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デュエル・マスターズ、真の20周年へ(雑記 2022.3.13)

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 ハゲしくアツかりしカードバトル「デュエル・マスターズ」。前年度の王来篇が好評の中、いよいよ今年度から始まる新シリーズ「王来MAX」の詳細な情報が先日、生放送にて発表されました。かつてないほど驚きの情報がてんこ盛りで、多くのDMPが衝撃を受けたことでしょう。かくいう僕も当日見た時はテンションが爆上がりしました。今年こそが真の20周年であると発表された時も驚きましたが(まぁ2002年に始まったTCGですから当然と言えば当然)、今回の生放送はそれ以上の驚きと興奮をもたらしてくれたと思います。

 というわけで今回はそんなデュエマ新情報について個人的な感想を綴っていきたいと思います。

 

 

 以下、簡単な目次です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニング映像

 

www.youtube.com

 

 まずは生放送の冒頭で流れたオープニング映像について。こちらはデュエマ定番のクリーチャーたちのCGがこれでもかと活用されている内容で早くも見入りました。何と言ってもジョー編(「新章デュエル・マスターズ」以降)のクリーチャーたちを中心に構成されている映像が素晴らしいです。ジョー編のクリーチャーだけで映像を1本作れるほどに、歴史が続いてきたことを実感しますね。他にも個人的なここすきポイントが異様に多いのですが、ざっと箇条書きにすると・・・・・・

 

  • 帽子をかぶるジョニーのカッコよさよ・・・・・・
  • サッヴァークに雪景色は意外と相性がいい
  • (肩がデカいので顔が見えませんが)流し目ジャオウガの色気
  • 闇のドルスザクと光の銀の民の対比が興味深い
  • 木陰ですやすやと眠るミノガミが可愛い!
  • メラビートVSブランド好き
  • ジョー編初期によく出てきた懐かしのカタパルト戦艦
  • 一緒に温泉を楽しむジョニーとメッサー尊い・・・・・・
  • ジョラゴンVSモモキング、夢の主人公ドラゴン対決
  • トムのゼリーに頬ずりするゴールドが可愛い!
  • ジョーカーズ揃い踏みからの新ジョニー!完璧な構図だ・・・・・・

 

 といった感じです。ジョー編の集大成とも言うべき映像はここまで追いかけてきた身としては感無量の一言。2017年から始まった新たな世界観に、これほどの数のクリーチャーが揃うようになったと思うと感慨深いものがあります。この時点で大分満足度の高い映像でしたね。

 

 

カード情報

 

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 続いてはカード情報ですが、こちらの目玉はやはり「S-MAX進化(スターマックスしんか)」でしょう。先月のコロコロで名前だけ明かされ詳細は伏せられていた新能力でどのような進化なのかと以前から予想や妄想を膨らませていましたが、まさかの「プレイヤー自身が進化する」は思いもしませんでした。

 場のクリーチャーではなくゲームをしているプレイヤー自身を進化元にすることで、自分もバトルに参加出来るというコンセプトは中々に面白いです。(「プレイヤー自身を参加させる」という点はヴァンガードやバディファイト、ライブオンなどを彷彿とさせますね)TCGの「なりきり遊び」としての側面も考えると、非常に興味深い試みと言えます。

 

 そしてカードとしては「進化元を必要としない進化クリーチャー」であるのが最大の特徴。普通のクリーチャーのようにそのまま出せるうえ、進化クリーチャーの扱いなので召喚酔いしない、というのは革新的です。進化クリーチャーのデメリットであった進化元確保の手間を大幅に省けるのはいいですね。

 しかも場にいる自身、あるいは手札の同名カードを犠牲にして発動する敗北回避まで備えているというのですから驚きです。進化クリーチャーとしては少々物足りなさを感じるスペックであるものの、1体立てておくだけで大きな安心感を得られそうです。

