新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その25(雑記 2023.9.6)

 

 

 かつてハム太郎目当てで観に行った映画館で同時上映だったゴジラに魅了されてしまい、今やゴジラの大ファンとして様々なゴジラ作品をチェックしているメタレド。そんなメタレドにとって見逃せない新作ゴジラの情報がついに先日解禁されました。そんなわけで今回はそのゴジラ新作の情報をメインに語っていきたいと思います。ゴジラが好きな人も、そうでない人も興味があれば是非お付き合いくださいませ。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

破壊の化身が導く負(マイナス)の絶望

 

 

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  というわけで早速ゴジラ生誕70周年記念作品として制作された『ゴジラ-1.0』の新たな予告について。最初の特報の時点で人々がゴジラから逃げ惑う衝撃的な映像に圧巻されましたが、今回新たに公開された映像はさらに上をいく恐怖と衝撃がありました。上の動画を見て貰えればわかる通り、ゴジラが民衆を襲う光景はあまりにもショッキングの一言。電車の車両に噛みつき、尻尾で建物を壊し、人を容赦なく踏み潰していく……直接的な描写が見られる分、ゾッとさせられるシーンのオンパレードでした。熱線で人や建物が解けていくかのようなシーンも、中々に恐ろしいですね。(そして0:54辺り、ゴジラが放射熱線を吐いたからなのか、黒い雨のようなものが降っているシーンが一瞬確認出来るのがここすきポイント)

 また本作のゴジラは歴代でもかなり小さく、初代ゴジラの50mをいくかいかないかくらいであることが予想されます。これは当時の日本の建物の高さに合わせているのでしょう。(歴代ゴジラがドンドン巨大になっていったのも、現実の建物の高層化が関係しているとか)サイズだけ見るとショボく感じそうですが、これくらいの大きさの方がかえってリアルな恐怖を感じられますね。見た目も凶悪ですし、ラストに映った肌が焼けただれたような姿も迫力満点です。ハリウッドで復活して以降様々な「強いゴジラ」が生み出されてきましたが、本作はそういった強さや大きさで攻めずに目の前で人に襲い掛かる巨大生物としてのゴジラの恐ろしさを追及しているのかと思われます。ある意味で初代からの回帰とも言える逆転の発想には驚かされるばかりです。

 

 

 さらに本作に出演する俳優陣も同時に解禁されましたが、何と言っても神木隆之介さんと浜辺美波さんという朝ドラ『らんまん』主演の2人がいるのが話題になっていますね。(ちなみにそれぞれオファーは4年前、撮影は1年前から行われていたので2人の共演自体はらんまんよりも先なのだとか*1)その他の面々も結構豪華で、予告から確認出来る迫真の演技に期待がかかります。

 そんな様々な情報が明らかになってきたゴジラマイナスワンですが、個人的には戦後間もない日本だからこその描写に期待したいところ。戦争で多くを失った人々の疲弊した心が映される描写はしんどいかもしれませんが、そんな時代だったからこそ目を背けてはいけないシーンをはっきりを見せてほしいです。反戦映画である初代ゴジラのように、ゴジラだけでなく人間たちのヒューマンドラマが描かれることを楽しみにしていたいです。

 

 

聞いて驚けぇ!最強にブレイブなレッド参戦!!

 

 

 先日『仮面ライダーガッチャード』の放送開始と同時に新章へと突入した『王様戦隊キングオージャー』。宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンという規格外の敵が現れる中、宇宙を支配する王に歯向かう「反逆の戦士たち」として立ち向かうギラたち王様の姿には大いに興奮させられました。(主題歌にある「勝つぜ 反逆者どもの子どもよ」ってそういう意味かも……?)歴代戦隊からしても類を見ないスケールの怪物に、どのように戦っていくのか先が気になって仕方がありません。

 この時点で盛り上がりが半端ないキングオージャーに、さらに『獣電戦隊キョウリュウジャー』からキョウリュウレッドも参戦するというのですから驚きです。しかもVSシリーズなどではなく、ガッツリ本編に関わるとのこと。以前から韓国キャストで正統続編が作られるわ別のソシャゲとのコラボで新規エピソードが作られるわ放送後も度々展開されてきたキョウリュウジャーですが、現行戦隊の戦いにまでお邪魔するとは中々にブレイブですね。キングキョウリュウレッドにパワーアップして登場するとのことですが、果たしてキング(桐生ダイゴ)が変身するのかも気になるところ。行方不明になったラクレスが変身する説もありますが果たして……?大穴でキョウリュウジャーブレイブ』からクォン・ジュヨンが変身していたら面白そうですね。

 

 

 加えて衝撃的なのがそんな新キョウリュウレッドの装備や合体ロボ・キョウリュウジンの玩具が一般販売される点。しかもキョウリュウジンはキングオージャーに合わせてフル可動バージョンになっており、シュゴッドと合体することでキングキョウリュウジンになるという戦隊の垣根を越えた合体を可能にしている模様。まさか令和になってキョウリュウジャーのおもちゃがプレバンではない一般で出すとは思っても見ませんでした。これらからも本気でキョウリュウジャーを売り出そうというバンダイの本気が伺えますね。このキョウリュウレッドが登場するのは来月以降になるとのことですが、今から楽しみでなりません。

 

 

女王蜂も踊れチキチキバンバン?

