「黒いレックウザ光臨」キャンペーン開催!
— ポケモン公式 (@Pokemon_cojp) 2024年11月18日
この年末年始、ゲーム・アプリ・テレビアニメ・ポケモンセンターなど、さまざまな場所に黒いレックウザが登場するよ。
くわしくは公式サイトをチェックしてね!https://t.co/pT91P9ERNR #黒いレックウザ光臨 pic.twitter.com/WxWesnwACG
現在放送中のアニポケにおいてキーポケモンとなっている黒いレックウザに関するキャンペーンが始動。シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』をはじめとして、多くのポケモンゲーム作品に期間限定で出現することが判明しました。特にポケモンSVでのテラレイドバトルなど、個人的にずっと待っていたイベントの到来に胸躍らせずにはいられません。アニメの登場とグッズの販売から1年以上たちましたが、念願の黒いレックウザを手にするチャンスに今からテンションが上がりそうです。
キャンペーンの発表に合わせて記念アニメーションも公開され、パルデア地方を舞う黒いレックウザにこれまた興奮させられました。ゲームのキャラクターの風景に溶け込んでいるかのように、優雅に空を滑空するレックウザには不思議と神秘的なものを感じます。(やたら距離が近いのがじわじわきますが)来月のテラレイドバトル開始の暁には、よーしロイたちより先にゲットしてやるぜーっ!!くらいの勢いで黒いレックウザに挑む所存です。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
- ポケットモンスター レックウザライジング
- ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ
- アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season
- ブルーロック VS. U-20 JAPAN
- チ。-地球の運動について-
- 遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
ポケットモンスター レックウザライジング
第73話「孤高の戦士バサギリ」
前回までの探索の末、とうとうバサギリと対面。ここまでの時点で気難しそうなキャラクターだと予想していましたが、いざラプラスと再会してからのバトルにどこか意外な空気を感じ取りました。リコたちを試すかの如くバトルを挑んでくるくだりも然り、強さで以て自分の存在を示すタイプなのでしょうね。六英雄特有の過去の記憶においても、ルシアスにその力を買われたことに喜んでいたことが読み取れます。元々は暴れん坊だったので荒っぽいところはあれど、義に忠実な面も見せているので好感が持てました。
そんなバサギリとのレイドバトルではリコたちのコンビネーションに膝を打ちました。3対1をものともしないバサギリに、個々の強さではなく力を合わせて立ち向かう構図は前々回同様彼女たちらしいと言えます。特に今回はロイが作戦を提案したのが印象に残りましたね。周囲の竹を炎で熱し、割れた音でバサギリの気を散らせる手段は中々にクレバーの一言。何よりロイがこのような知略を見せたことにどこか感慨深いものを覚えます。
あとはバサギリの記憶に出てきた謎の名前「リスタル」についても気になるところ。視点のせいで全く映らなかったものの、ルシアスの協力者であることは間違いなさそうです。もしかしたらこのリスタルこそ本来のエクスプローラーズ、ひいてはギベオンやアメジオの先祖なのではないか……!?といった考察が捗ってきそうです。
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ
第7話「ターン・オーバー」
本当の裏切り者はレンだった!?というピトフーイによるまさかまさかのカミングアウトに度肝を抜かれました。レンは自分が選ばれたことを確信していなかった点には首を傾げたものの、裏切り者の裏切り者として暗躍したピトフーイの作戦には舌を巻くばかり。今思えばビトレイヤーズを仕切っていたのも、自分が場をコントロールするためのお膳立てをしていたのでしょうね。それでもピトさんが裏切り者扱いに関して違和感がなかったので、視聴者としてはまんまと騙されました。それにしても裏切り者でなくてもドローンに乗れるとか、やっぱりこの特別ルールガバガバじゃない?
といった感じで今回もまたピトフーイによる独壇場が繰り広げられることに。敵チームを次々と撃破していき、表向きの味方まで欺いて全滅に追い込む手腕は流石といったところです。そのようにチームの有利に貢献している一方で、自分の望む状況に持っていくことを第一にしているが実にピトフーイらしいですね。キレたレンとの戦いに持っていくために動きつつ、昔なじみのデイビットとのレーザーチャンバラを楽しむ光景は本当に楽しそうでした。ある意味で今回のスクワッド・ジャムは彼女が主役と言っても過言ではないかもしれません。
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season
第7話「一番大事なもの」
今回は久々にアンティーカメインのストーリーで、メンバーの1人である咲耶にスポットが当たることに。1期の時点では落ち着いた雰囲気を醸し出していた彼女が、その実寂しがり屋だと判明した時は少々意外でした。家で留守番する日々が続いていた彼女にとって、1人で待つことは慣れているものの心細い事であることがこれでもかと伝わってきましたね。そのくせ平気なふりをして誤魔化すクセが付いているのか、無理をしているのが丸わかりで物悲しいです。アンティーカがバラバラになってしまうかもなどと考えながらも、口に出来ずにいる辺りは特にいじらしいだけに切なくなってきます。
そんな咲耶に対し、「三峰結華(みつみね・ゆいか)」が正面からぶつかる展開がまた印象的。「いつ泣いているの?」と問い詰める過程は、張りつめているものの咲耶の心を案じていることが伺えますね。(結華も結華で自分の弱いところを表に出していない節がありますが、咲耶とは違い溜め込まない術を心得ているのかも?と感じます)その後も他アンティーカのメンバーと本音を晒し合うことで、大人になろうとしている咲耶に甘える機会を与えている様子が見られました。恋鐘の胸に飛び込んだことで、ようやく咲耶も心の底から大事にし合える仲間を獲得出来たのだと感じられる一幕だったと言えます。
