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2021年秋アニメ簡易感想 その14

 

 

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 日本での公開日が来年1月に決定したスパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』の最新予告編が先日公開。僕も公開されたその日の内に早速見ましたが、前回の予告に引き続き凄まじい衝撃を受けました。

 

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↑前回の予告映像の感想に関してはこちらの記事を参照。

 

 前回の予告でドクター・オクトパスとグリーン・ゴブリンが出てくることが判明した時はとても興奮しましたが、さらにエレクトロ、サンドマンリザードといった懐かしのヴィランまで参戦すると知って唖然。過去作のヴィランが総集結する豪華っぷりには最早開いた口が塞がりません。この強敵揃いにピーターが勝てるのか不安になってくるレベルですが、どうやらドック・オックが味方になる可能性も示されておりその辺りにもテンションが上がってきますね。

 ストーリーに関しても別のバースから来てしまった彼らを返すために奮闘したり、そのせいでストレンジとひと悶着あったりと(ストレンジに真っ向から言い返せるMJほんとすき)、相変わらずピーターに厳しい展開が続く模様。苦難の連続にいつ心が折れても不思議ではない状況でも決して諦めないピーターを見ていると、心配してしまうと同時に応援したくなります。彼の活躍が俄然楽しみになってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ジャヒー様はくじけない!

第15話「店長は決められない!」

 前回魔法少女と友達(?)になったジャヒーですが、引き続き彼女に振り回される内容が今回のメインとして描かれていました。こころとの癒しのひと時にまで入ってきたことに露骨に苛立ちを覚える様子がどこか微笑ましいです。こころと遊んでいても周囲から怪しまれないことにも不満を覚えていましたが、まぁそれが残念でもなく当然としか・・・・・・

 そのうえバイト先でも一緒になる展開にまたもや爆笑しました。「神宮きょうこ(じんぐう・きょうこ)」という本名がさらっと判明した彼女のドジっぷりをフォローしては疲れ果てるジャヒーの苦労人ぶりに少々同情を寄せてしまいます。それでも何だかんだで馴染めてきたかと思ってからの、魔王様の登場にまたもや嫉妬する流れは最早予想通り過ぎてかえって笑えてきます。本格的に日常に浸食してきた魔法少女と上手くやっていけるのか、ジャヒーの今後に期待と不安を覚えますね。

 

 

境界戦機

第7話「討伐」

 今回は以前からちょくちょく登場していた北米軍の「ブラッド・ワット」大尉が主人公でした。部下への配慮も出来てなおかつ日本の植民地化に思うところがあるなど、適度な優しさを持ったキャラクターにとても惹かれます。自分を引き取ってくれた実家に居場所がないと思っている一方で、軍での戦闘に生き甲斐を見出している武人的な面も興味深いです。

 そんな大尉たちのゴースト討伐戦は有人機のメリットが描かれていました。無人機が主流である本作において実際に乗り込んで戦う場合の反応速度の話など、有人機側の実力もはっきり示されていたのが良かったですね。

 一方アモウたち主人公組のやり取りではガイたち「I-Les(アイレス)」の説明がされていました。他勢力が実現出来ていない完全な自律思考型AIとしての驚異的スペックに改めて驚くと同時に、無造作に捨てられていたガイに関して指摘されたのが印象的。ガイ本人は今が大事とあまり気にしていない様子ですが、彼の出自には何かとんでもない秘密が隠されていそうですね。

 

 

月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)

第7話「リコリスの料理ショー

 レフの処遇が気になっていた中、序盤から彼が解放されていたことに唖然となった今回。前回の機械の誤作動が何かと親切だったフランツが引き起こした情報や、彼が既に“消されてしまった”かのような発言など、ショッキングな事実が立て続けにきて言葉を失いました。劇中でも言及されていたように、こういったことが当たり前に起こりうるのが今のこの国の実情といったところでしょうか。

