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2022年春アニメ簡易感想 その10

 

 

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 MCUの映画最新作ソー:ラブ&サンダーの特報映像が先日解禁。MCUとして異例の4作目となるソーの物語ですが、映像ではまず明るそうな雰囲気が目に飛び込んできました。サノスとの戦いでソーは多くを失い自堕落になったことからどうなることかとヒヤヒヤさせられていたので、彼が予想よりも明るく過ごしていることがわかってホッとしましたね。あとダイエットにも成功したようで何より。

 本作ではどうやらソーの「自分探しの旅」がメインとなるようですが、彼にとってどのような結末が待っているのかが真っ先に気になってしまいます。今回は何と言ってもかつて登場したソーの元恋人・ジェーンが女性版ソーとして再登場してくるのがポイントで、彼女との再会がソーに何をもたらすのか非常に気になります。おかげでまだ大まかなストーリーは不明ですが、公開が楽しみになってきましたね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第107話「助けて、ワンパチのアニキ!」

 かなり久しぶりとなるワンパチの出番が描かれましたが、サクラギパークのポケモンたちをまとめる兄貴分となっていたのが地味に仰天ポイントでした。各ポケモンたちの問題を取り持ちつつ、解決出来るポケモンを連れてくる対応力には思わず惚れ惚れしてしまいます。他にも新入りのケロマツのために住み処を譲るベトベターが出てきたりと、人間の知らないところでも、ポケモンたちのコミュニティが自然が出来上がっていることがわかる興味深い内容でした。

 そして最大の見どころはベトベターの住み処作り&スイクンの再登場ですね。川を汚してしまったからといってベトベターを敬遠することなく、むしろ彼がみんなと共に過ごせる場を作ろうとするサトシたちの考えは実に素敵なことだと思います。終盤スイクンが出てきた点も、そうした人とポケモンたちの頑張りに応えてくれたように感じられるのがまたグッド。ワンパチたちで出来るところまで見届けて、最後の川の問題を伝説のポケモンの力で解決してくれるスイクンの心意気に感動を覚えます。

 

 

まちカドまぞく 2丁目

第3話「闇の魔女ふたたび! 湯けむりフロムヘル!」

 前半はネットリテラシーの大切さを学ぶ回。ネットのネの字も理解出来ていないせいで翻弄されるシャミ子と、彼女にネット上の恐ろしさを1から叩き込もうとする桃の奮闘がこれでもかと展開されていました。共感出来る要素が多くてどこかこそばゆい気持ちになりつつも、シャミ子が何とか桃のアカウントと繋がることが出来たシーンでちょっとした達成感を得られたのが素敵でしたね。(でもシャミ子とミカンに嫉妬してWi-Fi切るのはダメだぞ桃)

 そして後半は何とごせんぞことリリスの主役回。シャミ子の体を借りることで自由に動けることになったわけですが、リリスが入っている状態は普段のシャミ子がしないような表情を多く見せてくれたのが新鮮でした。それでいて暗闇が怖いなど可愛らしい弱点がある辺り、妙なところでシャミ子に似ていると感じましたね。そしてイライラしながらもしっかり付き合ってくれる桃にもほっこりさせられます。前半後半通して桃周辺の新たな交流が見られた回と言えますね。

 

 

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

第3話「柏木渚は誅したい」「四条眞妃は何とかしたい」「白銀御行は信じられたい」

 個人的なイチオシキャラである「四条眞妃(しじょう・マキ)」がついに登場。これまでもちょくちょく姿を見せてはいましたが、かぐやの親戚という設定を引っ提げて本格的にストーリーに絡んできた時は驚きましたね。周囲から漂う不憫さと強気を続けられない心の弱さが重なった結果生まれる彼女の「可哀想可愛い」の連鎖は見ていて癖になります。この後の会長と石上との悪友のような関係も魅力的なので、この先のマキちゃんの出番に期待がかかります。