ブルーロック VS. U-20 JAPAN
第31話「糸師 冴」
開幕からプロの洗礼を受けることとなったブルーロックイレブン。U-20の洗練されたディフェンスは圧倒的で、彼らが日本代表を背負っているのは伊達ではないことが伺えました。プロチームと高校生の差を見せつけられた点は1期の世界選抜との試合を思い出しますが、こちらは徹底した防御の硬さで強さを誇示し続けている辺りが日本のサッカーらしく感じますね。そこに冴という天才ストライカーが加わることで、攻めにおいても隙のない盤石なチームに仕上がっているのでしょう。(それはそれとしてU-20は愛空以外も顔が濃いヤツばかりでこいつら本当に20歳以下なのか……?などと疑ってしまったり)
そうした逆境を跳ね返し、状況を一変させたのはやはり潔と凛。連動したコンビになったかと思いきや、数的有利を作り出してからは個別に動き出し敵を翻弄する辺りにはニヤリときました。絵心が言うアドリブ力を凛が発揮し、それを感じ取った潔が適応していく流れはここまで彼らを見てきたからこその安定感がありますね。凛が兄と同じシュートを狙う負けず嫌いを見せたことに苦笑いしてしまいましたが、それすらも糧にしていくブルーロックの攻めへの姿勢に何だかんだ魅了されつつあります。
そしてブルーロック側で最初のゴールを決めた凪についても語りたいところ。お得意のジャンピングターンを決めてからの一撃は最高に痺れました。そのうえ映画『-EPISODE 凪-』のラストのセリフ「初めまして日本、俺が凪誠士郎だ」を言ってのける自己紹介には、感動と興奮で内心スダンディングオベーションをせずにはいられなかったですよえぇ。
チ。-地球の運動について-
第8話「イカロスにならねば」
バデーニの誘導尋問があくどすぎる……ヨレンタが解答者であることを即座に見抜いたのはいいとして、彼女に地動説への意見を引き出そうとする語り口には内心ドン引きしてしまいました。親しみやすそうな態度から徐々に詰めていく過程は、見ているこちらにも緊張が走ります。ヨレンタが女性であることを利用しつつ、彼女の研究者としてのサガを刺激する……最早神父というより詐欺師の手口には苦笑いせずにはいれらなかったです。
ヨレンタもそんなバデーニに最初翻弄されましたが、「ピャスト」伯の言葉に突き動かされて覚悟を決めてからの勇ましさには目を奪われました。上述とは打って変わって、大胆な策でバデーニたちを唖然とさせてくるので見ていてスカッとさせられます。それもこれもピャスト伯の“無謀”であるべきという姿勢が影響しているのがまた素敵ですね。常識に囚われることなく、イカロスのように飛び立つ度胸も研究者として必要な素質であることが十分に伝わってきた気分です。
そしてピャスト伯もまた研究者としての矜持を見せてくる展開が個人的なここすきポイント。若き頃から鼻つまみ者にされながらも、自分を評価してくれた研究者に「世界を変えてやれ」と託された点はオクジーたちに通じるものがあります。地動説とは相反する天動説を重んじるものの、真理を探求する気高き姿勢は主人公たちと全く同じであることを感じ取りました。
遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
第134話「小さな缶の物語」
ダマムーとダマムーがラッシュデュエルをしてダマムーが勝った……字面だけでなく、絵面においても意味不明なデュエルが描かれた今回。使うカードも同じタマボットとその関連カードばかりだったので、見ていてどっちがどっちかわからず混乱する羽目になりました。特に決着を付けた魔法カードレンダマブンシンによって攻撃力200の合計30回攻撃というインパクトある字面が衝撃的です。それでいてタマボットそれぞれに「たかし」「ひろし」「まさし」OKA-SANだーッ!!と名付けている辺りが子どもっぽくて微笑ましかったですね。
またいつの間にかいなくなったと思ったら、不思議な街の中で遊んでいるダブルダマムーにどこかゾッとするものを覚えました。イメージの中のユウディアスに触れて消す遊びは微笑ましい反面、この子たちの無邪気故の怖さが表現されていますね。そしてユウディアスを呼び覚ますためにダマムーたちを連れてきたクァイドゥールの思惑や如何に、といったところです。
現実世界の方ではユウナと遊歩がハッキリと敵対したのが見逃せないポイント。ユウナが遊我の未来に行く目的、そのためにダークマター帝国すら利用したことをあっさりバラしたのは少々意外でしたね。前回エポックを巻き込んでしまったことで吹っ切れて、全員に憎まれることを承知のうえでで突き進む覚悟を決めてしまったと見るべきでしょうか。
他にもポケモンゲームに関してもう1つ見逃せない情報があります。何と『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の国内販売本数が870万本を突破したとのことです。しかもこの記録は歴代シリーズで最も売れていた『赤・緑』を破ったとのことで、20年以上の歴史における偉業に驚きを隠せません。
『ポケモンSV』の国内販売本数が830万本を突破。『ポケットモンスター』シリーズの国内最高販売本数を更新https://t.co/UtJTWDOZF0
— ファミ通.com (@famitsu) 2024年11月18日
これまで国内では『ポケモン 赤・緑』が歴代シリーズでもっとも販売本数の多い作品だった。記録の更新はシリーズ28年の歴史で初めての出来事。#ポケモン pic.twitter.com/cSotUMAYpV
初代である赤緑がこれまで国内で最も売れたポケモンだった中、それを打ち破る作品が出たことはなるほど快挙と言えるでしょう。実際SVはシリーズ全体を通してもストーリー面のおかげで、かなりの没入感で楽しめる作品に仕上がっていたと思います。その結果最新作が最も売れたポケモンとして歴史を塗り替えた事実から、今もなお人気が衰えないポケモンの凄まじさを実感しますね。
ではまた、次の機会に。