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2022年春アニメ簡易感想 その18

 

 

 

 FGOの最新情報などを報じる生放送『カルデア放送局 ライト版』が先日放送されました。従来の生放送よりも配信時間は短めだったものの、ライト版の名に反してかなりてんこ盛りだった新情報の数々に圧倒されました。

 マスターミッションの報酬の一括受け取りやサポートが使用された時の告知の仕様変更、そして72騎ものサーヴァントたちの宝具のフルスクリーン化(チェックしてみたところ推しのジーク君も対象に入っていてニッコリ)といった、痒い所に手が届く改善がどんどん施されているのがまず素敵でした。他にも数年ぶりの星4サーヴァント配布が、星4礼装の配布と共に復活したのが何よりも嬉しかったです。星4配布はなるべく未所持のキャラにしておきたいと考えているのですが、トリ子(バーヴァン・シー)とフェイカー(ヘファイスティオン)、どちらにするか今すごく悩んでいます。

 

 何より今回最も素晴らしいと思ったのが「青銅の苗木」。上のツイートで説明されている通り、APを消費する形で「青銅の果実」を生成し、他の果実と同じようにAP回復アイテムとして使用出来る特殊なアイテムとなっています。APを後々のためにストックして置けるので、時間のない時にAPを消費するのにピッタリというわけです。

 ゲーム内のスタミナは無料ゲームの常ですが、それをみんながみんな効率よく管理していけるわけではありません。僕自身ブログの執筆やその他リアルの事情などで中々APを消費出来ず、満タンになったまま放置してしまうことも多々あります。その問題を解決しつつ、いざという時の周回の選択肢を増やしてくれる苗木はかなりありがたいアイテムです。このような便利なアイテムを実装してくれたFGO運営に感謝したい気分です。

 年々快適さが増してくるFGO。シナリオも大詰めに差し掛かっているということで終わりが見えているからこその大胆な改善とも取れますが、ひとまずはこの快適さを大いに満喫していきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

ブラック★★ロックシューター DAWN FALL

第6話「Collapse」

 教育機関との決戦がいきなり開幕。デッドマスターにストレングス、そしてエンプレスがそれぞれ繰り広げる激戦をOPをBGMにして盛り上げる演出のおかげでいきなりテンション高めで視聴することが出来ました。(個人的にはデッドマスターVSシャーロットが1番見応えがありましたね)ただ一方で決着があっさり気味で気が付いたら終わっていた感覚だったのが惜しかったです。特に教育機関のボスである「スマイリー」は見た目の気持ち悪さの割に、大した攻撃をしないままエンプレスに倒されて拍子抜けしてしまいました。今回の戦いがこの先の戦いの前哨戦に過ぎないことを暗示しているのでしょうかね。

 他にはスマイリーに協力していた謎の少女「ルナティック」の存在が印象的でした。ストレングスたちの過去について大きく関わっているかのような口ぶりは、彼女こそが真の黒幕なのかもしれないという疑惑を抱かせてきます。シャーロットを重要な存在として回収するなど、明らかに教育機関とは別の目的で動いているのも気になりますね。エンプレスたちとルナティックの間にどのような因縁があったのか、次回明かされるのが楽しみです。

 

 

境界戦機

第18話「保護区」

 まさかのユウセイが再登場した今回は、意外な人たちの絆の形にまず驚かされました。ユーラシア軍人である「キリル・ジルコフ」は親日派というだけでなく、現地の日本人女性と交際しているなど今までありそうでなかった関係を見せてくれる奥深いキャラでしたね。妻とも関係も良好で、彼女との間に生まれる予定の子どものために未来を切り拓こうとする姿勢に好感が持てます。

 そんなキリルたちが管理している日本人保護区を北米軍から守る戦いが展開されたわけですが、守り切った結果1人の新たな命の誕生にアモウたちが立ち会うラストが素敵でしたね。前回まで守り切れなかった命に負い目を感じていたアモウが、今度は守ることが出来たことを実感して涙を流すシーンにはこちらもほろりときてしまいました。アモウが自分を許すことが出来る日はそう遠くはないようです。

 北米軍がゴーストのコピーAI搭載型のアメインを使用してきた戦闘シーンに関しては、本物ほどの対応力がないということであまり苦戦せずに勝てたようで割とあっさり目でした。それよりもシオンまでもが相手に手をかけることにならなかったことにホッとしましたね。

 

 

