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2021年秋アニメ簡易感想 その8

 

エターナルズ

エターナルズ

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 MCUの最新映画エターナルズの公開もいよいよ来週に迫ってきました。そんな本作はアベンジャーズ』なき後のシリーズを牽引する作品として作られているかのような節があると個人的に感じています。怒涛のスパイアクションを披露してくれた『ブラック・ウィドウ』、カンフーアクションとファンタジー要素を融合した『シャン・チー』に続くフェーズ4の作品として新たな世界観を構築しようという気概が予告映像の至る所で見られますね。

 そういったこともあってか広報も力が入っている印象を受けます。中でも上の動画は注目ポイントが多いです。『エンドゲーム』での戦いとその後の出来事を語りつつ、新たな脅威の存在やそれに立ち向かう主人公たちを端的に説明しており、物語のスケールをさらにアップさせていることが伝わってきます。極めつけは「アッセンブル」。この言葉をわざわざ使う辺りに、アベンジャーズへのリスペクトが込められていると感じました。果たして本作がどのような物語になるのか期待大です。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ジャヒー様はくじけない!

第12話「こころちゃんは裏切らない?」

 KMT(こころちゃんマジ天使)!様々な出来事に関して疑り深くなってきたジャヒーの受難(というか冒頭の魔石は何故あんなところに落ちてたんだ)に心配を覚える中、こころの天使ぶりに大いに癒されました。利用しているだけと自分に言い聞かせてはいるものの完全に絆されているジャヒーの気持ちも何となく理解出来てしまいます。特にジャヒーがこころのヒーローのように彼女を助けるシーンが印象的で、こころがジャヒーを慕うのも当然とわかるのが良かったですね。

 後半は犬になったサルワの失敗劇。例によって彼女のポンコツぶりが発揮されていて笑ってしまいました。途中から心まで犬になりそうな様子が可愛く見られましたが、同時にそれでいいのかと不安を覚えます。とはいえ結果的に苦手意識を持っていた大家への認識が変わっていく展開などは微笑ましかったですね。

 

 

境界戦機

第4話「別離」

 冒頭でいきなりリサさんが死んだかと思ったら、時間差でその死を突きつけてくる展開に慄いた今回。最初はきょとんとしていたアモウが戦闘後に彼女の死を実感する流れは妙な生々しさに溢れていました。これまで何となくで戦いに身を投じてきたアモウですが、この一件で心が折れるなどどこまでも普通の若者なのだと改めて感じましたね。戦争の現実を知って彼が如何にして立ち上がるのか次回が気になるところ。

 一方で謎の機体「ゴースト」との戦闘シーンは非常に面白かったです。父の仇を前にして怒り狂うガシンをアモウとガイが諌めて共に戦う展開は素直に燃えますね。新装備を手にしたケンブとジョウゲンのコンビネーションも見応えがあり、八咫烏メンバーのサポートによる離脱も緊迫感があって終始大興奮しながら見れました。

 またアジア軍側の推測パートも注目ポイント。メイレスを作ったスポンサーの存在がようやく触れられましたし、あの兵器を提供した何者かについて色々知れそうでワクワクしてきます。

 

 

月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)

第4話「湖の誓い

 実験の日取りが決まり訓練も大詰め、といったところでレフとイリナの交流にも大きな動きが見られました。特に衝撃的だったのがイリナが自分の意思でこの実験に参加している点で、月に対する意識と本気には思わず聞き入りました。これまでも吸血鬼としての自分に誇りを持っていた彼女ですが、その誇りを月に到達することで達成させようとする気概には尊敬の念を込めたくなります。

 レフも宇宙に関する自分なりの考えを持っていたことを語っていたのが印象的。「宇宙に戦いなんて持ち込むべきじゃない」という言葉は彼の宇宙への憧れと争いへの不信感が如実に表れていると思います。(前回の“知ろうとする姿勢”にも繋がっているのが特徴的)だからこそイリナの努力を偏見なく応援出来るのだとわかりかなり腑に落ちましたね。方向性は違えど空の上の世界に対する純粋な願いを持っているレフとイリナ、この2人の成功をより信じたくなってきました。

 

 