 その他では柏木が彼氏のことを探ったり、生徒会で10円玉ゲームが繰り広げられたりと相変わらずの様子が展開されていました。個人的にはこの2つのエピソードは「疑惑」と「信頼」というキーワードで共通しており、どちらも相手に探りを入れつつ杞憂に終わるオチだったのが印象深いですね。難しいことや最悪のケースを考えて疲れてしまう中、実際は何てことはない信じられる話だった・・・・・・そんな当たり前を再確認させてくれるような内容だったと思います。

 

 

処刑少女の生きる道(バージンロード)

第4話「古都ガルム」

 思った以上にあっさり目的地についてちょっとびっくり。(正直あと2話くらいかけるかと思ってました)オーウェル大司教とも再会しそのまま儀式を執り行うのかと思いきや、ガルムで騒がれている事件解決に動くことになるなどまだまだ波乱が起きそうです。何より子どもっぽいところも見せてきたアカリとの珍道中はこれからも続きそうなので、しばらくは彼女に振り回されるメノウが見られそうなのが嬉しいですね。

 一方で前半描かれたメノウの過去は一貫して重かったです。感情が大きく欠落したメノウが過酷な特訓を受けているのもエグかったのですが、何より同期の仲間の犠牲になろうとする彼女のやり方に衝撃を受けました。一見すると優しさのように感じますが、個人的にはどこかメノウ自身の自傷行為のように思えてなりません。幼少の頃から自身を殺しつつあったメノウのことを思うと、上述のアカリとのやりとりはささやかな癒しの日々なのかもしれないと考えてしまいます。

 

 

阿波連さんははかれない

第4話「ハマリすぎじゃね?」

 突然の教師の妄想にビビった前半。古文担当の「桃原(とおばる)」先生は見た目こそ厳しそうなものの、阿波連さんとライドウの絡みを見て尊さを覚えるギャップが凄まじかったです。「あはれ」と「をかし」の使い方それであってる?と疑問に思う一方で、彼女の尊さを感じるポイントにどこか共感を覚えましたね。

 それ以外にはいつも通り、主役2人のおかしな日常がメインで描かれていました。ラップやらハンドスピナーやらどこか懐かしいチョイス(原作でこの話をやった時はハンドスピナーが流行っていた頃なんだろうなぁ)、そして相変わらずどこかズレているライドウのコミュニケーションはやはり面白いです。

 一方で阿波連さんが近所の小学生に慕われていることが判明した後半は驚く点が多かったですね。子どもたちを叱りつつ、彼らを気にして突っかかっちゃう女子へのフォローも忘れない様子に感心させられました。変わらない日常を過ごしながらも、意外な一面を見せていく阿波連さんに目が離せません。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ(ハート)

第3話「理系が恋に落ちたのでライブに行ってみた。」

 今回は池田研の女子組それぞれの変化が見られた回でした。女子回でいまいち普通の女の子らしいことが出来ていないことにどこか安定感を覚えましたが、その後は男子絡みで波乱を呼びそうな展開が多くてドキドキさせられましたね。まずは倒れた棘田の容態が心配ですし、同時に奏に接触してきた男子のことも気になります。前者はいつも通り虎輔が何とかしてくれると信じつつ、ひとまずは後者の方に目を向けていきたいです。

 また雪村が家庭教師をするエピソードは例によって雪村の理系バカっぷりが炸裂して実に愉快でした。テンプレギャルの「神楽野春(かぐらの・はる)」が抱えている勉強嫌いに対し、タピオカを例にして教えていく手腕には舌を巻きました。何より厳しく接しているものの彼女を決して見捨てようとしない雪村の姿勢はとてもカッコよかったですね。この調子で勉強にのめり込んでいく春にも注目したいです。

 

 

 上のソーの映画でもう1つポイントと言えるのがやはりクイルたち「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の存在。『エンドゲーム』のラストで一緒に旅をすることになったことから出てくるのは予想出来ていましたが、実際に的中するとやはりテンションが上がります。彼らとソーのコミカルなやり取りが本作を彩ってくれることがほぼ判明し、ますます楽しみになってきました。初代と同じくらい身長が伸びたグルートにも驚きつつ、クイルたちのギャグに早くも胸を躍らせてしまいそうです。

 

 

 ではまた、次の機会に。