 あまりにもメリットが強すぎるせいか「S-MAX進化クリーチャーは場に1体しか存在出来ない(2体以上出た時は1体になるように他を手札に戻す)」というエグザイル・クリーチャーのような制限が課せられているのがポイント。プレイヤー自身の進化である以上、当然と言えますし、後から出したS-MAX進化クリーチャーに移し替えていくので意外と柔軟性が良さそうです。同名カードがダブついても上述の敗北回避に使えるので無駄も少ないと、上手いこと調整されていると思います。

 

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 またプレイヤー自身がクリーチャーと化している設定なためかS-MAX進化クリーチャーはジョーたち自身がクリーチャー化しているかのような姿をしているのが興味深いところ。看板切り札の《MAX・ザ・ジョニー》はともかく、スタートデッキに収録される《モモキング・MAX》からはその可能性を感じます。

 あのドラゴン全開な見た目だったモモキングがヒューマノイドのような姿と化したのを見た時は最初驚きましたが、ジョーがモモキングの力を纏っていると思って見てみるとかなり納得がいくデザインです。となると他のS-MAX進化クリーチャーもキラやボルツたちがその姿を纏うのかもしれません。

 

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 他にもアバク側が使用する鬼レクスターズなどもありましたが、それ以上に「タマシード」なる新カードタイプが気になるところ。(名前自体は《ルナ・デイブレイクΣ》で判明していたのでやはり来たか!といった感じです)聞けばクリーチャーのように進化クリーチャーの進化元に出来るそうですが、こちらは割と未知数でどうなるか予想がつきません。

 クリーチャーではないとはいえカード指定除去も多い中、果たして進化元として使われるのか?というか強い効果のタマシードが出てその効果目当てでしか使われなくなるのではないか?などといったネガティブな妄想ばかりしてしまいます。とはいえS-MAX進化とはまた別に、進化クリーチャーのデメリットをカバーしてくれる存在としてかなり重宝しそうで楽しみなカードではあります。毎年様々な新要素を用意してくれるデュエマですが、今回もまた面白いカードばかりでワクワクしてきますね。

 

 

商品情報、そして再録情報

 

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 続けて商品展開について。こちらは様々な人が楽しめるよう様々な試みをしている点が目に留まりましたね。

 まずは通常パックの収録枚数の減少や新レアリティ「トレジャー」の導入。前者はなるべくカードを揃えたい人にとってありがたい話で、高レアリティのカードを集めやすくなっていると見ていいでしょう。同レアリティのスペック格差も縮めてくれそうですね。後者は王来篇のコロコロレアの枠をそのまま使用しているらしいので、1箱でかなりの数が手に入るのが嬉しいところ。

 続けて「開発部セレクションデッキ」。スタートデッキとクロニクルデッキの中間に位置するようなデッキで、スタートデッキ以上に初心者入門として最適の内容になりそうです。収録カードの強力さ、そして全カード銀枠という仕様がかつて発売された「スーパーデッキ」のようで、個人的には懐かしさを覚えます。当時としては破格の内容だったスーパーデッキの衝撃を、今の世代の人たちに与えてくれるシリーズとなってほしいですね。

 さらに「神アートシリーズ」というデュエマのイラストに着目した新商品も興味深いですね。様々なイラストレーターの人たちにカードを描いてもらっているデュエマの強みを見事に活かしていると言えます。デュエマのイラスト・デザインの美しさに惹かれている人は間違いなく一定数いるでしょうし、そんな人たちにとっては願ってもないシリーズになると思います。

 

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 そんな今年も様々な商品展開を見せてくることが判明したデュエマですが、それ以上に驚いたのがやはり再録情報。天災 デドダム》や《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》、《絶望と反魂と滅殺の決断》といったシングル価格で高騰を見せていたカードを次々と再録することが判明した時はかつてない衝撃を受けました。しかも上述のトレジャーや開発部セレクションデッキなどでほぼ確実に手に入る仕様になっており、かつてないほどに手に入りやすくなっています。この調子でガイアッシュ辺りも何卒・・・・・・