ヒーラー・ガール

第6話「私の下僕におなりなさい・ロシア料理でいい夢を」

 ソニアの魅力がこれでもかと詰め込まれた内容にほっこり。冒頭ではかなたちに対して少々高圧的な態度を取ってきたものの、真面目な仕事ぶりとキチンとしたプロ意識を前半の内に見せつけてきたおかげですっかり彼女の虜になってしまいました。特にヒーラーとして自分がしてはいけないことについて線引きしているのが印象的で、年齢制限というルールに抗いながらも破ってはいけないことを理解している聡明さに惚れ惚れしてしまいます。

 他にも後半の文化祭準備では、地域の人たちのために地元のロシア料理を作ろうとする姿勢に驚かされました。ソニアは強引なところも見られますが、かなたちと同じように「みんなの力になりたい」という想いが根底にあるので応援したくなりますね。

 そんなソニアに応えるように頑張るかなも素敵でしたね。巻き込まれた形でありながら与えられた仕事に真っ向から向き合う姿にこれまた惚れてしまいます。響たちにも協力してもらいつつひたむきに仕事をこなすかなと、彼女に感謝するソニアの歌に癒されるラストがまた最高でした。

 

 

パリピ孔明

第6話「孔明's フリースタイル

 これは孔明の罠だ!となった回。カベとの決戦にちょっと盛り上がった後、全てが孔明の策略だと判明する怒涛の後半に驚かされました。少なくとも前々回の時点でカベを仲間に引き入れるために仕込んでいたと思うとゾクっと来ますね。MCバトルも実質カベの精神的問題を解決するための手段として利用してしまう孔明のやり口には相変わらず舌を巻くばかりです。(一方でラップで現代での生活や英子への想いを綴っていたのが中々にエモかったです)

 そしてカベに関しては上述の通り、バトルで自分の問題を乗り越えていく様子が描かれました。最初にラップの世界に足を踏み入れた過去(彼のラップの才能を目覚めさせた佐々木君がGJすぎる)を描写しつつ、あの時の楽しかった気持ちを英子の歌によって思い出していくシーンに不覚にもウルッときてしまいましたね。孔明との戦いの中でかつての闘争心を取り戻していく姿にも興奮させられます。正直ルールとか勝敗とかよくわからなかったけど互いの本音と意地をぶつけ合うMCバトルに魅了される回だったと言えます。

 

 

古見さんは、コミュ症です。(2期)

第18話「それぞれのお正月です。」「アイススケートです。」「風邪です。」

 クリスマスも過ぎ去ってあっという間に訪れたお正月。個性豊かな正月を過ごすクラスメートたち(個人的にまけるのシーンが1番ツボにハマりました)がなじみの呼びかけによって集まって行われた初詣は見事に相変わらずのテンションでした。そんな安定したクラスメイトとの日常の後描かれた片居とのスケート回は、意外にも乙女な部分がある片居と只野によるBでLな雰囲気が展開されて思わず爆笑してしまいました。古見さんにとって最大のライバルはもしかしたら彼なのかもしれません。

 そして最大の見どころはやはり後半のお見舞い回。病人特有のネガティブ思考に陥っていた只野が、古見さんの看病によって生きる気力を取り戻していく様子に変な笑いが込み上げてきました。単純な男だなぁ、と思う一方、距離感が微妙に近くなってきた古見さんにドギマギしてしまうのも理解出来ますね。途中からそのことに気付いて恥ずかしがる両者のシーンは、見ているこちらもこそばゆくなってくる可愛さに溢れていました。それはそれとして、ラストに流れた次回予告の男子が気になって仕方がない。

 

 

 FGOといえばもう1つ、忘れてはいけないニュースがあります。メインストーリーの続きである2部7章の前に、6.5章の実装が決定されました。

 

 

 6章と7章の間に挟まっていた謎の光点の存在もあって以前から予想されていた6.5章が本当にあったのも驚きですが、それ以上に新サーヴァントとして「コンスタンティノス11世」の存在が明かされたことに驚愕しましたね。今年のホワイトデーのイベントでマイケルという偽名でシナリオに登場していた彼が、こんなにも早く再登場するとは思いもしませんでした。

 また新サーヴァントをまとめたシルエットにあの「ローラン」の存在も確認出来た話も見逃せません。アストルフォの幕間で登場して以来、実装を心待ちにしていたローランがようやくゲームキャラとして使えると思うと嬉しくなってきます。他のシルエットに関してもかの「シャルルマーニュ」や「クリームヒル」といった面々が予想されていますが、もしそれが当たっていたらこれほど喜ばしい話はありません。実装を期待されていたサーヴァントが一気に名を連ねるであろう6.5が実に待ち遠しくなってきましたね。

 

 ではまた、次の機会に。