先日、TUTAYAにて『劇場版 ONE PIECE STMPEDE』をレンタルして視聴しました。アニメ20周年記念作と銘打っているだけあって非常に気合の入った内容で、敵味方入り乱れたオールスターで若干ゴチャゴチャしているもののそれでも1つの作品としてキチンとまとまっている素晴らしいお祭り作品でした。
中でも印象に残ったのがウソップの活躍。中盤自身の力不足を嘆く様子はウォーターセブンでの一件を思い出しますが、彼が残した的確なアシストが最後の決戦でルフィの勝利に貢献するシーンは何も出来なかったあの頃のリベンジを果たせたように感じて感動しました。他にも海賊王のお宝の正体や奇跡の共同戦線、そしてラストの”あの2人の共演”など、見どころが満載で非常に楽しめましたね。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
GARO -VERSUS ROAD-
第2話「SAVE」
今回は「天羽涼介(アモウ・リョウスケ)」と「奏風大(カナタ・ダイ)」の2人が主軸の話。ゲームとはいえ相手の命を奪えるかどうか、を問われた中、世那は最後の最後で踏みとどまり、一方ゲームに参加する以前から喧嘩に明け暮れていた涼介たちは容赦なく手を下す、という対比な中々に興味深かったです。後で助けに行けたとはいえホラーに襲われそうになった数人を一度見捨てなければならないなど世那にとって辛い経験になり、この手の”デスゲームにおける善人の生きづらさ”を感じさせてくれます。
陰鬱な展開が続く中、前回は置物と化していた牙狼がホラーを斬るシーンは少なからず興奮しました。サイバー感溢れるデザイン故に違和感があるものの、動くとカッコよく感じるのは流石牙狼と言ったところ。しかしラストの陰我らしきものを牙狼に取り込ませる描写にはゾッとしましたね。これまで牙狼の鎧そのものに細工をしようとしてくる敵はいなかったのでかつてない危機感を覚えます。
ゾイドワイルド ZERO
第26話「消えたオメガレックス」
なんかやたらと濃い回だったな・・・・・・オメガレックスに対抗するためにジェノスピノ復活を提案するシェリー大佐や新ゾイド「ソニックバード」のパイロットがまさかの18話で登場したジェイクだったなど、様々な展開が目白押しで目が離せませんでした。着々と戦力を整えていく共和国軍がさらにジェノスピノという凶悪な兵器を従えようとしている状況が吉と出るか凶と出るか、不穏な何かを感じてしまいます。
またランド博士が苦しみだしたと思ったら突然若返るというラストには驚かされました。若返った原因も知りたいところですが、研究者である博士が若返る展開にどういった意味があるのか非常に気になります。まさか博士自身がオメガレックスに乗るのではあるまいな・・・・・・?
遊☆戯☆王SEVENS
第2話「悪魔を飼う男」
今回本作のライバルキャラである「ルーク」と遊我のデュエルが描かれましたが、前回の時点で割と愉快なキャラだったルークが自信家で若干中二病が入っていることがわかって面白かったです。一方で大人相手にデュエルして腕をみがく努力家な一面から好印象を抱きます。ラッシュデュエルを広めるかどうかで遊我と対立するものの、何だかんだで意気投合する様子は見ていて安心出来ますね。(今作は主要人物がみんな仲が良さそうなのが個人的に好きです)
そしてラストに街を管理するゴーハ社の社長が登場しましたが、変な仮面を着けているうえにひたすら「フッフッフ・・・・・・」と笑うだけの姿はインパクト抜群でした。ホント遊戯王の社長って変なのしかいないな・・・・・・
ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED
ビヨンド学園の授業でペガがリクたちのことを作文で発表するという体で始まったジード総集編。朝倉リクがどうやってウルトラマンジードになったのか、ゼロがどのような経緯で伊賀栗レイトと一体化したのかといった物語の序盤をわかりやすくまとめているので非常に見やすい印象でした。アクションも話数の順番を変えているものの盛り上がりどころをキチンと残していて良かったです。
そして今回何より驚いたのがレイトさんのサプライズ出演!事前の告知といったものが全くなかった分本当にビックリしました。当時と変わらぬレイトさんの演技に終盤テンションが上がりっぱなしでしたね。
自粛や三密といったものが呼びかけられて社会全体で暗いムードが続く中、アニメなどで明るい気分を取り戻すことの重要性を改めて感じます。こういった世の中だからこそ、楽しい作品や自分の好きなものから生きていくための活力を貰っていきたいですね。
ではまた、次の機会に。