本日5月10日(金)から、ポケモンセンターオンラインで「超合金 テツノツツミ」と「超合金 テツノドクガ」が予約受け付け開始!
— ポケモン公式 (@Pokemon_cojp) 2024年5月10日
迫力満点のボディや、超合金ならではのギミックに注目!
ぜひチェックしてね。https://t.co/iriwEH2UDG #ポケモンセンターオンライン pic.twitter.com/eNlo2aOdWh
バンダイとタカラトミーのコラボレーション企画の1つであるタカトミ玩具×超合金シリーズ。最初にゾイドのブレードライガーが発表され話題を呼んだ中、次なる商品として名前が挙がったのがまさかのポケモン。しかも未来のパラドックスポケモンというチョイスで個人的にも大きな衝撃を受けました。しかし落ち着いて考えてみれば、未来パラドックスのあの非生物的な質感、そしてフォルムはなるほど超合金にはピッタリなのかもしれません。
そんなわけで超合金に選ばれたのがテツノツツミとテツノドクガ。いずれも初登場時にプレイヤーの度肝を抜いたであろうパラドックスポケモンであり、生物とは思えないギミックも完全再現と非常に気合が入っています。またパラドックスポケモン専用の道具であるブーストエナジーがマグネットキーになっていて、頭に差し込むと目が光るギミックも面白いですね。劇中のブーストエナジーもそんな風に打ち込むのかな……?なんて妄想が捗りそうな、面白い玩具と言えます。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
ポケットモンスター テラスタルデビュー
第49話「ドットとぐるみん」
リコ・ロイときていよいよドットのテラスタル研修が始まろうとする今回は、彼女がぐるみんの姿と向き合う過程が描かれました。生配信の場で大勢に見られる恐怖がしっかりと伝わってくるので、途中までぐるみんとして研修を受けようとしていたドットの気持ちも大いにわかります。加えてドットが無理していることに気付いたリコの気遣いや相手を想っての提案がかえって辛いものへとなっていたのが絶妙でしたね。
それだけにドットが混乱しているブロロンからぐるみんの着ぐるみを取り返そうとするくだりには感動させられました。何度傷付いても立ち上がるクワッスの姿を見て、ありのままの自分で前に出る勇気を持つ瞬間は胸にくるものがあります。これまで配信者ぐるみんとしての皮を被っていた少女が、本格的にドットとして進みだしたことを実感させられる回でした。
またこの回ではドットを見守るナンジャモもちょっとした見どころですね。ぐるみんでの出演をOKしたものの、上述の彼女の奮闘を目の当たりにしてドットとしての挑戦を促す様子には感心させられました。(呼び方も「ドット氏」になっているのが良き)動画の再生回数よりも1人のトレーナーの成長を優先する辺り、ナンジャモも立派なジムリーダーの1人であることが伺えます。
ダンジョン飯
第19話「山姥/夢魔」
シュローの取り巻きだった黒子の正体・アセビこと「イヅツミ」が襲い掛かってきた前半。獣人の呪いを解いてもらいたい一心の彼女の必死さに胸が痛む一方、食事の作法から感じ取れる育ちの悪さに何とも言えない気分にさせられました。そして静かに怒るセンシがスプーンの持ち方などを指導する様子(ただし山姥との戦闘中)を見て、彼女のことがどこか放っておけない子どものように見えてきましたね。子どもには健やかに育ってほしいというセンシの親心のようなものが伝わってくるだけに、呪いが解けないイヅツミをどうにかしてやりたいと思わせてくれる内容だったと思います。
一方後半は夢魔(ナイトメア)に悪夢を見せられているマルシルを救うパートに突入。真っ白で何もないライオスの夢に対して、白黒で本だらけのマルシルの夢の中は非常に興味深かったです。謎のワームや顔から年老いていくライオスなどホラーチックな演出も気になりますが、何より幼いマルシルが抱えている恐怖や後悔が目に留まりました。親しい人たちに置いて行かれる長命種ならではの苦悩はもちろんのこと、自分の魔術が不完全だからという自責の念には同情を覚えます。そのため彼女の孤独を自分なりに寄り添うライオス(マルシルとは対照的にポジティブすぎて少々引く)と、魔術書でぶん殴るなどコミカルなシーンで見事に中和してみせたのは流石といったところです。
ゆるキャン△ SEASON3
第6話「それじゃあまた、いつか」
サブタイは最終回みたいだけど本編は全然そんなことないぜ!しかし寂しい終わりを感じずにはいられない回でもありました。テントで一晩過ごしてからはなでしこは電車、リン&綾乃はバイクでツーリングと再び異なる移動手段を使いながら、寸又峡までの合間合間の目的地で合流を繰り返す様子はこれまた新鮮で面白かったです。その過程も割と行き当たりばったりで、道行くお店で食べ歩きする彼女らのフリーダムっぷりにも癒されました。特に足湯を見つけた際の全員が異様なテンションの高さで浸かりに行く流れにフフッとさせられます。他にも綾乃は吊り橋で経験者面するわ、別れ際のカッコいいセリフからの「だるい帰りたくない」の叫びを響かせるわと見ていて本当に愉快でしたね。
