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牙狼<GARO>-紅蓮ノ月- 第2話 「縁刀」 感想

闇からの回帰
他の主人公が心滅する度に何故か(僕の中で)株が上がる流牙





















 遅れに遅れた牙狼の感想。もう1クールくらい過ぎてますが何とかいつも通りに続けていきます。

・骨董マニア星明
 今回は骨董品を探してその辺をぶらつく星明とそれに呆れる雷吼と金時の様子初っ端から描かれていました。星明は魔戒法師であるもののこういった趣味に没頭してばかりのようで守りし者としてどうかと思いますが、そもそもホラーが現れる事自体普段は頻繁に起こらないらしく過去の騎士たちも絵を描いたりスイーツやケバブを食べたり聖なる営みに励んだりしているのでわりかし普通……なんでしょうか?
 それと貴族の人たちに声をかけられたので貴族側にも事情の明るい人物なんでしょうか。少なくとも朴さんが演じるキャラにしては珍しくキャピキャピした感じですね。


・番犬所の使い
 その後番犬所に訪れた雷吼ですが、そこの神官である稲荷はかなり胡散臭かったですね。元々番犬所の神官ってそういう奴が多いのですが、こいつの場合声が『炎の刻印』でガルムをやった人とと同じと言うのもあって余計そう思ってしまいます。あと何気に3人いるのは初代を意識したものですかね。
 それでその番犬所の依頼で葛城久頼という魔戒騎士見習いの世話を任されることに。久頼本人も雷吼に弟子入りを申し込んでくる辺り悪い奴ではなさそうなのですが……、


・復讐の刃・漆黒の過去
 と思ったら久頼が火羅の正体をあっさり明かしてきました。しかも雷吼の持っている刀は自分の父が持っていたものだと主張し、雷吼は刀の出所を星明に追及します。そしていよいよ雷吼の過去が語られ始めました。
 ある雪山で星明と金時が見たもの、それは何と群がってきた火羅に全身を覆い隠された牙狼・心滅獣心でした。いわゆる暴走形態である心滅獣心のままで鎧を装着し続け、なおかつ鎧を剥がしてみるとまだ幼かった雷吼。既に雷吼の腕についていたザルバ曰く「鎧がこの子を守った」らしいのですが、これは雷吼自身が心滅を克服しているということなのでしょうか?よくわかりませんね。あと雷吼はどこから鎧を手に入れたのかとかいった疑問もあるのですが、一番気になったのは金時ですね。雷吼が幼いころから星明といて、しかも子供の姿のままなのはどういうことなのでしょうか。もしかしてこいつ人間じゃないのでは…………?とも思ってしまいました。


・あまり動かない戦闘シーン
 さてそんな過去も明かされながらも前向きな雷吼には結構好印象ですね。そのあとに言ったPVでも聞けるセリフもいいです。

 雷吼「俺はかつて、闇の中にいた……。だからこそ、光を求める!誰よりも強く!!」

 そして星明によって封印が解かれ、いよいよ鎧をまとって戦闘開始!なのですが、鎧を装着後あまり動かず、一撃で勝負が決まってしまったのは残念ですね。他のシリーズでも一撃で倒すことは割と多いのですが、せっかくCGがきれいなのでもう少し動いてほしかったです。

 結局その後久頼は火羅に父と襲われた時に火羅になって父を殺害していたことがザルバによって明かされました。雷吼とばっちりじゃねーか!あと雷吼の過去も少しだけ判明したのですが結局雷吼はどこで鎧を手に入れたのかと思ったら、最後に源頼光であることが明かされました。まさかの源氏です。


 というわけで今回は雷吼の過去が明かされてかなり楽しめたものの、肝心の作画が少し荒れているように見えたのが気になりました。戦闘シーンも牙狼があんまり動かないし、そこは改善してほしいですね。
 さて次回はいきなり捕まっている星明にびっくりしました。そして道満も本格始動するのか?


 ではまた、次の機会に。