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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その27(雑記 2023.11.24)

 

 

 今回の雑記記事のメインは牙狼GARO。昨日解禁された新情報に興奮しつつ今回の内容を書くことと相成りました。以前も書きましたが、Yahoo!ブログ時代に積極的に書いていたのが牙狼だったので個人的にも思い入れが半端ではないです。そんな想いも込められており少々読みにくいかと思われますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

道外流牙の、新たな物語が始まる

 

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garo-project.jp

 

 というわけでまずは牙狼の新作情報から。先日の勤労感謝の日に配信された「“金狼”感謝の日」という牙狼シリーズ恒例のイベントにて、最新作『牙狼GARO> ハガネを継ぐ者』のPVと出演者についていよいよ解禁されました。流牙を主人公にした新たなストーリーへの期待もさることながら、本作から登場する新キャラの数々にも目を見張ることになりましたね。

 まずストーリーに関してですが、「クレアシティ」という新たな戦いの舞台に訪れた流牙が、「破滅の門」なる人間の陰我を強める厄介な代物の開門を阻止するために戦いを繰り広げる……というもの。その過程で若き魔戒騎士「白羽創磨(しらはね・そうま)」と出会い、彼との時にぶつかり合いながら接していく模様です。この創磨が中々に曲者らしくて、粗暴かつ誰からの助けも借りない無頼漢を気取る彼に流牙が手を焼く様子がPVから察せられます。しかし『闇を照らす者』の頃は未熟だった流牙が、ベテランの風格を手に入れて今度は若い騎士を導いていく役回りになるというのは何とも感慨深いものがありますね。創磨もここからどのような成長を遂げるのか、という期待が持てるキャラクターになるでしょうし、その辺りの師弟関係を描いてくれることに期待したいです。

 その他にも「コヨリ」と「ムツギ」といったそれぞれ役割が異なる女性魔戒法師、謎の失踪を遂げた魔戒騎士「ゴドウ」などの面々が物語を盛り上げてくれるとのこと。中でも個人的に注目しているのがゴドウで、失踪した騎士=裏切り者として再登場?とかを真っ先に考えてしまいました。(実際このシリーズは騎士や法師の裏切り者がめちゃくちゃ多いからなぁ……)加えてゴドウを演じる萩原聖人さんはかつて劇場アニメ『‐DIVINE FLAME‐』にてダリオ・モントーヤ/黒曜騎士ゼム(暗黒騎士ゼム)という裏切り者の騎士の声を担当していたので、余計に妄想を巡らせてしまいますね。そういった視聴者の予想を裏切り真っ当な騎士として描かれる可能性もあるので、どっちにしてもゴドウの登場にテンションが上がることになりそうです。

 

 

 登場人物以外で気になるのはやはり騎士やホラーたちのデザイン・アクション面ですね。特に注目したいのは上のポストからも見られる「ハガネ」の鎧。創磨が召喚して纏い戦う鎧で、上述の通り無名の騎士が着ることになるいわば「量産型の魔戒騎士」といったものです。かつて『MAKAISENKI』の終盤でモブ騎士たちがハガネを着て戦うシーンが見られましたが、CGではなく実写のスーツで登場するのは今回が初めてのことになるでしょう。

 何といってもハガネの簡素ながらも作り込まれたデザインがたまりません。ガロといった高名な騎士の鎧と比べると確かに地味ですが、それだけでは終わらない味わい深い意匠が多く見られます。口元のマスクは荒々しさを抑えたクールな印象を抱かせますし、武者の鎧を思わせるデザインがところどころに見られるのも面白いところ。カッコよさに関して言えば、ベクトルが違うだけでガロたちと見劣りすることはないと思います。加えてホラーも特殊メイクが多めのデザインになるようですし、このハガネとホラーが繰り広げる戦闘シーンが俄然楽しみになってきました。

 

 他にも流牙の相棒であるはずの莉杏が見えない点(何らかの形で説明してくれるのでしょうか)など気になることはいくつかあるものの、今回はここまで。改めて牙狼の新作が始まるという実感を覚え、高揚感が湧いてくる素敵な発表でしたね。これまで何度も書いたように流牙が好きな僕にとっても俄然楽しみになってきました。本作の放送が早くも待ちきれないです。

 

 

藤原ここあが遺した物語が今再び────

 

 

 かつてアニメ化された“いぬぼく”こと『妖狐×僕SS』の原作者である故・藤原ここあの著作かつて魔法少女と悪は敵対していた。のアニメ化情報が先日突然発表されました。この漫画は藤原氏の急逝によって絶筆となり、連載が終了してしまった未完の作品。そういうこともあって、そんな本作が今になってアニメ化されるという事実に衝撃を受けましたね。

 というのも僕にとっても本作は忘れらない1作で、ガンガンJOKER本誌にて連載を追っていた当時に上述の出来事を味わったショックは今でも忘れることが出来ません。いぬぼくの頃から藤原氏の作品はリアルタイムで読み進めていたので、あの人の作品がもう読めなくなった事実に唖然とするほかなかったです。そのため本作のアニメ化に対しても色々複雑な心境を抱いてしまいます。

※ここから先は少々ネガティブな話が続くので、苦手な方はブラウザバック推奨

 

 

 

 