 そのせいでついに始まった有人ロケット打ち上げ実験にも不安を覚えましたが、イリナが「ボルシチのメニュー」を読み上げる直前での緊張感が凄まじかったです。しかし念願の宇宙に到達したイリナの喜びの表情や、ささやかなアドリブで入れたお酒や炭酸レモンの話を見たおかげで一気に歓喜に打ち震えました。着陸の際にもトラブルがあったもののイリナが無事で一安心です。後はイリナの頑張りをどうするのか、レフの行動が気になるところですね。

 

 

吸血鬼すぐ死ぬ

第6話「Y談ダダンダンダンダダーン」「半田桃の散々な非番の日」「そして父が来る」

 ネット上で妙に有名な吸血鬼「Y談おじさん」がついに登場。どういったキャラなのか僕も何となく知ってはいたのですが、予想以上にストレートな性癖暴露大会が行われていて爆笑しまくりました。ヒナイチの「チ○チ○」発言といったようにキャラごとに個性が出ているのが面白いですね。(それでいて下品になりすぎていないのが絶妙)

 中盤は半田のお母さんのロナルドファンぶりが堪能出来たエピソード。学友に黄色い声をあげる母親を見たくないという気持ちは理解出来ますが、妨害作がどれもせこすぎて何とも言えない気持ちになりました。半田の「母離れ出来てない」感じが強く印象に残りましたね。

 そしてラストは前回も登場したラルクの父親の話。こちらはこちらでとんでもない過保護っぷりに辟易しましたが、ラルクの現在を想ってロナルドに息子を託すシーンは不覚にもウルッときてしまいました。まぁ直後の泥ダンゴと化したドラルクに全て持っていかれたけどな!

 

 

古見さんは、コミュ症です。

第7話「プールです。」「かき氷です。」「図書館です。」「公園です。」

 待っていました夏休み回。序盤からプールでみんなと遊ぶ様子が見られてほっこりしました。途中古見さんが足をくじいた後も、それぞれ彼女を気遣って行動してくれるのでとても温かい気持ちになれましたね。(山井一派の破壊活動にはドン引きしましたが)古見さんも少しずつですが友達との日常を堪能出来ていることが伝わってきます。

 その後は図書館に行ってから帰るまでの古見さんが描かれていましたが、彼女の意外な一面が数多く見られました。コミュ症ぶりがそっくりな父親に意地悪な態度を取ったり、赤ちゃんをなだめようとするなど、只野たちの前では見せないような姿に思わず悶えてしまいます。一部始終を見ていた只野が本を返し忘れるオチに笑いつつ、見惚れてしまう気持ちに深く同意しましたね。

 

 

ガンダムブレイカー バトローグ

第5話「強者たち」

 仮面の男が作り出した改造ガンプラとそれに乗り込むAIパイロットとの激闘が描かれた今回。様々なガンダム作品のキャラを模したAIに合った特徴の機体に乗せる仮面の男のセンスに思わず舌を巻きました。機体やキャラの解説をノリノリで行う辺り、彼のガンダムへの愛は本物であることが伝わってきます。まぁそれだけにやっていることの残念度がさらに増したのですが。(自分とゼハートを「悲運な男」として重ねる辺りがもうね・・・・・・)

 一方そんな強敵たちにチームワークを駆使して戦う主人公たちが非常にカッコよかったです。一対一では敵わずとも、仲間と力を合わせるシチュエーションは素直に燃えますね。本来チームメイトではないミサも即興のコンビネーションを披露してくれるなど、テクニックの高さにも惚れ惚れします。

 そしてラストは仮面の男が執着する「ナギツジ・タクマ」がようやく参戦。ここまでの被害を引き起こした仮面の男に今度こそ完全な引導を渡してほしいところです。

 

 

 さて以前からネット上で噂されていることですが、ノー・ウェイ・ホームでは過去作のスパイダーマンも参戦するかもしれないとファンの間で話題になっている模様。ドック・オックの配役もあって期待するのも当然と言えまし、それを裏付けるような考察もいくつも見られます。トビー・マグワイア氏やアンドリュー・ガーフィールド氏のスパイディがまた見られるかもしれないと思うと僕も内心小躍りしてしまいますね。とはいえあくまで噂に過ぎないので、期待しすぎないように待っていたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。