビジョンとして表れて命令したり2話で突然姿を現して助けてくれたりして生きてるのかと思いきや、本人曰く「よくわからない」「自分がここにいられるのもほんのわずかな時間しかない」とのこと。その後体が透けてスーッと消える辺り、実体を持っているのか怪しいです。
 そんな感じで結局生きてるのかそれとも幽霊になったのかよくわからない状況なんですが、トランスフォーマーではよくあることなのであまり気にしてはいけません。その辺はこの先の展開で明かされるのを期待しましょう。
 ちなみに日本語吹き替えの担当である楠大典さんは『カーロボット』ではブラックコンボイ、『ギャラクシーフォース』ではギャラクシーコンボイを演じており、オプティマス(コンボイ)を演じるのは今回で3回目だったりします。
 
ラッセ
 協力者である地球人の親子の息子の方。本作の萌え要員その3。ちょっぴりひねくれたところもあるけれどサイドスワイプとストロングアームが仲良くするためやリーダーとして振る舞えず落ち込むビーにアドバイスをしたり結構頼りになる存在です。一方で同年代の子たちの輪にいまいち溶け込めなかったり、テレビに映れると思ったらついテンションが上がってしまうなど年相応の子どもらしい一面をのぞかせるのもまた魅力的なポジションですね。
 
 協力者である地球人の親子の父親の方。スクラップ場で骨とう品店をやりながらラッセルと暮らしている陽気な性格で一見いい加減にも見えますが、いざというときはとっさにラッセルをかばったりするなどいい父親であることがわかります。
 またビーたちに基地の場所を提供したり周辺地域について教えたり、またラッセルと一緒にトランスフォーマーの存在を隠すためにフォローに回るなどサポート役としてかなり優秀ですね。でも車で突っ込むなどトランスフォーマーに登場する地球人特有の勇敢すぎる特攻のせいでたまにピンチに陥ったりもするんですけど。
 
スチールジョー
 ディセプティコンの囚人の一人である野獣団長。オフロードカーに変形する。狼男のような人型と獣型の混じったロボットモードが特徴です。囚人たちの中でもかなりしたたかで口先だけの嘘と巧みな話術を駆使して同じ脱獄囚たちを集め、何かを企んでいる模様。シカピョンサンダーフーフを仲間に引き入れ、現在ミニトロンに操られたグリムロックによって囚人用ポッドに入ったまま連れてこられたアンダーバイトも手に入れるなど、着々と戦力を増強しています。この調子だと4話に出て来たあの5体合体クモ(チョップショップでしたっけ?)の逃げ出した1匹とも合流してそうですね。
 これからビーたちとどのような戦いを繰り広げていくのか楽しみです。
 
・OP&EDについて
 今回の日本語版OPを歌っているのは何と元特命係所属の警部補にして仮面ライダー3号でもある及川光博さん。最初はこの人が歌っているとは気づきませんでしたが、何度も聞いている内にハッキリミッチ―の声だとわかりますね。歌詞の「ゴーファイ!」と繰り返す部分が個人的に好みです。
 EDは何と巨大な畳の上でビーたちが踊るという衝撃的なもの。(ジャイロゼッターかな?)子どもが真似して踊ってくれるような内容にしたのでしょうか。でも流石にトランスフォームするパートは真似できないと思います……。でも結構振り付けも曲も陽気で見ていると元気が出てくるいいEDですね。
 
 こんな感じでしょうか。僕は今のところ1話~8話まで見終わっていてニコニコ動画で期間限定で全話無料配信中なので一気に見ることが出来ました。みんなも見るなら今がチャンス!(宣伝)
 このトランスフォーマーの感想はこれからもやっていこうと思うので皆さんもよろしくお願いします。
 それではまた、次の機会に。