吸血鬼すぐ死ぬ

第4話「愛(エロス)ゆえに変態(メタモルフォーゼ)」「台所リベラルフォース」「その男の名は半田」

 相変わらず変な吸血鬼しか出てこないなこのアニメ・・・・・・まず前半登場した「へんな動物」は文字通り変な見た目で狂気を覚えました。風邪をひいた時に見る夢に出てきそうな姿だけでも恐ろしいのに、脳内ピンク色のドスケベキャラというのも相まって実にひどかったです。

 中盤の吸血鬼化した野菜に関しては虫みたいなビジュアルのおかげで中々におぞましかったです。(特にロナルドの苦手なセロリはどう見ても“アレ”みたいになっていましたね)そんな野菜たちに対して吸血鬼化したニンニクをぶつける作戦には普通に感心しましたが、そのニンニク吸血鬼は自分の臭いとかで自滅してしまわないのか?とか思ったり。

 そんな吸血鬼軍団の中で登場したダンピールの「半田桃(はんだ・とう)」はわりかし普通な部類で驚きました。ロナルドに対する敵愾心は最初はどうかと思いましたが、母親の現状を考えると納得してしまいます。というかラストの母執筆のロナルドへのファンレターは素直に同情してしまいましたね・・・・・・

 

 

古見さんは、コミュ症です。

第4話「身体検査です。」「恋です。」

 身体測定のエピソードにて登場した「矢田野まける(やだの・まける)」のキャラが実に強烈だった冒頭。古見さんを一方的にライバル視しているまでは普通でしたが、勝手に盛り上がっては勝手に敗北を悟り、かと思いきや勝手に好解釈する空回りっぷりが実にシュールでした。ちょっとした独り相撲を見た気分です。

 しかし悲しいかな、そんな彼女も「山井恋(やまい・れん)」のインパクトの前には霞んでしまいました。以前から古見さんに対する態度が他よりもおかしい気がしていましたが、とんでもないヤンデレという展開は予想外でした。古見さんとそれ以外への態度の変貌ぶりは顔芸含め凄まじいものがありましたね。(というかまけるといい今回顔芸が多いな・・・・・・

 そんな中古見さんの毅然とした態度には驚きました。暴走する山井にはっきりと拒否の意志を示す姿は中々にカッコよかったですね。それでいて只野に対して責任感を覚えるなど、これまで受け身だった彼女の明確な意志表示にはちょっと感激してしまいます。

 

 

ガンダムブレイカー バトローグ

第2話「開幕!GBフェスタ」

 前回のミサのストーリーは一旦置いておき、今回は「ミヤマ・サナ」たちガンプラ部のメンバーが主役の回。(どうやら2人の少女たちの物語を交互にやっていく構成のようですね)「フドウ・リュウセイ」に「アイゼン・トウマ」といった仲間たちとGBフェスタで思う存分バトルする様子は非常に楽しそうでした。ガンプラ部のメンバー仲も良好そうで見ていて顔が綻んできます。そんな楽しい時間を奪った謎の仮面の男との戦いも気になるところです。というかこの男どう見ても前回の冒頭で負けたあの人じゃあ・・・・・・

 ガンプラバトルではフドウの「ガンダムヘリオス」に「ガンダムリブランスヘブン」と特徴的な機体がいましたが、何と言ってもサナの「ガンダムパーフェクトストライクフリーダム」が印象に残りました。小学生が一度は考えるような「全部乗せ」を見事に実現させたフォルムの潔さが素晴らしいです。圧倒的な火力で暴れる姿などを見ていると、少年時代のワクワクを思い出してきそうです。

 

 

 エターナルズがもうすぐ見られるのは楽しみですが、一方でMCUフェーズ4のもう1つの看板であろう『スパイダーマン』の日本での公開日が未だ発表されない現状にやきもきしている今日この頃。アメリカ本国では12月に公開することが決定した分、未だに「今冬公開」から情報が更新されないことに不満を覚えます。

 恐らくは今年中には公開されず、悪来年2月とかに公開されるのではないか?といった意見もネット上でチラホラ見かけます。ここまで来たら来年公開でも十分待っていられるので、早く正確な公開日を発表してほしいものです。

 

 

 ではまた、次の機会に。