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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第6話 「彼等について」 感想

その目に応えるために
しかし毎回食事シーンが挿入されているなこのアニメ(あまり美味しそうじゃないけど)






















・クーデリア先生の読み書き勉強会
 ギャラルホルンを振り切った鉄華団は無事に地球に辿り着くための後ろ盾が必要だと考え、木星圏に居を構えているという(某天才がいそう)テイワズという組織の元に向かうことに。しかし三日月はそういったことは全てオルガが考えてくれるからということで全く関与せず、それどころか何故お嬢様を地球に送り届けるのかさえ知りませんでした。実は僕もあんまりわかっていなかったり…………与えられた仕事は淡々とこなすけど自分から動こうとはしないバイトみたいですね三日月って。
 お嬢様はそんな三日月とアトラの手伝いをする中で三日月や他の子どもたちがが字を読めないことを知り、彼らの為に読み書きを教えてあげます。字が下手な三日月が妙に微笑ましいです。(あと書く練習にタブレットを使う辺りさすがSF)

 あと今回要所要所で「ガンダム」や「厄災戦」といった重要単語についての説明がありましたが、ガンダムフレームってその厄災戦で使われたというだけで特に強力なものでもないみたいですね。これまでの『ガンダム』作品における「ガンダム」は何かしら特別なMSだったのでこの扱いの軽さはちょっと意外です。でもこの先何かとんでもない秘密が隠されていたら面白いなぁ。


・オルガを見る目
 これまでの作戦の無茶っぷりなどについて、ついにビスケットに突っ込まれたオルガ。何故ここまで無理をしているのか問いただされたら、やはりというかなんというか三日月のことを話し始めました。

 オルガ「オルガ、次はどうする。次は何をやればいい?ってな。あの目は裏切れねえ。あの目に映る俺は、いつだって最高に粋がってかっこいいオルガ・イツカじゃなきゃいけねえんだ…」

 いつも自分を「すごい奴」と見てくれている三日月の期待に応えるために無理をし続けるオルガ。以前この2人の関係を「依存している」「ひどくいびつな関係」などと言いましたがこの話を聞いているとそれも少し違うように思えてきました。三日月は依存というよりは期待と信頼を持ってオルガを見ている子どものようで、一方オルガは弟の前でいいところを見せようと必死になっているお兄ちゃんに見えてきました。少なくとも以前よりも人間臭く感じられるようになりましたね。


 そんなことをしている内になんとCGSの社長(そういやこんな奴もいたな)が登場したところで今回は終了。2話や4話に続いて戦闘の無い回でしたが、その分ようやく説明された設定や三日月とオルガの関係の補完などに力が入っていて良かったです。
 さて次回はようやくグレイズ以外との敵MSが登場する模様。果たして昭弘は今度こそグレイズ改で活躍できるか!?

 ではまた、次の機会に。