 無論好きな作品の1つでもあるのでアニメ化自体は実に嬉しい話です。ただ原作漫画は2巻とちょっとくらいの尺しかない内容だと1クールアニメでは余るのではないか?残りはアニメオリジナルで終わらせるのではないか?といった疑問が浮かんできます。そしてそのアニオリであの藤原氏独特の空気を作り出せるのか……という不安が湧き上がってきて仕方ありません。作者が遺したプロットを元に作るとかであれば心配なさそうですが*1、どうしても気になってしまいます。

 とはいえこの“まほあく”ことかつて魔法少女と悪は敵対していた。がアニメで見られることには素直に喜びたいところ。本作の世界観に没入していたものの、急遽終わって放り出されたあの感覚から解放されるかもしれないというのはあまりにも魅力的な話です。あの頃失った青春を取り戻せる可能性に、今一度縋ってみたくなります。幸いアニメスタッフにはいぬぼくのアニメでも関わった方々もいらっしゃるようですし、ここまできたら好意的に受け止めて期待したいです。どのような形であれ、忘れ去られつつある藤原ここあ作品に再び息を吹き込んでくれることを待ち続ける所存です。そしてそのままいぬぼく2期とかリメイクをやってくださいお願いします!

 

 

どん兵衛のきつね、ゲットだぜ!?

 

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 最近どんぎつねさんという女性キャラ実写・アニメ問わずCMで出して宣伝してくる日清のどん兵衛。その新作として公開された今度のCMは、いつにも増して可愛らしいどんぎつねということで話題になりました。人気イラストレーターのさいとうなおき氏(デュエマを嗜む身としてはドラゴン娘を真っ先に思い浮かべますね)がデザインしたどんぎつねと、いつものメガネの男性の丸っこい絵柄にどこか癒されます。個人的にはクールを気取っているメガネ男子があまりにもキュートで、こちらに魅了されてしまいましたね。

 それはともかく今回のCMで注目すべきは声優さん。何とメガネ男子の方は松本梨香さんが演じているということで、最初にこの情報を聞いた時は仰天してしまいました。というのもアニポケことアニメ『ポケットモンスター』のかつての主役であるサトシを演じていた松本さんだというのに、初見では全く気付くことが出来なかったからですね。(言われてから聞くと確かに松本さんだ!とわかるので余計悔しいです)これは恐らく、普段声の高い少年を演じることの多い松本さんが声の低い演技をしているからこそ想像がつかなかったのかもしれません。とはいえ松本さんの演技の幅にも驚かされますし、何だかんだでわかってからは嬉しかったです。

 他にもどんぎつねを演じているのが真堂圭さんという情報にもびっくりさせられます。真堂さんは真堂さんでアニポケでリーリエ(現行シリーズではモリーを演じており、アニポケ以来の松本さんの共演であることにファンとしてはニヤリとさせられました。サトシとリーリエがどん兵衛を食べてる」という妄想だけでも面白いので、こういう小ネタを用意してくれたこと日清には少し感謝してしまいますね。何よりサトシが卒業しアニポケが新シリーズになってから、久しく聞かなくなった松本さんの声が再び聴けるちょっとした喜ばしい話でした。

 

 

絆を超えて配信決定!トランスフォーム!!

 

 

 現在放送中のアニメ『トランスフォーマー アーススパーク』の追加配信が決定。これまではYouTubeなど一部のチャンネル限定だった本作が、いよいよ他のサブスクでも見られるようになるとのことです。U-NEXTやドコモ・アニメストアバンダイチャンネル他と様々な配信サイトが対象になっているようで、個人的には加入しているDMMTVも対象に入っているのが嬉しいところ。(タカラトミーのアニメをバンダイのサブスクで配信することについては、デュエマアニメなどの前例もあるのでそこまでおかしくはないですね

 何といっても過去のエピソードを見返せるのが実に喜ばしいです。10月から始まったアーススパークは1話と2話を除きYouTubeなどで配信された最新話が1週間後には即削除されてしまうので、見逃してしまった場合結構悲惨なことになる可能性を孕んでいました。そのため何度でも見直せる手段を用意してくれたことには感謝しかありません。また今現在YouTubeのチャンネルでも放送された全話を期間限定で復活配信していますし、本作を積極的に宣伝しようとする気概が感じられます。

 本作・アーススパークはかつてあった戦争の後日談という話ながらも物語自体は実に堅実で面白いです。主人公である子どもとトランスフォーマーの友情と成長物語をメインに組み込んでいるほか、登場するトランスフォーマーがどれも個性豊かで魅力的。最新話で大暴れしたスインドルなんかは特に鮮烈で、ネット上でもここから一気に話題になっている感覚を覚えますね。設定に反して正統派なトランスフォーマーのアニメが帰ってきた!という喜びと共に、それが多くの人に見てもらえることへの興奮が味わえるのはファンとしてたまらない話です。この調子でアーススパークが人気となり、トランスフォーマー界隈全体がドンドン盛り上がっていってほしいところですね。

 

 

 様々な新作が待ち構えているここ最近。そういった情報に一喜一憂しながら日々を過ごすことになれてきた身としては、どうやって楽しみつくすかについて考えることが多くなったように感じます。期待だけでなく不安も抱えた作品に対する心構えにもなりますし、何より「楽しむ」という点は当ブログのタイトルと信条にぴったりと合致します。今後もそのように状況を楽しんでいくことこそ肝要である、としていきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。

 

*1:実際『イタズラなKiss』のように作者の急逝によって未完になったものの、遺されたプロットを元にアニメで続きを描いて完結させた例も存在する。