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2021年冬アニメ簡易感想 その10

 

 


映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』特報

 

 「純烈」の4人がヒーローになって戦う特撮映画スーパー戦闘 純烈ジャーが今秋公開される模様。純烈といえば最近紅白出場といった話題が多く絶賛売り出し中のグループですが、まさかのヒーロー映画化にはびっくりでした。リーダーの酒井一圭(さかい・かずよし)をはじめとしてメンバーのほとんどが東映特撮経験者ということもあって当時の彼らを知る身としてはどこか懐かしい気分になります。

 しかも映画自体東映が制作するということもあってそこそこカッコいいスーツやどこかで見た覚えがある採石場など見た感じやたら気合が入っているのも楽しいです。普段特撮を見ない純烈のファンをターゲットにした作品なんでしょうが、特撮ファンが見ても十分に面白そうな予感がします。公開したら是非観にいきたいですね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

Dr.STONE(2期)

第3話「死者からの電話」

 前回のラストで再会を果たした千空と大樹たちの作戦会議からスタート。詳しい内容を伝えてこなくても千空を信じ、かといって妄信するでもなく「その方法で血が流れないのか」を問いただす大樹との信頼関係が心地いいです。見張り役の「ニッキー」を説得するために体を張るシーンなどを見ていると「そうそう大樹ってこういう奴だよな」といった風に懐かしい気分になってきます。

 そしてリリアンガチ勢のニッキーを仲間に引き入れるまでの駆け引きは非常に面白かったです。あちらの質問に的確に答えようと四苦八苦する様子など全く動いていないながら緊迫感がありました。そしてニッキーが仲間になる瞬間の気持ちよさも素晴らしい。「リリアンが遺した最後の歌を絶対に守る」という誠実さを見せた千空もカッコよかったです。

 

 

ゆるキャン△ SEASON2

第4話「バイトのお金で何を買う?」

 冬休みを終え、久々の活動となった野クルメンバーのシーンから始まった今回。やはりこの3人が仲良くワチャワチャしている様子は安心感が違います。お土産を交換したり先生に配ったりするなど優しいやり取りが続き、これだけで顔がほころんでしまいます。

 またなでしこが新しいバイト探しに苦戦したり姉にカイロをプレゼントしたりする後半もほっこりしました。バイトで稼いだお金を家族への労いに使うというのはありふれたことながら大切なことなんだなぁ・・・・・・とちょっと感傷に浸ってしまいます。またこれまでみんなで楽しくキャンプをしていたなでしこがソロキャンにも興味を抱く様になるシーンが印象的でした。彼女がどんなソロキャンを目指すのか興味が湧いてきますね。

 

 

天地創造デザイン部

第4話「案件4」

 今回は以前から存在感が強い金森メインの内容でしたが、神様(クライアント)の要望もとい無茶ぶりがまたもや炸裂して早くも何とも言えない気持ちになりました。自由とは名ばかりの丸投げに悪戦苦闘する金森の姿に笑いながらも気の毒に感じずにはいられませんでした。神様のダメ出しも「何か違う」みたいな中身のないものばかりなのがまた可哀想です。(それでも下田に当たらない辺りが素敵ですねこの人)中盤の水島との共同作業(?)でそれぞれ世界最小の鳥「ハチドリ」と世界最大の鳥「ダチョウ」が生まれるのも良かったですね。

 後半のパンダ誕生エピソードはシマウマなどのしましまを経るだけでなく、コアラなど過去エピソードで作られた動物のアイデアも拝借して生まれていく過程が面白かったです。パンダのしましまにハエを寄せ付けなくする効果があると知れたのも嬉しかったところ。しかしヒトデと混ざってドンドン増殖していくパンダは中々にシュールでした。そしてラストに地獄に行くことになった上田さんの運命や如何に。

 

 

ひぐらしのなく頃に

第17話「猫騙し編 其の四」

 やっぱり沙都子が黒幕かよ!?とラスト数分で全て持っていかれた回でした。沙都子がかつての梨花と同じ目を見せて銃を構える瞬間は見ていて鳥肌が立ちました。ネット上で散々予想されていた「沙都子も記憶を保持しているのではないか」という説が見事に的中したので驚きを隠せません。1話のプレゼントがまさかの伏線になったのも意外です。

 問題はこれまで裏で糸を引いていたのは沙都子本人なのか、という点ですね。沙都子が自身の意思で惨劇を引き起こしていたらと思うとゾッとする一方、もしそうなら彼女の目的は何か?という疑問が残ります。やはり梨花を雛見沢に留まらせるつもりなんでしょうか。個人的にはやはり上位存在が背後に存在している考えを主張したいところです。

 また沙都子関連以外にも鷹野たちのシーンも印象的でした。特に涙を流して梨花に謝罪する鷹野の姿はあまりにも予想外すぎて最初呆気に取られましたね。梨花が本編で言及していたようにあの鷹野にどんな心境の変化があったのか気になります。そんな彼女を支える富竹がやたら頼もしいのも記憶に残りました。また小此木ら山犬舞台や入江診療所の地下、雛見沢症候群の情報が説明なくドッと押し寄せてきてシリーズ初見の人はわけがわからなかっただろうな~とか思ったり思わなかったりしてちょっと笑ってしまいました。

 

 

呪術廻戦

第16話「京都姉妹校交流会-団体戦②-」

 パンダ先輩カッケえなぁ・・・・・・となった回。これまで全く説明されなかった出自がようやく明かされましたが、学長が実質生みの親だったことにちょっと驚きました。またゴリラモードになるなど他の動物モードにチェンジするという戦闘スタイルが子供心に刺さります。(それでいて核の位置をブラフに使うなど頭がキレるのもすごい)複数の動物の特性を持っているとかそれなんて仮面ライダーオーz(ry

 一方メカ丸の正体も判明し、彼の壮絶な素性がわかったのも収穫でした。ちょっと卑屈ながら理解者を求めているあざとい内面あとチョロいが判明したのも面白かったですね。呪術師要素どこだよ!?と言いたくなる異質な両者の戦いもやたら動いていて迫力がありました。こういう戦闘シーン本当に好きです。

 

 

ポケットモンスター

第53話「伝説ゲット!?水の守護神スイクンを探せ!!」

 ゴウの「全てのポケモンをゲットする」という夢のために避けては通れぬ問題である「伝説のポケモン」の扱いについてようやく触れられた回。いきなりスイクンをゲットしたことには驚きましたが、そこから少しずつスイクンの事情を知って歩み寄っていく様子が丁寧に描かれていて感心しました。野生の内に親交を深めてからゲットするサトシとは対照的に、ゲットしてからお互いのことを知っていくゴウのスタイルを上手く扱っていたと感じます。一度放された後、ゴウのことを認めたかのように自らボールに入るスイクンのシーンは目に焼き付きました。

 そしてゲットした後にスイクンが風の如く姿を消すオチも良かったですね。今後のゴウの手持ちのパワーバランスに影響を与えることなく、いざという時に助けに来てくれるポジションに置いたのは良い落としどころだと思います。サトシとってのリザードンのような存在になったゴウのスイクン、この先の再登場に胸が高鳴ります。

 

 

 純烈といえば銭湯推しのアイドルという点ですが、それを見る度にここ最近銭湯、もしくは温泉に入っていないことに気付いてしまいちょっと落ち込んでしまう今日この頃。このご時世不特定多数が行き来する場所に裸で入るのはかなりリスクが高いですが、久々に大きな湯船に浸かってみたい、とも思ってしまいますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。