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2020年秋アニメ簡易感想 その23

 

 

 

 スーパー戦隊第45作目『機界戦隊ゼンカイジャー』2021年3月スタート!

 ということで45作品目という記念すべき戦隊の情報が遂に発表。何と「人間1人にロボット4体のチーム」という異色の組み合わせの戦隊で驚愕しました。主役以外のメンバーが非人間というのは『ジュウオウジャー』でもありましたが、まさかの俳優すら立てない着ぐるみのロボで固めたのは戦隊史上初です。(メンバーの大半がロボットの特撮チームというと個人的に『ウインスペクター』を思い出しますね)情報を最初に見た時は困惑の方が強かったですが、こういった挑戦的なスタイルは非常に好みなのですぐに気に入りました。

 また戦隊メンバーのデザインが過去作品をオマージュしているのも面白いですね。主役の「ゼンカイザー」はアカレンジャーにビッグワンの配色テイストを加えたようなデザインが実に新鮮。他のロボたちも過去作品のロボがモチーフらしくてすぐに思い起こせるのが素敵です。果たしてどうなっていくのかまだわかりませんが、ひとまずはこの期待感を胸に抱きつつ応援したいと思います。

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※今週の『ポケットモンスター』はお休みだったため感想はありません。また『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』第5話は個別感想で書く予定です。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

ひぐらしのなく頃に

第11話「祟騙し編 其の四」

 前回以上に皆殺し編そのままだった今回。前回のラストで意味深なカットがあった大石も今回特に何もせず(何か圭一に対して一目置いているっぽいんですが何故なんでしょうか?)公由の村長やお魎さんと話を付けて順調に進んでいきちょっと拍子抜けしました。皆殺し編ならあとは沙都子次第、というところなんですが、今回沙都子どころか鉄平すら出てこなかったのが不穏すぎる・・・・・・次回どんなどんでん返しが待っているのかと戦々恐々してしまいます。

 しかし皆殺し編と同じように口八丁で状況を打破していく圭一は非常にカッコよかったですね。意気消沈する仲間たちを奮い立たせ、動けずにいる大人たちを納得させていく様子は「口先の魔術師」の面目躍如といったところ。鬼婆ことお魎さん相手に一歩も引かず「婆さんの頭を勝ち割って魅音を当主にする」と啖呵を切るシーンは惚れ惚れしました。当のお魎さんをはじめとして園崎家の女性全員が彼にメロメロになるのも頷けます。

 

 

呪術廻戦

第12話「いつかの君へ」

 エグい、エグすぎるよこんなの・・・・・・冒頭いきなり悠仁と順平と戦ってどうにか歩み寄れそうな雰囲気を出してからのこれはあまりにも無慈悲。順平と和解出来ずともライバルキャラになるのではないかという個人的な予想を大きく裏切る救いのなさにげんなりしてしまいます。

 特に嘲笑う真人と宿儺がエグさを加速させましたね。劇中で悠仁が言っていたように呪いはどこまでいっても呪い、人と分かり合うことなんて出来ないことを端的に表していました。宿儺とは何だかんだでいいコンビになっていくのだろうかとか考えていたのですが、今回の件でそんな可能性は万に一つもないことを突きつけられたかのような気分です。(それそれとしてじゅじゅさんぽで黒髭危機一髪やってるチビ呪霊たちは可愛かったですね)

 悠仁も普段の朗らかさが消え失せ、真人に対して明確な殺意を抱くシーンには興奮する一方で可哀想に思えました。どんなに自分が傷ついても省みず、ただ目の前の敵を殺すことにのみ意識を向けている様子は中々に痛々しかったです。

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第29話「ギャリアン大地を掘る」

 初っ端から陸の孤島と化した合宿場をよそに会長の黒子の1人「蘭世(らんぜ)」ちゃんのデュエルが始まってびっくり。しかも彼女が遊我のことを無自覚のまま意識していることがわかってさらにびっくりしました。これまで会長の隣にいる人くらいの認識でしかなかった彼女がここにきてこんな濃いキャラ付けをされるとは意外です。弟の凛之介も姉に振り回される苦労人ポジションとしてこれから出番が増えそうですし楽しみですね。

 一方今回の対戦相手だった「田崎ギャリアン(たざき・ギャリアン)」は小学6年生でありながら見た目と言動が完全におっさんでこれまたアクが強い。自分のことを「老兵」、他人のことを「若造」呼ばわりするその精神性は本当に小6なのか疑問が止まりません。彼が所属するゴーハ第6小はデュエルの伝統のためにラッシュデュエルを潰そうとしているようですが具体的に何をするつもりなのか気になるところ。また彼に敗れて軍門に下ることになった蘭世ちゃんたちの運命や如何に。

 

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

第12話「ふたりのライデイン

 ヒュンケルへのリベンジが始まった今回。今時珍しい直球な修業パートを挟みつつ力を合わせて強敵を攻略しようとするダイとポップが描かれました。魔法が効かない相手を如何にして倒すか作戦を練り、直情的なダイを導いていくポップの成長ぶりに感動を覚えます。不死騎団の本拠地に乗り込むときの軽い雑談といい、2人がコンビとしてしっかりまとまってきているのがよくわかるのがまた素晴らしかったです。

 一方ヒュンケル側はハドラーに圧迫面接されたりマァムに憐れみを覚えられたりと様々なイベントの中で情緒が不安定になっている様子が印象的。本来のクールな姿とはかけ離れた激情を見せるシーンが多かったですね。復讐に全霊をかけているものの、それを行為にわずかながらの疑問を抱いているからこそ内心迷っているのかもしれません。ダイたちとの戦いを経てその恩讐から解放されるのは近い・・・・・・

 

 

憂国のモリアーティ

第11話「二人の探偵 第二幕」

 前回発生した事件は思った以上に突発的な犯行によるものでちょっと拍子抜け。トリックや犯人の動機もわかってしまえば簡単なものでしたが、ウィリアムとホームズの軽快なやり取りと推理のおかげで退屈は全くしなかったです。次々と謎を解いては周りに「こんなのもわからないの?」みたいな表情をする2人とそれに振り回されるレストレード警部のシーンは特に面白かったです。総じて2人に引っ張られていく周囲の人物たちの反応が見ていて楽しいですね。

 事件解決に関してはウィリアムの策の方が一歩上手でしたが、当人は驕り高ぶることなくむしろ正道を進むホームズを高く評価している姿が好印象。(兄に興味を抱かせるホームズにわかりやすいくらいの敵意と嫉妬を抱くルイスが可愛い)それだけに相手を侮らない彼の悪役としての強敵ぶりが窺い知れます。ホームズが彼に勝てるのでしょうか。

 そんなことを考えている内に本作が分割2クールだということを知って驚きました。3か月待たされるのは辛いと言えば辛いのですが、作品のクオリティを保つためには必要なことであることは理解しています。まぁ何だかんだで2クール目も見られると思うと嬉しくなりますね。ラストにシャーロック・ホームズの兄「マイクロフト・ホームズ卿」も出てきて興奮しましたし続きが楽しみです!

 

 

 上記の通り戦隊が新展開を迎えて盛り上がる中、仮面ライダーの方はどんなことになっているのかというと・・・・・・・・・・・・

 

 

 7人のジオウって何?????『ジオウ』と『ディケイド』の新作が見られることに喜びを感じる一方であまりのパワーワードに圧倒されます。ソウゴが複数人出てくるらしいんでそれらを演じ分けなければならない奥野くん大変だな~と心配しつつ、続報に期待したいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。