また引き続きなでしこの性格が言及されていたのも今回の注目ポイント。今回のキャンプの道中で出会ったお姉さんたちと再会を果たし、初対面の人ともすぐに打ち解ける彼女のコミュ力の高さが遺憾なく発揮されていました。綾乃の口から語られた「なでしこは小さい頃から目を離すとよく知らない子と遊んでいた」話にも納得するほかありません。(桜姉さんがなでしこに妙に過保護なのはこういった過去があるからなんだなぁ……)何より引っ越し前は綾乃との別れを惜しんでいたなでしこが、今では問題なくみんなと仲良くなっている様子、それを愛おしそうに眺める綾乃の姿に胸打たれました。多少の心配が吹き飛ぶくらい今の楽しんでいる友人に、幼馴染としての喜びと切なさが混じっている態度が絶妙だったと思います。
WIND BREAKER(ウィンド ブレイカー)
第6話「その背中を追って」
ボウフウリンVS獅子頭連5番勝負の3番目、「柊登馬(ひいらぎ・とうま)」VS「佐狐浩太(さこ・こうた)」の激戦が繰り広げられた今回。何といっても凄まじい戦闘シーンの中で炸裂する、柊の実力に魅せられました。ボウフウリンの四天王の1人「多聞天(毘沙門天)」という仰々しい称号を背負っているだけあって、ギアが温まってきた途端攻めたてるスタイルはまさに戦の神といったところ。それでいて幼馴染の佐狐に対する情の深い態度を見せたりと、強さと優しさを併せ持つ実力者であることが伝わってきます。登場時から梅宮に振り回される苦労人としてのイメージが強かったので、四天王に相応しい存在であることを示してくれたのは嬉しいですね。
そして対戦相手の佐狐に関しては、柊への重い感情をこれでもかと発揮していて唖然としました。柊を慕っているのは上述の彼を思えば納得なだけに、些細なきっかけで対立するようになってしまった辺り絶妙に拗らせていますね。憧れの人の後ろをずっと追いかけていたかった、でも彼は自分が1人で歩いていくことを望んでいた……この感情のすれ違いには切ないものを覚えてしまいます。その結果が獅子頭連として敵になってしまったわけですから、余計にやるせない気持ちにさせられました。この抗争が終わったら、真っ先に柊と佐狐の和解を見たいと個人的に思ったほどです。
アイドルマスター シャイニーカラーズ
第6話「今のすべてを」
283プロのアイドルたちのエピソードがそれぞれ描かれたところで、新人アイドルユニットの登竜門「W.I.N.G.(ウイング)」の出場の話がいよいよ始まることに。今回はそんな本番に向けての準備が着々と進む中、自分たちの練習過程などを撮影するアイドルたちの姿が目に入りました。自前スマホでの撮影故のスマホ画面視点での少女たちの様子は意外と珍しいと思いましたね。各ユニットのパートが目まぐるしく変わるのでいつも以上に追うのが大変でしたが、その分真乃や他の面々のひた向きな部分が眩く映ったと感じています。(この中だと終始明るく自信たっぷりな放課後クライマックスガールズがここすきポイント)
そんなアイドルたちの頑張りを多くの人たちに伝えようとするプロデューサーの頑張りも、前回から引き続き印象に残りました。スマホ撮影だけでなくドキュメンタリーの企画を組んだだけでも驚きですが、各テレビ局に回っていく辺り非常に忙しそうに見えましたね。過労一歩寸前っぽくもあるので心配になってくるものの、アイドルの少女たちとはまた異なるひた向きさを発揮していたので応援もしたくなってきます。見守る社長や事務員の「七草はづき(ななくさ・はづき)」さんを映したEDも相まって、今回は裏方たちの懸命さが目に焼き付いたと言えるでしょう。
さて未来のパラドックスは他にもミライドンが現実のバイクとしてトヨタが制作しているなどメディアミックスが豊富ですが、逆に古代のパラドックスの方はイマイチ話題になっていないのが寂しいところ。ゲームの「スカーレット」を選んだ身としては、古代パラドックスにもスポットを当ててほしいな~、とかつい思ってしまいます。などと考えていた中……
#チヲハウハネ が、羽でメモを挟んでくれる⁉️
— 【公式】ポケモン情報局 (@poke_times) 2024年5月12日
メモスタンドフィギュアが登場です📝https://t.co/2IbKnnYktb pic.twitter.com/WhsoWU55iM
何とチヲハウハネがメモスタンドとして商品化されていることを知りびっくり。他にも色々調べたところ、古代・未来それぞれのパラドックスポケモンをイメージした商品が次々展開されているようです。古代の方もバランスよくフィーチャーしてくれるポケモン公式に、思わず顔が綻んでしまうほど喜ばしい一幕でした。
ではまた、次の機会に。