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FGOの推しを語りたい その24(雑記 2022.6.26)

※最終再臨絵&メインストーリーなどのネタバレ注意

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 FGOの本筋であるメインストーリーの第2部第6.5章「死想顕現界域 トラオム 或る幻想の生と死」を、先日クリアしました。1日1節くらいのペースでやっていたので他の人たちよりも遅くなってしまいましたが、何とかやりきることが出来て一安心です。(これで他の人の感想を読みに行けるのが何より嬉しかったり)

 数万単位のサーヴァントが3つの勢力に分かれて戦争を繰り広げる異常な規模の特異点を舞台にした物語は実に面白かったです。様々な英霊たちの人物模様が描かれた群像劇、彼らの物語はどれも惹かれるものばかりでした。今回はそんなトラオムの感想を中心に書いていきたいと思います。

 

 

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 さて今回のエピソードを一言で表すならば「見えざるものに目を向けるための物語」でしょうか。ここで言う「見えざるもの」とは、わかりやすく言えば注目されてこなかった人々や事象のこと。輝かしい英雄譚の影に隠れた、物語の裏側に潜む人々の苦悩を明かしていくことこそ、今回のテーマだったと考えます。(この辺りはどこか2部6章のオベロンの言葉を思い出しますね)

 例えば各界域に所属するサーヴァントたちの中でも「幻霊級」と呼ばれている者たち。彼らは有名な英雄たちのように名前を残すことは出来なかった実質名無しのサーヴァントたちですが、それぞれの戦いや人生があったことが示されていました。実際各キャラの個性が結構強く、中でも主人公を助けてくれた「シチリアのライダー」とその仲間たちが印象的です。彼らは物語の中では大したことのない脇役だったとしても、彼らには彼らの物語があり、みんな必死に生きていたことがわかります。名も覚えられていない者たちを脇役ではなくそれぞれの主人公として見る……そのきっかけをこのエピソードで教えられた気分です。

 

 

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 目を向けられなかったものを扱ったエピソードは他にもちらほら見られます。ざっと思い出したものを箇条書きにするだけで……

 

  • 夫を英雄として祀り上げ利用した者たち、何よりそれを良しとして自身を犠牲にしたジークフリートに怒りを覚えるクリームヒル
  • 「歴史上存在しない」という事実を突きつけられながらも自身の存在を示そうとした教皇ヨハンナ&彼女のために戦ったコンスタンティヌス11世
  • “愚か者”のままでいるのではなく、“英雄”として戦うことを決意したドン・キホーテ
  • 主人公にヨカナーンの面影を見るものの、殺すわけにはいかないと自らその場から退場したサロメ
  • カール大帝という史実の偉人としてではなく、敢えて“幻想の英雄”である汎人類史側のサーヴァントとして召喚されたシャルルマーニュ
  • 自身が異星の神の使徒という真実に到達することを無意識的に避けていたことに気付いてしまったホームズ

 

 このように色々とあります。基本的に各陣営の代表者を中心に、それぞれの憤りや悲しみが描かれていました。特にホームズの正体は衝撃的で、以前から何となく読めていたものの劇中のホームズよろしく敢えて踏み込まなかったので、触れられた時は複雑な気持ちを抱きましたね。そして彼の最期を目にしたことで、それでもこの事実に向き合うべき、と今回強く感じさせられました。

 

 

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 そんな見えざるものへの物語の極めつけとなったのがラストシーンに示された者、特異点を作り出したマスターである『被検体:E』の存在です。2部が始まってから度々挿入されていたデイヴィット・ブルーブックの幕間、その果てに登場した宇宙人こそ今回の実験の発端であることが明かされた時は仰天しました。

 この被検体:E(E検体と表記が揺れているのは何かしらの意図があるのでしょうか?)が100年に渡り人体実験を受け続けてきた事実にカルデアが深く関わっているのは間違いないでしょう。6.5章の全ては人類が彼にし続けてきた仕打ち、その事実に主人公たちが向き合っていくため用意されていたのかもしれませんね。

 というかあまりにも衝撃的なままで終わってしまったので、続きが気になって仕方がない自分がいます。この被検体:Eは異星の神や空想樹とどういった関係にあるのか、それが続きの7章で明かされるのか、そういったことばかりを考えてしまっています。早くこの辺りの謎を解明してほしいところです。

 

 

