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2021年秋アニメ簡易感想 その20

 

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 来月発売予定のポケモン新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場する新ポケモンとして「ビリリダマ(ヒスイのすがた)」が公開されました。事前告知なしにいきなり発表されたことにギョッとしますが、それ以上にヒスイのビリリダマの姿に驚きましたね。

 原種のキリッとした目つきとは異なり、眉の生えた丸い目(個人的には初見で何だかにやけているように見えましたね)が特徴的なビリリダマ。この見た目はどこか老人じみた落ち着きを感じさせます。他にも全体的に木彫りで彫ったような質感をしているのも興味深いですね。まるで幼児向けの木製玩具のようです。

 木製をイメージしているからかタイプが電気・草の複合という珍しい組み合わせとなっており、原種を大きく差別化しているのがわかります。このヒスイビリリダマが登場するアルセウスがより気になってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ジャヒー様はくじけない!

第18話「サルワさんは敗れない!」

 前回のラストで新たな力を手に入れたサルワの逆襲・・・・・・とはいかないのが予想通りすぎて笑ってしまいました。しかも案の定ジャヒーに自分のことを認識してもらっていないなど散々な扱いもいつも通りで、彼女の安定した不遇ぶりに微笑ましくなってしまいましたね。

 それ以降はジャヒーが本格的に自分の気持ちに正直になり始めていたのが今回のポイント。こころが離れていくことに真面目にショックを受ける様子は可愛かったですし、はっきりと彼女を「友達」と言うシーンにはニヤニヤしてしまいます。極め付きはドゥルジのことを頼る瞬間ですね。これまで見栄を張っていたジャヒーがそれを捨て去り、素直に部下を信じるようになったことにはちょっと感動してしまいましたよえぇ。

 

 

境界戦機

第10話「遠征」

 東北で繰り広げられた久々のバトル回。アモウを中心に揃った主人公メンバーの先頭に終始興奮しっぱなしでした。それぞれの役割分担がはっきりしており、即座に合わせられるコンビネーションに惚れ惚れします。3人が何だかんだであっという間に打ち解けているおかげですんなりと見れましたね。(ガシンも前回の件からある程度立ち直れたようで何よりです)

 ただの戦闘では終わらず、ユーラシア軍が設置したセンサーを逆に利用する作戦が利いていたのも良かったですね。以前有人機のメリットについて描かれたのに対し、今回は無人機の「表面上のデータに囚われてしまう」弱点を上手いこと描写していたと思います。電子戦を得意とするガイたちの面目躍如というところでしょうか。

 そして今回登場したユーラシア軍の「アレクセイ・ゼノレイ」少佐が妙に印象に残りました。勝負に拘る高慢ちきでは終わらず、大口を叩くだけの実力を遺憾なく発揮していることに驚かされましたね。相方の「ダリア・リヴォフ」中尉との関係性も興味深いですし(プライベートでは気兼ねなく話せる間柄なのが良き)、ここからの彼らの出番に注目しておきたいです。

 

 

月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)

第10話「冷たい春

 前半レフとイリナのやり取りを見たせいで後半が辛い・・・・・・最後の逢瀬とも言える2人のデートは微笑ましくもあり、どこか気恥ずかしく温かいものでした。(イリナにまた血を吸ってもらおうとするシーンのこそばゆさよ)それ故レフが本格的に選ばれてからまともに会えなくなっていく展開は見ていて胸が痛みましたね。イリナの処分も決まりそうな雰囲気の中、2人が再会を果たせるのか心配になってきます。

 また今回はいつにも増して国の事情が滲み出た要素が見られました。訓練所の存在が極秘であるが故に行われる街中での取材など、都合の悪いものを徹底的に隠す体質がかなり見て隠れしていた印象を受けます。今回はそんな国の都合に振り回されるレフたちがより克明に描かれていたと言えますね。

 

 

吸血鬼すぐ死ぬ

第10話「祭り囃子が君を呼ぶ」「平成迷惑な吸血鬼合戦シンヨコ」「ドラルクのオールナイト・シンヨコ」

 相変わらずやりたい放題なこの世界の吸血鬼たち。夏祭りの露店で変な店をやっているシーンだけでも笑いが止まらないのに、ハンターたちに臆さずナイーブな質問をしてくるドラルクなど、吸血鬼たちの享楽主義ぶりがかなり印象的でした。というか前回の野球拳大好きとか何で普通に店を出せているんだろうか?吸血鬼だけでなくVRCの所長のような面倒くさい人間の研究者まで出てきますし、この作品は基本的に自分の欲望に忠実な奴ほど楽しそうな世界なのでしょう。

 なんて思っていた中での謎の幻覚シーンには驚愕しました。ヒナイチが謎の白い影(シャルラタンかな?)に襲われそうになったことにも驚きましたが、何より突然のシリアス的描写が何より怖いです。あの世界では登場人物たちがおバカなことを繰り広げている傍ら、あのような恐ろしい存在が跋扈していると思うとゾッとしますね。

 

 

古見さんは、コミュ症です。

第10話「体育祭です。」「ちょっと苦しいような気持ちです。」「プリントシールです。」

 学園ものの定番イベントである体育祭がやってきた今回。バラエティ番組みたいな形式の体育祭のフリーダムな内容には大いに笑わせてもらいました。最終競技のヤケクソみたいな点数はダメなバラエティあるあると化していて、もう笑いを通り越して唖然となりましたね。

 そして見るからに体育会系の「根津野ちか(ねつの・ちか)」に圧倒されながらも、懸命に体育祭を頑張る古見さんたちにちょっとだけ心が温かくなりました。只野が古見さんの応援を受けて途端に頑張るシーンなど、何だかんだあのクラスの古見さんを中心とした結束力は凄いんだなぁ、なんて思ってしまったり。

 体育祭後はクラスメイトの「尾根峰ねね(おとみね・ねね)」が印象的でしたね。良くも悪くも我の強い本作の登場人物の中では貴重なまともっぷりで、只野に対しても気安い態度で接してくれる面倒見の良さに感動してしまいました。彼と古見さんの関係も即座に見抜いて応援してくれることにもびっくりしましたし、只野が評していたようにひたすら「いい人」であることがよくわかる気遣いの達人でしたね。

 

 

 そういえばダイパリメイクが発売されてから数週間が経過しました。僕も既に購入したのはいいのですが、未だにプレイ出来ていません。(ちなみに姉は楽しそうにプレイ中)忙しくてやる暇がないとはいえ、これではさすがに何のために買ったのかわからなくなってしまいますね。ある程度余裕がある年末年始にガッツリやっておきたいなぁ、と思っている今日この頃です。

 

 

 ではまた、次の機会に。