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2021年春アニメ簡易感想 その12

 

 

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 先日デュエチューブにて「視聴者が選ぶ歴代人気カードランキング」なる動画が公開されました。以前YouTube上で作られた投票ページのリンクから自分の好きなカードを投票する企画から少し時間が経ち、ようやく集計結果が出たようです。(ちなみに僕は幼い頃に購入した構築済みデッキに入っていた《ダブルソード・レッド・ドラゴン》に投票しました)デッドマンらが結果の予想などをしていましたが、その結果は・・・・・・

 

  1. 超戦龍覇 モルトNEXT
  2. 蒼き団長 ドギラゴン剣
  3. 燃える革命 ドギラゴン
  4. 轟く侵略 レッドゾーン
  5. 勝利宣言 鬼丸「覇」
  6. 悪魔神ドルバロム
  7. 暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」
  8. ボルシャック・ドギラゴン
  9. 二刀龍覇 グレンモルト「王」
  10. 熱血星龍 ガイギンガ

 

 またザガーンがランクインしてる・・・・・・デュエプレのランキングに続いてまたもや姿を現したザガーンのインパクトに真っ先にやられてしまいました。しかも今回はそこそこロマン溢れているツインパクト版が選ばれているというのもネタ度が高いです。しかしデュエプレの時は流石にネタ投票だろうと感想を抱いていましたが、今回もランクインしたことを考えるとその人気は本物なんだろうな、と確信しました。

 

 ネタ的な考察もどきはここまでにしておいて、トップ10全体を見てみてまず驚くのはドラゴンサーガ~革命ファイナルの時期のカードで上位が固められている点ですね。さらに言えば鬼丸「覇」まで加えてほとんどが勝太時代のカードという事実は非常に興味深いです。(そんな中で勝舞時代からのランクインを果たしたドルバロムも恐るべし)

 端的に言ってしまえば今回の投票をした人たち、もっと言えばインターネットを活用しているメイン層が基本的に勝太編の時代からデュエマに入った人たちだからでしょうね。恐らくは小・中学生時代に勝太が主人公の頃のデュエマに触れた人たちがほとんどではないかと思います。そういった背景があってアニメや漫画で活躍し、環境でも実績を残しているモルトやドギラゴンらが上位を占めているのでしょう。

 この結果を見て思ったことはやはりデュエマのメイン層も世代交代しつつある、でしょうか。かつてはデュエマと言えば切札勝舞が主人公だった時代、それを知っている世代から切札勝太を推す世代がデュエマを牽引するようになったことを考えるとどこか寂しいような、嬉しいような複雑な気分を覚えます。しかし勝太が登場したばかりの頃、勝舞と比べられて批判されていたことを考えるとみんなに認められたことが素直に喜ばしく感じられますね。

 そして今現在主人公として活躍しているジョーもいつの日か同じように選ばれるだろうと考えてします。今回のランキングではジョー編のカードは残念ながら1枚も入りませんでしたが、この先もデュエマが続いていきまた投票が行われればジョニーやジョラゴン、モモキングたちがランクインすることでしょう。今現在ジョーを推している身としてもその時が来るのを楽しみにしながら、ひとまずは今回のランキングで選ばれたカードたちに拍手を送りたいと思います。おめでとうみんな!

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

憂国のモリアーティ

第17話「スコットランドヤード狂想曲」

 前回でジャック・ザ・リッパー事件は解決した、かと思ったらそこからさらに続いてちょっとびっくり。今回はスコットランドヤードの冤罪事件を解決するために犯罪卿一味が動く内容でしたが、基本的にボンド無双でしたね。待ち合わせ場所に車で来るなど目立つ行動を取る一方で、いざヤードに潜入すると上手いこと変装して証拠を上手いこと奪取するその手腕には舌を巻きました。