 

 

 去年アニメ化されついに実写ドラマとして放送されることになった『パリピ孔明』に、今話題になっているロックバンド・女王蜂のアヴちゃんさんの出演が発表されました。『推しの子』のEDテーマを担当して一躍有名になった女王蜂ですが、とうとうドラマ初主演まで果たすことになることに驚きを隠せません。アニメ『どろろ』で女王蜂の存在を知り、アニメで関わってくるたびに注目していた身としてはかなり感慨深い話ですね。あの頃と比べて多くの人に女王蜂の魅力が伝わってきていることに、嬉しさと寂しさを同時に覚えてテンションが上がります。

 そんなアヴちゃんが演じるのは何と原作漫画の主人公の1人・英子の憧れのシンガーであるマリア・ディーゼルなので余計にびっくり。そしてある意味で重要キャラであるマリアをアヴちゃんがやるのは結構ピッタリなのではないか!?とちょっと納得させられますね。間違いなく劇中でその歌唱力を披露してくれそうですし、アヴちゃんなら物語で英子が衝撃を受ける説得力を生み出してくれるだろうと信頼出来ます。

 他にはやはり小林店長役の森山未來さんとの共演ですね。2人はアニメ映画『犬王』で共演した経験があるので、これが実質再共演になるというのが個人的にもかなり胸熱な話です。実際アヴちゃんもそんな森山さんがいたからこそといった発言をしていましたし*2両者の交流が犬王から続いていることを実感出来るのはファンとしても嬉しいところ。アニソン界で一気に知名度を上げた女王蜂ですが、これを機にさらに注目されて行ってほしいですね。

 

 

ディズニー100年の創造(イマジネーション)で変身!?

 

 

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 ディズニー100周年記念商品としてBANDAIより発売される「Disney IMAGINATION BELT」。ベルトというビジュアルと鍵を使うギミックから特撮オタクに「ディズニードライバー」だの「仮面ライダーディズニー」だの言われまくったベルトの詳細が判明しましたが、その驚異的な機構とどこかで見たことあるようなプロセスが衝撃を与えてきました。というか予想以上に変身ベルトをやっていて吹き出してしまいましたね。

 

metared19.hatenablog.com

↑発表当時の話については上の記事を参照。

 

 何といっても鍵をベルト側面に刺して回すことでサウンドが鳴るギミックが平成・令和ライダーのベルトっぽいです。鍵を刺せば「Mickey Mouse!」、そこから回して「IMAGINATION!!」とややネイティブな発音が鳴り響くなどやっぱりどこかで聞いたことがあるようなものとなっています。(具体的にはディケイドライバーっぽい)さらに回せば「FULLMAX!!」と鳴るのは必殺技のように聞こえますし、10種類ある鍵それぞれに固有の音声が存在する点もライダーのフォームチェンジを彷彿とさせます。でもマーベルとスターウォーズをディズニーの歴史に加えているのは何とも違和感があります。とご丁寧にそれぞれの鍵を使って変身したイメージビジュアルも上の動画で確認出来る辺り、バンダイもわかっててやっている節がありますね。

 また技術力の高さも目を見張るものがあります。サウンド発生時に舵が付いた正面パーツが開き、液晶画面で映像が流れるギミックは良く出来ていて驚かずにはいられなかったです。(ちょっとパチンコっぽい演出なのが気になりますが)フルカラーLEDをこの小さなベルトにまとめたバンダイ驚異の技術力に舌を巻くと同時に、この技術をディズニーの多額のお金で披露したいからこのベルトの企画を出したのではないか?なんて邪推も湧いてきてしまいました。このベルトを買う人がいるのかは結構疑問ですが、いざ目の前にあったらちょっと触ってみたくなるくらいには魅力的な商品かもしれません。

 

 

 マイナスワンに限らず、ハリウッドのモンスターヴァースやこの前まで放送されていたちびゴジラなど新作が豊富なゴジラFINAL WARS』以降しばらくの間新作が作られなくなったゴジラの冬の時代を思えば、今はまさに常春と言えるでしょう。シリーズの新作が供給され続けることがファンにとってどれほど嬉しいことかは言うまでもありません。このままゴジラもどんどん人気が広がっていき、70年で終わらず100年まで続くことを願いたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。