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2022年夏アニメ簡易感想 その10

 

 

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 ポケモンに関する様々な情報をお届けするポケモンプレゼンツが先日公開され、その中でも目玉情報であるポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の新映像が同時に解禁されました。初の本格オープンワールド形式ということでかなり気合の入ったグラフィックに目を奪われますが、個人的にはコライドン&ミライドンがバイクのように変形して走る姿にまず衝撃を受けました。ドラグランザーかな?パッケージを飾る伝説のポケモンが自転車の如く主人公に乗り回されている絵面は類を見ないほどシュールです。

 他にも飛行したり水辺を泳いだりするなど、シリーズ定番のライド要素を一手に担ってくれる存在になる模様。伝説のポケモンの威厳云々があまり感じられないのは残念ですが、その分共に冒険することで愛着が湧いてきそうな予感がします。これはこれで中々面白そうですね。でもコライドンはタイヤを使え、そしてニャオハは立つな。

 

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 その他の情報も上の紹介映像で詳しく解説されており、面白そうな要素が満載でした。学校に通う主人公が「宝探し」という名の課外授業に繰り出すストーリーや先生をはじめとした様々な登場人物(校長とかが黒幕っぽいと真っ先に考えてしまう……)には惹かれるものがありますし、ジムバトルの順番を自分で選べるようになったらしい点も嬉しいです。いくつか公開された新ポケモンの中では、勇ましさと可愛らしさが両立しているハルクジラがお気に入り。

 そして本作独自のバトル新要素である「ラスタル」も興味深いです。ダイマックスと同じように全てのポケモンが使えるほか、特定の個体はタイプが変わるというのも特徴的。何よりポケモンがキンキラに輝いて頭に何かが生えている……というとんでもない絵面のインパクもあって目が離せません。新しいポケモンがどうなっていくのか、気になるばかりです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『異世界おじさん』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

 

RWBY 氷雪帝国

第5話「Awaken in a dream「眠りの都」」

 夢の中のワイスもとい「ネガ・ワイス」との激戦の後、今度はヤンとブレイクも一緒に夢の世界に行くことに。頼もしい仲間がいるおかげが、ルビー1人だった前回とは異なりスイスイ進めたのですんなりと見れました。コインなどに頼りすぎることなく、わざと捕まるなど作戦を駆使して攻略していく様子は結構心地よかったですね。仲間がいる分ルビーも余裕を以ていられた辺り、チームの重要性を再確認しました。

 また以前よりもワイスの世界を俯瞰出来たのも大きな収穫です。夢の世界のブレイクが片耳だったり点やルビーとヤンを捕えようとするシーンなど、ワイスの中に彼女らへの仲間意識が残っていることがまじまじと伝わってきました。中でも前回は登場しなかったピュラが檻の中で歌うシーンは衝撃的。前回はドン引きしまいましたが、この檻はもしかしたらワイスの「大切なものを守りたい・手元に残したい」という気持ちの表れかもしれませんね。(だとすると気にしない=存在しないブレイクが大きなカギになりそうな予感がします)

 

 

連盟空軍航空魔法音楽隊 ルミナスウィッチーズ

第5話「まっしろリボン」

 前回から一気に距離を縮めたシルヴィとジョーのメイン回。シルヴィは良いところのお嬢様かと思いきやまさかのお姫様という出自に驚かされましたが、それ故にウィッチとして続けられなかった過去が明かされて一気に彼女の想いに惹かれるようになりました。家に誇りを持っているだけに、それを隠さなければならないと自分を追い詰めてしまっているのが切ないですね。(父親も娘のことを決して否定していないだけに余計辛いものがあります)

 そんな問題を綺麗なものは綺麗と言えるジニー、そして同室のジョーのおかげで向かい合っていく展開はベタながらお見事でした。ジョーが「家族を養うため」という確固たる目的を貫き続けている一方で、様々なウィッチと歌える職場を楽しめるようになっている様子がシルヴィの背中を後押ししてくれたことにどこかジーンときます。俺っ子だと判明したジョーがそのままでも受け入れられたように、ありのままでもいられることを知っていく流れはとても素敵でしたね。

 

 

ユーレイデコ

第5話「うそつき鵺を追って」

 今回は有名な妖怪「鵺(ヌエ)」の情報を追っていくエピソードでしたが、予想よりも悲しげな結末に驚かされました。ヌエが正しい形で伝わっていないことに憤る博士のために情報を精査するものの、かえって別の形で流行ってしまいちょっと唖然。それどころかヌエが存在しないものだとわかるや否や、博士が自分のヌエを消し去ってしまったことにショックを受けてしまいました。「間違った情報は悪」と言っていた博士が可愛がっていた存在すら自らの手で消し去ってしまう展開はかなり皮肉が聞いていると言えます)博士自身はとても悲しそうなのがまた辛かったですし、その後ヌエの存在をみんな忘れてしまった光景に無情なものを感じずには入れられません。

 またベリィとハックの喧嘩が勃発する中で「“正しい”はどうやって判断するのか」という問題にぶち当たっていたのも興味深かったです。自分の目で見たものしか信じないハックと見えないものにも何かを求めるベリィ、どちらの言い分もわかるだけに何とも言えないもどかしさを覚えました。上述の間違った情報も合わせて、正しいことと間違ったこと、それらを決めるのは何なのか……どこか考えさせられる内容だったと思います。

 

 

継母の連れ子が元カノだった

第5話「元カップルはお泊まりする「どういたしまして」」

 ラブラブな両親に2人だけの時間をプレゼント!するためにそれぞれ川波と南の家に泊まり込むことになった伊理戸キョウダイ。友人2人がマンションの隣の部屋同士ということで、結局のところ2人が4人になってより賑やかになっていく光景に大笑いしてしまいました。黒歴史暴露やファミレス、テスト勉強など学生らしいイベントが盛りだくさんでどこか微笑ましいと感じますね。結女が南に「ドリンクバーは自分のオリジナルブレンドを作るのがマナー」という嘘を吹き込まれてからのひと悶着は、特にノリ重視の若者っぽさが溢れていました。

 そんな中で各男女の関係が描かれていたのも特徴的。川波と南は互いにいがみ合っているようでいて、幼馴染故の気心の知れた仲であることがこれでもかと伝わってきました。水斗と結女とはまた別ベクトルで「喧嘩するほど仲がいい」を体現していると言えますね。一方で水斗の中学生時代の「月が綺麗ですね」発言など、彼が当時の頃をどれだけ引きずっているかが読み取れるシーンもちらほら見られました。川波たちの器用さを羨んでいる辺り、水斗は内心時間があれば結女とは別の結末を迎えられたかもしれないという“後悔”を抱えているのかもしれません。

 

 

 ポケモンSV(スカーレット・バイオレット)の店頭予約も本日から開始されました。恐らくは既に多くの人がパッケージ版を予約するためにお店に向かったことでしょう。僕もどの店に行くかはまだ検討中ですが、予約自体は早いうちに済ませようと考えています。今回も姉の分も合わせてWパックにしとこうかな~、などを姉と相談しながら、次のポケモンに思いを馳せるのもちょっとした楽しみだったりします。

 

 

 ではまた、次の機会に。