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デュエル・マスターズ キング! 第10話「激闘っ!ジョーvsジェンドル!アルカディアスを救い出せ!」感想

信じる想いが勝利を導く

一般視聴者「クリーチャーと張り合えるとかすごいな彼女」

古参ファン「ミミちゃんと張り合えるとかすごいなモモキング」

 



 

 

 

 

 

 

 

 

  • 熱い気持ちを力に変えて

 今回のデュエマキング!は前回のジョーVSジェンドルのデュエマの続きからスタートしました。《聖魔連結王 ドルファディロム》の制圧能力もあってここ最近のデュエマシーンの中では圧倒的な劣勢である印象を受けますね。

 そんな状況で行われた対決は前回の感想でも触れた「カードの声」に焦点を当てた内容でした。前回と同じように「カードは所詮道具」と吐き捨てるジェンドルに対し、どこまでも「カードの想いを大切にする」スタンスを貫くジョーの真っ向からの挑戦が繰り広げられました。カードゲームのアニメではありがちですが、こういった対立構図はわかりやすくてなおかつ純粋に熱いのがいいですね。特に今回はシルエット越しに苦しむアルカディアスが描写され、ジェンドルの悪行がよりわかりやすくなっている点がグッド。おかげで気持ちよくジョーを応援出来ます。

 ドルファディロムの破壊能力を敢えて踏みに行く中で仲間に謝るジョー、それを責めることなくここぞという時に応援してくれるジョーカーズの関係性は胸にこみ上げてくるものがあります。またモモキングも諦めずにリベンジする精神を見せつけてくれるなど、主人公らしい前向きな姿勢をストレートに見せてくれるので中々にカッコよかったです。

 そして極めつけはモモキングNEXとドルファディロムの一騎打ち。ここではモモキングNEXのパンプアップをジョーが「みんなの熱い気持ちでパワーアップ出来るんだ!」と表現してくれたシーンが素敵でした。元ネタであるボルシャックのパンプアップはかつて「死んだ友の哀しみを力に変える」と表現されてきましたが、それが「熱い気持ち」というポジティブな表現に変わったことにちょっとした感動を覚えます。最近のデュエマは昔と違って墓地から簡単に蘇生なり回収なり出来るので、「墓地で死んだ」というイメージがあんまり湧かないのもありそうなんですが。ともあれ、ジョーカーズたちとワイワイ楽しく過ごしてきたジョーならではの解釈とも取れる熱い展開の連続でした。序盤ながらかなりの名勝負だったと言えますね。

 

 

  • 讃えましょう、この美しくも残酷な失楽園

聖魔王秘伝(せいまおうひでん)ロストパラダイスワルツ 光/闇/火文明 (6)
呪文
▪️アタック・チャンス:光と闇と火を持つディスペクター(自分の光と闇と火のすべてを持つディスペクターが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。)
▪️次の自分のターンのはじめまで、自分の手札に加える、コスト8以下のシールドカードすべてに、「S・トリガー」を与える。
▪️自分のシールドを1つブレイクする。その後、相手のシールドを1つブレイクする。

 ジェンドルが使用したアタック・チャンス呪文。光、闇、火の3つの文明を持つディスペクター、すなわち《連結》ディスペクターを対象にした呪文であり*1、後述の効果から実質《聖魔連結王 ドルファディロム》あるいは《聖魔連結王 バロディアス》専用のカードに仕上がっています。

 まず目を引くのが自身のコスト8以下のシールドにS・トリガーを付与する効果。《星龍の記憶》を彷彿とさせるものでこちらはコスト制限がかかっていますが、アタック・チャンスで能動的に発動出来るので使い方が大きく異なります。コスト制限もデッキのカードのほぼ全てをコスト8以下にしてしまえば問題になりません。シールドからトリガーを得たディスペクターが出てくればEXライフで防御を固めることが出来ますが、この呪文を唱えた後に追加されたシールドにはトリガー付与は適用されない*2ので注意が必要です。

 そして自身と相手のシールドを1枚ずつブレイクする効果によって暴発戦術が使えるのがまた強力。トリガーを最低1枚は発動させて確実にアドバンテージを稼げるので攻める場合にはかなりの爆発力を発揮します。相手のシールドが残り1枚の時にこの呪文を唱えれば実質ダイレクトアタックになる点も見逃せません。

 さらにこれを活かすことで、ドルファディロムをはじめとした連結ディスペクターの多くが持つ「EXライフシールドが離れた時に発動する能力」を能動的に使うことも出来ます。パラデスメタルのEXライフシールドを剥がせば相手クリーチャーをオールタップして確実に攻撃を通せる芸当も可能です。またEXライフシールドを消費した場合、当然耐性を失うことになるため除去に弱くなってしまう欠点もありますが、耐性がなくなることで革命チェンジなどの入れ替えにも使えるようになる利点もあるので一長一短。使用する際はデッキの構築とよく相談しておくべきでしょう。

 以上のことから連結ディスペクターで殴りかかる戦術を補助するのに最適な呪文と言えます。それ以外にもコスト6と比較的軽めであり相手のシールドもブレイク出来る点から、呪文ループで採用されそうな予感もありますね。どのような使い方がされるのか楽しみな1枚です。

 

 

  • 怪力美少女と黒い死神

  激闘の末ジェンドルに勝利し、アルカディアスを取り返したジョーですが、後半では白凰とデュエマしたいジョーに対し待ったをかける「黄昏ミミ」とモモキングの対決が繰り広げられていくように笑ってしまいました。最初は互いに岩や木を砕き合うだけだったのが、徐々にリアルファイトに発展していくのが中々に愉快です。あとデッキーがモモキングと互角にやり合うミミにドン引きする発言をしていましたが、ミミを知っている人からすればむしろ彼女と渡り合うモモキングの方に驚いてしまいますね。

 一方ドルファディロムから分離したバロムをちゃっかり手にしたゼーロJr.が「黒城凶死郎」とデュエマをしたことにも驚きましたね。新旧闇文明使い同士の対決ということでちょっと興奮しました。それだけに例によってデュエマシーン自体はダイジェストだったのが残念でしたね。せめてどんな会話をしたのかくらい見たかった・・・・・・しかしジュニアがバロムを手にしたということで、近いうちにバロムの力を得たスター進化クリーチャーが登場しそうな点も楽しみです。(個人的な予想としてはグーゴルプレックス辺りと合体しそう)

 そして白凰からアルカディアスを託され、彼とのデュエマでモモキングの新形態《アルカディア・モモキング》がお披露目されたのも印象的でした。ついに登場した「光文明のジョーカーズ」というのもあってかなり盛り上がりましたね。何よりレジェンドキャラから託されたカードで新たな力を得る・・・・・・そんな構図のおかげでテンションが上がります。そうそうこういうのが見たかったんだよ!という個人的な欲求を満たしてくれた、かなり満足度の高い回でしたね。もっと早くにこういう展開やってくれよと思わなくもない

 

 

 さて次回は久々となる現代でのストーリーになる模様。案の定光ジョーカーズが新たに創造されるようですが、それよりもピョンチキが未来から連れてきたという謎の男に注目してしまいます。というかこれどう見てもおっさんになったジョ(ry

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:このカードの条件を満たせるクリーチャーは《聖魔連結王 ドルファディロム》《聖魔連結王 バロディアス》《神龍連結 パラデスメタル》《魔帝連結 ガイゼキアール》が該当する。(2020年6月中旬現在)

*2:この点は星龍の記憶と同様である。