 さらに薄々モリアーティと繋がっているのだろうと思っていたパターソンが本当に内通者だったことも驚きです。今回の件でパターソンがCIDの主任になったことでモリアーティの戦力がさらに強固になったオチにも戦慄を覚えます。

 他にはレストレードの活躍が光っていました。市民を守るため、上司にも果敢に立ち向かう姿は非常にカッコよかったです。ホームズやパターソンからもある意味で信頼されていることがわかる描写も挟まれてしましたし、善良故に慕われる人物であることを改めて実感しましたね。

 

 

ドラゴン、家を買う。

第6話「ドラゴン、緊急事態。」

 冒頭のサブタイ変更芸には笑った。諸々の経費でお金が無くなったのでバイトするという、いつかやるだろうとは思っていたエピソードが来ました。(むしろここまでよく持った方だなとも思います)肝心のバイトはドラゴン以外でも出来そうなものからドラゴンだからこそのものまで幅広く登場したので見ていて楽しかったです。個人的には新しい魔術のモニター、というか実験台にされる仕事がツボにはまりましたね。

 後半はついにディアリアの過去が判明。以前から一部の者に魔王と呼ばれていたことが気になっていましたが、福引感覚で魔王にさせられた回想シーンには爆笑してしまいました。お飾りに過ぎない魔王の座にいやいや就くことになって可哀想に、と最初は同情しましたが、魔王城のトラップで側近のモンスターたちを図らずも翻弄する流れもあってすぐさま前言撤回。昔から周りを振り回す性分であることがよくわかる過去回想でした。

 

 

戦闘員、派遣します!

第6話「戦闘員、派遣します!」

 完全にヒーローじゃん、もう悪の戦闘員どころではないじゃん、と思わずにはいられなかった回。前回に引き続き六号の人の良さが垣間見えた回でしたが、今回はさらにヘタレな部分などもあって見ていて楽しかったです。基本的に悪ぶっていなければ人助けも出来ない、優しい臆病者なんだと感じました。キスもおさわりも出来ずに咄嗟にパンツずり下ろしをしてしまう根性の無さは一周回って面白いです。それでいて戦闘では決めるべき場面で活躍してくれたので素直に好感が持てましたね。

 またスノウとアリス、それぞれの関係に変化が見られたのも興味深いです。前者は恥や体裁をかなぐり捨ててでも仲間を救おうとしたことで、少しだけ六号に対して素直になれたように感じました。初めてスノウが可愛いと思えたぞ・・・・・・対して後者は一貫して六号の後見人ポジションを徹していたものの、「相棒」という言葉に心を躍らせ始める様子がこれまた可愛かったです。サブタイを見るに今回で原作1巻分は終わったようなので、次回からどう話を広げていくか見ものですね。

 

 

ひげを剃る、そして女子高生を拾う。

第6話「星空」

 かつて沙優と体を重ねたことのある男性「矢口恭弥(やぐち・きょうや)」が登場。沙優ともう一度ヤリたいと考える恐るべき軽さで、彼女の意志などお構いなしとばかりに迫ってくるシーンには恐怖を覚えました。しかしながら過去のことを言いふらさない約束を律儀に守るなど、ただのクズとも言い難いキャラクターが面白いです。また吉田と沙優の関係についてズバズバ言ってくるシーンは素直に感心しましたね。(まぁ実際主人公のやっていることは犯罪だからなぁ)こういった作品は主人公たちの歪んだ部分を客観的に評価出来る存在が必要であることがよくわかります。

 一方であさみの家族関係が明かされる後半も印象的でした。ギャルっぽい見た目や口調も全て演技で、実際のところはかなり真面目な子であるのが微笑ましいです。両親に自分自身を見てもらえなかった過去を持つからこそ、沙優の寂しさや自分を追い詰めてしまう心の弱さを理解して支えられる、そんな人の心の傷に寄り添える優しさに満ち溢れていて思わずほろりときました。後藤さんに続いて沙優のことの真剣に考えてくれる人たちばかりで癒されました。