 ここ最近になって問題視されていた一部のカードの高騰・それによる資産ゲーの加速について運営がどのように対処していくのかがこれまで注目されていましたが、まさかここまで太っ腹な対応をしてくれるとは思ってもみませんでした。多くの人にとってデュエマを遊びやすくなるように、こうした配慮をしてくれるのはユーザーとしても非常に喜ばしいことです。無論それだけで解決出来るほど事態は簡単ではなく、転売などの問題も残っていますが、これらも運営が対処してくれるかもしれないという安心感が一気に出てきた気がします。これから先もデュエマを楽しめるようになってくれることを期待したくなる内容でした。

 

 

原作・アニメ情報

 

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 そして最後は原作とアニメ情報。以前から告知されていた通り、今年度のデュエマでジョー編がクライマックスを迎えることが判明しています。6年近く続いてきたジョーの戦いもいよいよ幕引きが迫ってきていると思うと寂しく感じますが、最後まで見届けていきたいとも思えてきますね。

 そしてアニメ新シリーズ『デュエル・マスターズ キングMAX』についてですが、主役のジョーとライバルのアバクが出てくることは事前に知っていた一方で、ハイド&ヒミコが続投する情報が新たに発表された時はびっくりしました。今放送中の『キング!』で退場するとばかり思っていたハイドたちが新シリーズにも登場するのは流石に予想外です。とはいえハイドは本作で特に好きなキャラになったので、これから先も出てきてくれるのは素直に嬉しいですね。

 ハイドはジェンドルがいなくなった後のガットルズを率いるとのことで、となると新シリーズはジョーと仲間たちVSアバクVSガットルズという三つ巴の構図が展開されるのでしょうか。ハイドがガットルズが使うカードはやはりディスペクターなのか、それとも別の新種族になるのかも気になるところ。新シリーズでも彼らを含めたジョーたちの動向に目が離せません。

 

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 そしてジョー編が8月に完結し、9月からは新主人公による新展開が待っているという情報に何より仰天しました。こちらは商品の販売サイクルを半年早くずらしていく、玩具業界でよく見られる販促手段を実行していることがわかります。(有名どころだと『ディケイド』を半年で終わらせて以降9月から新シリーズをスタートさせた平成仮面ライダーとかがそうですね)何にしても今年いっぱいまではジョーが見られると思っていただけに、早い段階で彼とお別れしなければならなくなったのはとても悲しいです。しかしここまで来た以上、最後までジョーの活躍を見ていきたいと改めて覚悟を決めました。

 また9月からジョーとバトンタッチする新主人公がどうなるのかも楽しみです。どんカードを使うのか、切札家との関わりが存在するのかなど、気になる要素が多いです。(少なくとも小林由美子さんがまた声を担当してくれることだけは何となくわかります)新しい主人公を受け入れることが出来るのかも心配ですが、かつてジョーが初登場した時からここまでの過程を考えると、次の子も何だかんだで馴染んでくれそうな気がします。少なくとも新しくデュエマを牽引してくれる主人公のことも、これまでの勝太やジョーの時のように快く見ていきたいと思います。そんなファンとしての新しい決意を固めてくれる内容でした。

 

 

最後に

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↑メタレド宅のデッキ(一部)の整理をするブレイブドラゴンくんの図

 

 というわけでデュエマの生放送の感想でした。色々な喜びと感動が込み上げてきて、生放送を見終わった直後は興奮のあまり手元のデッキを弄りまくった記憶があります。2021年の王来篇の時点でデュエマへの熱を再燃させていたメタレドですが、今年はさらにヒートアップしていきそうです。2002年にコロコロでその姿を見た時に一気に惹かれたデュエル・マスターズが、ここまで続いてきたことを嬉しく思いつつ、これから先も楽しんでいきたい所存です。

 

 そして改めまして、ここまで読んでいただきありがとうございました。長々と書いてしまいましたが、僕が抱いた感想を大体伝えることが出来ました。これを読んでいる皆様も様々な感情を抱いていること思いますが、これからもデュエマを楽しんでいく気持ちをここで共有できたのなら幸いです。そんな願いを込めながら、ひとまずはここで筆をおきたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。