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ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第3話「守るべき場所」感想

たとえ造りものだとしても

もはや義務になりつつあるサンライズ立ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前回に引き続き「一つ目」たちから村を守るミッションを受けることにしたヒロトたちはあえて村に敵をおびき寄せつつ撃退するという作戦を提案。村に被害が及ぶことから当然村人からの反対意見も出てきますが、ヒロトが彼らのために村の被害を少しでも抑えようと考えていたことには驚きました。

 村人たちは感情豊かに話していても所詮はゲームのキャラクター、造りものにすぎない彼らに配慮することなどないと他のメンバーは考えていますが(パルはちょっと違うかもしれないけれど)、ヒロトは「イヴが好きだったこの世界を守りたい」という一心で村を守ろうとしており、おじいさんの大事な畑を常に意識しながら戦っている姿には好感を持てました。こういった冷たいように見えて実はかなりの人情家みたいなキャラクターは大好物なので、ヒロトのこういった不器用な優しさはもっと見てみたいと思います。(それはそれとしてお前はイヴちゃんのことばかり思い出していないでもうちょっと幼馴染のことを省みろ)

 

 

 またヒロト以外のビルドダイバーズ(仮)のメンバーのキャラクターがよくわかる回だったと思います。リーダー気取りのカザミは相変わらずの仕切り屋でヒロトの作戦を自分が立てたと言ったり『SEED』のセリフをカッコよく言って戦おうとしても実力が伴ってなかったりと相変わらずですが、パルをとっさに守ったときは少し見直しました。ウザイだけで悪い奴ではないことがよくわかります。(あとはこれでちゃんと強ければな……)

 一方常にクールでメンバー内でもかなりの実力者だという以外イマイチキャラが掴めませんでしたが、今回愛機のウォドムポッドを見て一つ目だと騒ぐ村人に「二つ目だ」と主張するシーンは彼女の機体への愛を垣間見れた気がしました。でもウォドムはどう見ても一つ目にしか見えないのですが、どこら辺に目があるのかは気になるところです。

 

 

  • 真紅の近接型

 今回村に侵入した敵を打ち倒すためにヒロトが起用した「マーズユニット」とコアガンダムがドッキングした新形態「マーズフォーガンダム」。汎用型のアースリィとは打って変わってガチガチの近接特化型のようで、高出力のパワーから繰り出される物理攻撃の数々には見てて惚れ惚れしました。特に大剣を手にしてからの変則型サンライズ立ちは最高にロボットアニメを見ている気分になれました。やはりロボット+長物=サンライズ立ちは鉄板ですね。しかしドッキング後のポーズは微妙にダサい

 またデザインカラーが「火星の赤」というのも結構好みです。元々赤色は大好きなんですが、そこに火星という要素を付け加えるのが火星国家赤い希望として最期まで戦い続けた悲劇の男を思い出すのでちょっと泣けてしまいます。「ゼハート……お前はあの日見た、遠い星の光だ……」

 

 

 さて次回は1話からずっと弱気なパルウィーズにスポットが当たるようです。彼が以前から言っていた「GBNを進めてきた兄」についての詳細も明かされそうなのでその辺りも含めて見逃せませんね。(ケモ耳要素といい、やはりシャフリさんなのかな……?)

 

 

 ではまた、次の機会に。