 

 

聖女の魔力は万能です

第6話「淑女」

 魔法の訓練及び淑女修業が開始。ユーリ師団長による指導はスパルタとはいかないものの、基本的にセイの力量ギリギリまで追い詰めていそうな内容ばかりでドキドキします。何より当人の胡散臭さもあって絶対モルモットにされているだろこれ、と思わずにはいられません。また社交界に向けたレッスンの数々も過酷ではなくとも忙しそうでちょっと気の毒に思えます。最近はスローライフを満喫出来ていないよな・・・・・・

 後半はリズからアイラの態度への悩みが明かされましたが、それが日本における女性の意識の違いだとセイが説明した時は腑に落ちましたね。恐らくはセイの想像通り、無自覚なまま思わせぶりなことしちゃったんだろうなぁ、と思います。またカイル王子の非礼を今度はリズが謝罪した時はちょっとモヤモヤしました。国王の時もそうでしたが、非礼を働いた本人が全く謝罪せずに周囲の人たちばかりが頭を下げる状況は王子へのフラストレーションがたまってしまいます。早いところ登場してそこら辺をはっきりしてほしいですね。

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第6話「魔王降臨」

 以前予想した通り、今回は前半に曹操と信長のやり取りが行われました。ひたすらに覇道を突き進む信長と過去の過ちを悔いている曹操の静かな会話は中々に緊張感があります。己に絶対の自信を持つ信長に対し、かつての自分を否定し劉備を目標とする曹操の対比もまた印象的でした。仲間になることを断られても笑って受け止める信長の大物ぶりがまた気持ちよかったですね。

 一方、劉備一行は諸葛亮がダークマスクを被ってしまうというまさかの急展開に。そのまま仲間に攻撃するのを躊躇う様子が描かれるのかと思いきや、劉備と悟空の見事なコンビネーションでマスクだけを破壊する瞬間には痺れました。またマスクを被ってからの諸葛亮劉備たちへの日頃の鬱憤を晴らす程度の闇堕ちだったのがまた面白いです。「偏差値の低いお山の大将」とか「コストパフォーマンスの概念がないところで生まれたのかお前は?」とかいちいちセリフでキレッキレで思わずクスッときます。(言われた当人たちが普通に凹んでいるのがまたシュール)しかしそうした本音をぶちまけたからか、その後は劉備たちとの関係がより親密になったので安心しましたね。

 

 

 デュエマと言えば先日公開された新カード情報も気になるものがありました。それがこちら。

 

 

 《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》の必殺技をカード化した《ジョギラスタ・ガンランス》。「名前に《ジョニー》とあるクリーチャー」というテキストにある通り他のジョニーでも使える効果をしている面白いカードです。パンプアップ(相手にも付与出来るのは《零龍》対策かな)に効果バトル、そしておまけとばかりに2枚ドローと効果が詰め込まれているので、各ジョニーそれぞれに使っても良パフォーマンスを見せるのは見事の一言。個人的には《ジョリー・ザ・ジョニー》のエクストラウィンをよい達成しやすくなるのが素敵だと思います。

 しかし問題は上記のように《ジョニー》とあるクリーチャーを指定してしまったばっかりに《爆砕面 ジョニーウォーカーにも適用出来るという点。しかも下手をすればジョニーたちよりも相性がいいという。ジョニーウォーカーで序盤から暴れまくれるのは楽しそうですが、ジョニー好きとしては少々複雑な気持ちを抱いてしまいます。テキストを「名前に《ジョニー》とあるジョーカーズ」にすれば良かったのではないか?と当初は考えましたが、それだと今度は《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》がサポートを受けられなくなるのが何とも・・・・・・クリーチャーの名称指定も難しいんだな、と感じずにはいられない、ある意味で興味深いカードだと思いましたね。

 

 

 ではまた、次の機会に。