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2020年春アニメ&特撮簡易感想 その5

 

 

 つい最近デュエプレ第3弾が発表され、収録カードが毎日のように次々と公開されていますが、僕が個人的に気になっているのは≪無双竜機 ドルザーク≫。その昔公開されたデュエマの劇場版『闇の城の魔龍凰(カース・オブ・ザ・デスフェニックス)』の入場者特典として初登場したこのカードは当時からそこそこ評価が高いカードでした。当時幼かった僕は家族にお願いして映画に連れて行ってもらい、そこで受け取ったこのドルザークに惚れ惚れし、「こんな強くてカッコいいカードが映画を見に来るだけで貰えるなんて・・・・・・」と感動しながらすぐにデッキに入れて遊んだものです。多くの人にとって無双竜機というワードはボルバルザークの方を連想させるものかもしれませんが、僕にとってはドルザークがそれにあてはまります。

 それだけにデュエプレの方でも収録が決定した際には本当に嬉しかったです。しかもアタックトリガーの付与の対象にこのカード自身が入っているなど地味に強化されているのも素晴らしい点。第3弾が実装されたら真っ先に手に入れておきたいカードですね。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

GARO -VERSUS ROAD-

第3話「ITEM」

 冒頭で最初のゲーム終了後、様々な人物の成功が描かれましたが、それがゲームに引きずり込むための運営側の罠なのかそれとも単なる偶然なのかはっきりしない辺りが非常に不気味に思えました。どちらにせよ多くの参加者がよりゲームに積極的に参加するようになったことに関してゲームだと思っている人間たちの心理が感じ取れます。

 また今回敢えてゲームに参加しなかった者やログアウトの選択肢を出されてそちらを希望する者が現れましたが、劇中で翔李が言及していたように不自然な念押しなどどこか引っかかりました。ゲームから脱落した人物がその後どうなったのか現状全く判明していない分不参加を選んだ人々の安否が気になって仕方ありません。

 2回戦のゲームでは参加者の選んだ武器がナイフやハンマー、鉄パイプといった物騒なものばかりでゲームの雰囲気と相まって非常に殺伐としたものを感じます。一方で世那だけ魔戒剣のような剣を出したのが異質すぎて彼だけ何かあるのではないかと勘ぐってしまいますね。

 

 

ゾイドワイルド ZERO

第27話「暗闇の決戦!ドライパンサー対ガトリングフォックス」

 メルビルの過去と衝撃の出自が明らかになった回。帝国の皇族に「ゾイドを操る能力」があるということにも驚きましたが、メルビルがその血と力を持つが故にランド博士に引き取られたという事実は彼女の気持ちを考えると非常に可哀想だと思いました。初登場からロクな活躍がないままひたすら不憫な目に遭い続けるメルビルの明日はどっちだ。

 戦闘では奇しくもメルビルと同じように初登場からいいところがなかったドライパンサーが主役のようなものでした。ガトリングフォックスとの因縁の対決に敗れはしたものの、隠密を得意とする機体らしく暗闇から多くの相手を撃破し、フォックスとバーンを翻弄する姿はこれまでの不遇さを払拭するだけのものがありました。メルビルとパンサーの両者は、どこで差がついてしまったのか・・・・・・

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第3話「ロミンの秘密」

 「私にもデュエル、始められるかな?」回。尊敬する人から貰ったカードを肌身離さず持っているけど自分にデュエルが出来るのかと始められずにいたロミンが今回のデュエルを通じてその楽しさを知るエピソードとなりました。彼女のようなデュエルを複雑そうと敬遠する人たちにとって簡単ですぐに爽快感を得られるラッシュデュエルの敷居の低さはまさに理想的なんだろうと思います。現実のラッシュデュエルがそういった新規プレイヤー獲得のために作られたと考えると、今回は販促アニメとして非常に理想的だったと言えるでしょう。

 遊我も多くの人に楽しんでほしいからと積極的に誘う様子は子どもらしくて微笑ましかったです。それでいて前回に続いて負けてしまうのかと思いきや逆転勝利を決める様子は主人公らしくてカッコよかったですし、相手のエースに自分のエースの一撃で決着をつけるエンターティナ―精神も好感が持てました。

 

 

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

第15話「理解しあって仲間になるぜ!」

 前回に引き続きジードの総集編。ジードクロー初使用までがまとめられましたが、個人的に注目したいのはアクロスマッシャー。「襖ッシャー」などと当時ネタにされましたがそれを抜きにしてもコスモスの拳法要素を引き継いだスタイリッシュな戦闘スタイルは本当に惚れ惚れします。(怪獣を倒さず鎮めたアクロスマッシャーを見たゼロが「らしいな」と言うのも個人的なここすきポイント)

 またリクとレイトさんの入れ替わり回は脚本家の妙を感じるエピソードとして非常に印象に残っています。この回でやたらと多いリクの独白の中でも「体力の限界はきてもカラータイマーは鳴らない」は特にセンスが冴えわたっています。

 ビヨンド学園パートではセミカの体調の悪さに心配になりましたが「ルナミラクル保健室」というワードのせいでそういった感情が一気に吹き飛ばされてしまいました。またリクが「なんでもない日常を当たり前のように過ごせること」のありがたさを語っていましたが、今の世の中を考えると非常に身に沁みる言葉ですね・・・・・・

 

 

 さてデュエプレでは第3弾にどのようなカードが収録されるか話題になっていますが、同時に何故か一部の間で無双竜機 ボルバルザーク≫が収録されるのではないか?と噂になっています。それはないだろうと笑い飛ばしたいところですがありえそうなのが怖いです。出すとしても流石にそのままの性能だったら海外デュエマの二の舞になりかねないので何かしらのナーフがされるのでしょうが、それでも大暴れしそうなだけのパワーがありそうで不安になります。(リーフやバジュラが出た後も一強になっていない現状からして上手いこと調整してくれるだろうと信じたいです)この記事を投稿した時間には始まっているであろう生放送で明らかになると思うので確認しておきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。