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 気を取り直して。本筋以外ではやはりカドックが仲間になってくれたのが印象的ですね。オリュンポスで回収されてからこのまま協力してくれるかどうか気になっていたので、こうして期待通り力を貸してくれて嬉しかったです。首輪付きという制約がされているのが妥当とはいえ可哀想……ですが、その状況を抜きにしても割と主人公たちに協力的な姿勢を見せてくれるのが真面目なカドックらしいと言えます。

 今回の彼の活躍に関しては案の定主人公やマシュでは中々こなせないシビアな面を一手に担ってくれるだけでなく、彼らとのコントのようなやり取りも思う存分見せてくれたので概ね大満足です。(個人的には終盤、A’チームと命名したりぐっさんの正体にびっくりしたりするカドックが良き)クリプターも残りは彼とデイビットの2人だけになってしまった中、懸命に生きているカドックには何が何でも生き延びてほしいと思ってしまいます。

 

 

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 ゲームそのもののプレイ感想については、割とあっさり目な印象を受けました。恐ろしい強敵ばかりだった6章と比べても難易度が易しく設定されており、多少のゴリ押しでもどうにかなりましたね。ボス戦も特殊なギミックが少なかった分、自分の思う通りの戦法で戦えたので結構楽しくスイスイ進めることが出来ました。

 とはいえ変則的なバトルもいくつか見られましたね。中でも指定ターン以内に倒さなければならないバトルは少々厄介だった記憶があります。(前半はともかく、サポートがジークフリート固定になる後半はキツかったです)実際深く考えず編成したせいで、2度くらい失敗して再挑戦する羽目になりました。なるべく少ないターンでどれだけ削れるかを考えるべきだった、と今ちょっと反省しています。特殊なバトルほど慎重に戦わなければならないことを改めて思い知りました。

 

 

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 というわけで、そちらの反省はその後開催された「聖杯戦線」で活かされることになりました。各ユニットごとに割り振られた行動力や多いほど恩恵が大きくなるパーティ効果など、様々な新要素を取り入れた内容になっていました。とはいえ大まかな戦術は依然と変わらず、如何に味方を温存しつつ敵の戦力を削れるかに注視してプレイすることが出来ましたね。そして思う存分ジナコとBBをわからせることが出来たぜ……

 そして今回の聖杯戦線で強かったのがバーゲスト。ネット上でも何かと話題になっていて僕も使ってみたのですが、攻撃しながら回復するスキルがまぁ強いこと強いこと。苦手なランサー相手でもある程度戦えるので今回は本当に重宝しました。最初から最後まで頼りになって実績を忘れず、この先聖杯戦線が開催される度に彼女に活躍してもらうとしましょう。今後ともよろしくねバゲ子!

 

 

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 そして今回紹介する推しは謎のヒロインXX。

 2018年の水着イベントで初登場したヒロインXの水着バージョンですが、ユニバース関連で色々とおかしなことになっていて最初は唖然。しかし第1再臨がロボ、第2がメカ娘、第3が水着ヒロインと男の趣味を幅広く取り入れたデザインに早くも魅了されました。加えて謎のくたびれたOL属性が妙な背徳感をプラスしてくれています。(トンチキXがここまで可愛くなるとは……)さらにウチでは初のフォーリナー&ランストロットに次いで反故レベル5になった星4サーヴァントとして思い入れが深いですね。

 バトルでは瞬間的火力に特化した攻撃要員。スキルがどれも1ターン継続と短いものの、嵌れば強力なものばかりなのでバーサーカーを相手にした際、いざという時の控えとして編成に入れています。加えてスターの集中率を下げることで味方にスターを渡すといった支援も出来るので結構器用な印象を受けます。

 ちなみに今回のトラオムの攻略でもバーサーカーであるクリームヒルト戦で控えに入れました。しかも同じく控えから出てきたケイローンにスターを渡しつつ、自分は宝具でクリームヒルトの残りHPを削りきるという大金星を挙げてくれてとても嬉しかったです。この先もバーサーカーはもちろんのこと、同じフォーリナーやプリテンダー相手にも活躍させてあげたいですね。

 

 

 さて今後のFGOについてですが、月末の新イベントが控えています。以前アニメの簡易感想の記事で書きましたが、次なるイベントの題材が里見八犬伝というのは僕にとっても嬉しい話です。実質Fateをはじめとした伝奇ノベルの大先輩とも言える八犬伝FGOではどのように料理していくのか、今から気になって仕方がありません。次の水曜の生放送で明かされるであろう新情報が楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。