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2020年冬アニメ&特撮簡易感想 その8

 

牙狼ぴあ History Book (ぴあ MOOK)

牙狼ぴあ History Book (ぴあ MOOK)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2019/09/30
  • メディア: ムック
 

 

 

 牙狼TVシリーズ新作決定!!やったぁぁぁぁぁぁ!!

 去年公開された『月虹ノ旅人』から期間は開いたものの、こんなに早くに新作を見られる日が来るとは思ってもみませんでした。しかも『神ノ牙』以来のTVシリーズということでテンションが上がります。

 簡単なあらすじや設定を見たところVR世界で騎士になりきってプレイしていく」というまさかのゲーム世界の話で最初はこれは牙狼なのか?と困惑しましたが、これはこれで一周回って面白そうだなと感じました。というのも牙狼という作品自体”設定や縛りが多すぎて続編が非常に作りにくい”というイメージが個人的にあって作品を重ねるごとに少しずつマンネリ化が進んでいるように感じるので(ほぼ全ての作品において裏切り者の騎士や法師が発端となっている辺り話作りが本当に難しいんだろうな・・・・・・と感じます)、ここらで一発これまでのイメージをぶっ壊すような新作を作って新たな地平を開拓していくのは悪くない選択だと思います。『闇を照らす者』や『炎の刻印』のようなこれまでの牙狼のイメージに囚われない新機軸の作品も積極的に作ってきたからこそ、このシリーズはここまで続いてきたと考えているので新作も応援していきたいですね。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

群れなせ!シートン学園

 第5話「誰が勇敢であったか?-体育祭の話-

 これまでのギャグテイストと比べると普通にいい話でちょっと困惑・・・・・・したものの感動しました。すぐ死ぬことからみんなに迷惑をかけてばかりと感じていたミユビが努力を重ね、水泳で何度も溺れかけながらもみんなの声援を受けて泳ぎ切った瞬間は中々の名場面でした。

 その様子を仲間として最後まで見届けたジンのデレも珍しくて良かったですし、卑劣な手で仲間に手をかけてきたチンパンジーに怒るランカもカッコよかったです。特にランカが序盤からよく言っていた「違う種類の動物でも群れ(仲間)になれる」ということを仲間たちが証明し、ランカもボスとしてそれに応える一連の流れは素晴らしかったですね。

 

 

異世界かるてっと2

第4話「窮地!がくりょくてすと」

 実は小卒であるアインズ様が普段から自分を敬愛してくれる配下だけでなくターニャにまで過大評価されている辺り本当に大変だなぁ、と感じた回でした。奥の手で使った時間停止もアクア、ターニャ、スバルと耐性が付いている人物が多すぎてDIO様もびっくりな状況の中パンドラズ・アクターのおかしなテストのおかげで何とかテストを乗り越えるオチにはちょっと笑ってしまいました。

 一方リゼロ勢はスバルが「エミリアやレムと勉強した」という謎の記憶を話題に出すもののいつしたのか思い出せないという不穏なフラグを建ててました。少なくともアニメではそのような描写はなかった気がするので(※メタレドは原作は第三章の途中までしか読んでいません)この世界の根幹に関わる重大な内容ではないかと勘ぐってしまいますね。

 

 

ポケットモンスター

第11話「コハルとワンパチと、時々、ゲンガー」

 待望のコハル回。以前から何かとそっけない態度を見せていた彼女ですが、自分の夢に向かって一直線であるサトシやゴウとは対照的に自分が何をやりたいのか未だにわからず、ポケモンともどう向き合っていけばいいのか迷っている様子はセレナといった歴代ヒロインたちを彷彿とさせます。結局今回の時点では夢を見つけることは出来なかったのですが、ゲンガーの事件でワンパチに技の指示をしたことをきっかけに「本当にやりたいこと」を見つけ出せたらいいな、と見守ってあげたくなりました。

 また今回気になったのが研究所のメンバーの1人、レンジが出したコイルのニックネームが「フランソワーズ」であったことですね。名前に文字数制限があるゲームでは7文字のニックネームは再現出来ないので思わず「ウインぴょんの悲劇を忘れたのか!?」とツッコミたくなりました。(あちらは漫画ですが)

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第4話「望むぜ!地球!!」

 今なお語り継ぐべき名作『ウルトラマンサーガ』が久しぶりにTVで放送されました。ゼロが初めて地球に訪れた物語であると同時に、「うそーん」をはじめとして今回一体化したタイガ・ノゾムとの序盤のコントのようなやりとりを通じてコメディリリーフとしての魅力も出てきた重要な作品です。思えばゼロが今でも子どもたちから絶大な人気を得ているのはこういった親しみやすいギャグ描写を積極的にやってきたからだと感じますね。

 ストーリーは人類のほとんどがいなくなった地球で女性だけの防衛チーム「チームU」が残された子どもたちを守るためにバット星人に敢然と立ち向かっていく、という序盤からハードな展開で、チームUを演じるのがAKB48ということで本作が発表された当初は批判が凄まじかったのですが、まさかその批判を逆手にとった展開をしてくるとは当時思っていませんでしたね・・・・・・

 

 

 あと牙狼といえば気になるのがアニメ『VANISING LINE』の映画ですね。雷牙もようやく映画デビューを果たした今、現状ソードのみが映画化されていない主人公になってしまいました。しかし雷牙の映画も製作発表から5年という月日がかかったことを考えるとそうすぐには出来ないのかもしれません。少なくとも『月虹ノ旅人』自体は非常に面白くて”時間さえかければキチンといいものを作ってくれる”ということがわかったので気長に待っていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。