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デュエル・マスターズ!! 第26話「捜査線ジョーに浮かぶ影!ウラギリ者を捜し出せ!」感想

 怪しい黒猫

 ここまで視聴者に不親切なデュエマがかつてあっただろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シリアスな本編が続いて中で今回は久々な気がするギャグ一辺倒の回でしたが、伊集院研究所のハカセたちにウサギ団と登場人がこれまでよりも多い中で上手いこと話をまとめてきたなぁ、とちょっと感心しました。(松下ハカセなど今まで名前がわからなかったハカセもようやくわかりましたし)

 今回生み出されたジョーカーズ「名探偵 スマントガワ」はキレ者のような見た目と振る舞いをしているものの、実際は近くにいた人をすぐに犯人と決めつける迷探偵っぷりはまさしくジョーカーズらしいヘッポコぶり。相変わらずジョーカーズの面々のキャラが濃いのは見てて楽しいですね。

 

 

  • 史上初の動物対決

 今回デュエマしたのはウサギ団の最強戦力(かもしれない)カバまろと、ネコのギリことウラギリハカセ。動物同士のデュエマです。これまで赤ん坊、ハムスター、デッキケースと色んな奴がデュエマをしてきましたが、カバ(?)対ネコは恐らく今回が史上初でしょう。

 ただどちらも人間の言葉を話せないのでどうやって視聴者に内容を伝えるのかと思いきや、まさかの解説を放棄して視聴者に「考えるな、感じろ」を強要していくスタイルには驚きました。ギリは銀魂の白いアイツよろしくボードに言葉を書いているので何を言ってるのか読み取れますが、カバまろは何をやっているのかあまりわかりません。デュエル内容もカードの解説がないまま進んでいくので初見ではなにをやっているのかいまいち読み取ることが出来ませんでした。両者のリアクションからどちらが優勢なのかがわかるのは助かりましたね。

 

 

  •  生きていたムートピア

魔導管理室(まどうかんりしつ) カリヤドネ 水文明(14)
クリーチャー:ムートピア

パワー10500
▪️シンパシー:自分の墓地にある呪文(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
▪️このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の呪文を3枚まで、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。こうして唱えた呪文は、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。
▪️W・ブレイカ

ハーミット・サークル 光文明(3)
呪文
▪️S・トリガー
▪️相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。

 

 ムートピア!?絶滅したはずでは!?

 カリヤドネ「残念だったな、トリックだよ」

 

 といった茶番は置いておいて、久々に登場したムートピアのツインパクトカード。最近どうも制約が緩くなってきた気がするシンパシー持ちで、呪文さえ墓地に貯まっていれば高コストながら早期に出す事も可能です。

 登場時に墓地のコスト3以下の呪文を3枚までただで唱えられる効果を持っていますが、注目すべきは唱えられる呪文のコストは低いものの、文明の縛りがない点です。これにより様々な呪文の組み合わせが出来ます。相性の良さそうなカードで真っ先に思いつくのは≪♪銀河の裁きに勝てるものなし≫でしょうか。コスト3以下のカードを連続で唱えることで墓地の呪文をドンドン貯めていけるのはもちろん、カリヤドネの効果でこのカードを唱えることでさらに呪文を連発できるのはかなり強力です。

 呪文面はシンプルなフリーズ効果でこれといった強みはないものの、この呪文自身もコストが3なので他のカリヤドネで唱えられるのは便利です。ツインパクトの特徴を上手く利用していると言えます。

 墓地の呪文を利用しつつ、唱えられる呪文の組み合わせの自由度も高いこのカード。様々なコンボやループデッキを生み出してきたムートピアらしい1枚となっています。

 

 

 今回はギリがカバまろに勝利したおかげでウサギ団を捕まえ、研究データを守ることが出来、ギリの株が上がったように見えましたが、デュエルで使用していたカードや(魔導具のドゥグラスをサラッと墓地に落としていたし)ラストのCパートに登場した謎のネコなど、不穏な描写が続きます。(というか最新弾のあのSRからして視聴者にはもうバレバレでしょ)今後のギリの動向が気になりますね。

 

 さて、ここまで本編外を彩ってきたはやぶさのOPと民謡ガールズのEDも今回で聞き納め。特に5年連続でデュエマのOPを歌ってきてくれたはやぶささん、今までありがとうございました!まぁ来年の新シリーズにまた歌ってくれそうだけど。来週からの新OP&新EDも楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。