新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

仮面ライダーゴースト 第6話 「運命!再起のメロディ!」 感想

魂を揺さぶる音色
音楽要素も合わせて実にキバっぽい






















・無音の戦闘
 前回スペクターに敗れてエジソン眼魂まで奪われてしまったタケルはすっかり意気消沈し、不知火を使っても見えなくなってしまうようになってしまっていました。というかあの消えるメカニズムが本人のメンタルに依存していることがここで明かされましたね。
 そんな中新たな依頼者として作曲家の兄を持つ少女の待つ音大に向かったところいきなり周囲の音が消えるという怪現象が発生。案の定お兄さんに眼魔が憑りついていており、そのままタケルはゴーストに変身して戦闘が始まりましたが、ここでもいきなり無音になった時は驚きましたね。変身音も完全に消え去っているのに気にせず戦っていたのでテレビをミュート設定にしてしまったのではないかと思ってものすごく焦りました。


・タケルの逃亡
 無音もいつの間にか直って戦闘が継続される中、マコトがスペクターに変身して乱入。しかも前回奪ったエジソン眼魂を使ってエジソン魂に変身してきました。外見は基本的に変わらないものの角は2本というスペクター仕様になるのは面白いと思うのですが、これだと今発売されている玩具では再現出来ないのが残念ですね。(スペクター仕様のエジソン出すくらいならニュートン出してよバンダイさん)
 そんなスペクターに再び敗北し、遂には逃げ出してしまうタケルの行動には驚きました。お気に入りだったムサシ眼魂を置き去りにしてしまう辺り相当まいってますね。ここでムサシも奪われてしまうのかと思いましたが、アカリがとっさに回収してくれたおかげで何とかなって一安心です。
 なんやかんやでアカリを見逃したマコトでしたが、その後彼を「お兄ちゃん」と呼ぶ謎の眼魂を持っていることが判明。多分マコトの妹なんでしょうが、お兄ちゃんと呼んでくる装飾品を見ているとつい最近まで出ていたあの魔戒法師の兄妹を思い出しますね……。


・諦めない心
 完全に見えなくなってふさぎ込んでしまったタケルを追ってきたアカリ。ここで無理に引き留めないのが良いですね。先程のファインプレーと加えてすごくヒロインしてます。
 そして例の兄がベートーベンのように歴史に名を残すために最終的に自殺しようとしますが、ここで御成が「歴史に名を残すには精進あるのみ」と一喝するのはすごくかっこよかったです。前回に引き続きいい台詞が多いなぁ。そんな中ベートーベンが聴覚を失っても振動を感じ取ることで作曲したという逸話からタケルが奮起するのは面白かったですね。「諦めないこと」を偉人のエピソードを用いて主人公に学ばせる展開はすごくいいです。


・奇跡の作曲家
 知らないところでマコトが身を引いてくれた中でタケルはゴーストに変身。そのままベートーベン眼魂を手に入れて戦闘にが開始されます。いつものアリーナに移動し、そして……

 カイガン!ベートーベン!

 曲名!

 運命!

 ジャジャジャジャーン!!

 ベートーベン魂は裾などのデザインががピアノの鍵盤のようになっていて中々可愛い(?)。落ち着いた色合いと合わせてシックなデザインで結構好きです。戦闘ではやっぱり音符をコエカタマリンの如く立体化させてぶつけてきましたが、タケルの「これが本当の音楽だ」的な台詞を聞いていると「本当の音楽は音符で攻撃しないだろ」と突っ込みたくなりますねww音也辺りが文句言いそうだなぁ。
 このままベートーベンでフィニッシュするのかと思いきや、アカリが投げ渡してきたムサシにチェンジしてムサシのオメガドライブで決めました。ベートーベンの必殺技を見れなかったのは残念ですが、タケルが復活した直後の戦闘で先程捨てたムサシを使うのはいいチョイスだと思いました。ムサシ自体の活躍も1話以来だったので嬉しいです。


 戦いも終わって完全復活したタケル。今回は彼の復活に関わったアカリのヒロイン度が急激に上がりましたね。やっぱり主人公以外も活躍する話は見ていて面白いです。
 一方でマコトの目的など謎が増えた回でもありました。特に最後の場面で仙人が「次の準備にかかるか」と言い残したのが気になりますね。

 次回も新たな眼魂が登場。それよりも次回予告でタケルが「負けたと思わない限り、俺は負けてない!」って台詞はどこの強者さんかとwwww


 ではまた、次の機会に。