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ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第14話「めぐりあい、そして」感想

運命の出会いはそこに

視聴者よ、リライズは帰ってきた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 小さな導き手の物語

 前回完璧なラストから3か月、ついに『ビルドダイバーズRe:RISE』が帰ってきました。この時をどれほど待ちわびたか・・・・・・

 今回はヒロトたちをエルドラに導いてきたフレディが主役の物語。ヒロトたちがこの世界に来るまでに何があったのか、そして再び集結する瞬間までのエルドラの状況がフレディ視点で描かれました。これまで以上に克明に描写されていく村人たちの様子に「彼らも実際に生きている」ことを再認識しつつ、フレディが遺跡を何度か訪れている内にGBNの映像に繋がり、そこでビルドダイバーズを知ったということが判明して彼がヒロトたちのことをビルドダイバーズだと言った理由がようやくわかったときにはかなり腑に落ちました。(一方で創造主=ビルドダイバーズという説は合ってるかどうか怪しくなってきましたね)フレディが見たGBNの光景はまさに”戦い”そのもので、ビルドダイバーズはその中でも”ヒーロー”に映ったのでしょう。特にリクとサラが抱き合う前作の名シーンを見て号泣しているフレディの様子は当時このシーンを見て感動していたかつての自分自身を見ているようで、個人的に余計にそう感じてしまいます。そう考えると突然自分の助けに応じてくれたヒロトたちのことをビルドダイバーズと認識するのも無理はないかと思います。

 そうして彼らと出会い、行動してきたフレディの成長を感じられたのが今回特に良いと思った点ですね。当初は画面の中のヒーローが助けに来てくれたくらいの感覚で喜んでいた彼ですが*1、自分たちを守ってくれるヒーローたちがいなくなって絶望に打ちひしがれた中、それでも諦めずに彼らに助けを求めようとボロボロに崩れた遺跡を少しずつ片付けていく姿を見ているとフレディもヒーローの活躍を見ているだけではなく、自分なりに戦おうと決意したのだと感じました。彼もまた、ある意味で絶望から再起(リライズ)したのかもしれませんね。

 

 

  • 気になることばかりの新OP

 本編についてはここまでにして、次はOP映像について語りたいと思います。曲自体もカッコよくて非常に印象が残るのですが、それ以上に圧倒的な密度とスピードで流れてくる映像の数々には困惑しました。何度か見返している内に気になった点を箇条書きにしていくと・・・・・・

 

  • メイとイヴを掌に収めるサラのイメージからしてサラ再登場フラグ?
  • やっぱりパルとシャフリさんは兄弟だったか
  • ヒナタとシドー・マサキの姉がここに来て関わってくるのだろうか
  • カザミの決意した表情・・・・・・今度こそヒーローになれるか
  • 敵側のコアガンダムの異形っぷりが素敵
  • 謎のガンダムTRYAGEマグナム・・・・・・パイロットは一体何ジョウ・何ヤさんなんだ・・・・・・!?
  • コアガンダムの歴代アーマーを映し出しからの最終形態と思しきシルエットをチラ見せ

 

 といった感じに約1分半の映像にこれからの展開を予想させる映像がこれでもかと詰め込まれていて、かなり引き込まれました。個人的に特に気になったのはラストに見えたコアガンダムの最終形態についてですね。これまで太陽系の惑星から名前を取ってきたヒロトが最終的にどのような機体を作り出すのか・・・・・・残った惑星の名前から何を使うのか、と色々と興味が湧いてきます。既にネット上の一部で騒がれているように太陽そのものから名前を取って「サンライズガンダム」が出てきたりしたら非常にテンションが上がるのですが、予想はほどほどにしておいて物語を追うことにも集中していきたいと思います。

 

 

 ともあれ久しぶりのビルドダイバーズリライズは戦闘などもなく盛り上がりに欠けていたものの、絶望的な状況から諦めずにヒロトたちに声を届けたフレディの活躍が光る回でした。次回から本格的にヒロトたちの活躍が見られそうなので非常に楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。

*1:ある意味では「ゲームだと思っていたら実際の戦いだった」ことを認識した前回のヒロトたちと似ています。