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2025年秋アニメ簡易感想 その9

 

 

 

 日向夏氏原作の『薬屋のひとりごと』が先日、テレビアニメ化から2周年を迎えました。あれから既に2年が経過していることに驚きつつ、あの時の猫猫(マオマオ)たちの活躍にどこか懐かしいものを覚えていった次第です。そのタイミングで2周年記念のPVが公開された点も、当時視聴した思い出を振り返るのにちょうど良かったですね。

 

metared19.hatenablog.com

↑アニメ1期初回の感想は上の記事を参照。

 

 そして2周年を迎えたタイミングでアニメの新作情報も発表されました。テレビアニメ第3期はある程度予想の範囲内として、まさかの劇場アニメ化の決定に驚きを隠せなかったです。しかも後者は原作者による完全新作ストーリーとのことで、かなり気合が入っていることが伺えます。険しい顔つきの猫猫のビジュアルも相まって、新作はさらなる波乱を呼びそうな点にも期待がかかります。まずは来年秋のアニメ3期を楽しみに待ちたいところです。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

3年Z組銀八先生

第3話「普段喋らない奴が突然ボケるとリアクションに困るが困ったところでスルーできない以上笑うしかない

 学園一の不良・高杉晋助襲来!また子をはじめとした鬼兵隊のメンバーも総出で彼を迎えるなど、本作では仲良し不良グループとなっていることを即座に理解しました。(本編ではすぐに退場した似蔵も元気そうでちょっと嬉しい)しかしそれ以上に、徹子の部屋パロディでボケまくる高杉に何とも言えない味を感じましたね。これは提供時にファンに謝るわなどと納得しつつも、大真面目に言われるがまま本編では見られない高杉のギャグがかなり新鮮に見えた次第です。

 その一方でステッカーを売りつける不良たちを一掃する作戦を立てるなど、クレバーな一面で活躍する後半は我々が良く知る高杉らしさを感じ取ったところです。何より銀八先生との対面時に彼を「銀時」と呼んだのが気になりました。登場人物が本編をネタにしてくるのはわかりきっているものの、高杉みたいに前世の記憶の如く語るのは初めてなのでギョッとしてしまいます他のキャラが堂々と本編の出来事をおちょくりすぎとも言う。ともあれ話題性のために人気キャラを早く出そうとした制作陣の思惑は、何だかんだで成功したとは思いますね。

 

 

忍者と極道

第3話「第二章 燃える仁義のカブチカ」

 歌舞伎町の地下にて繰り広げられた陽日と夢澤の死闘。前回のバトル同様、双方ともに仲間を守るために決死の想いを以て挑む姿が目に付きました。炎を操る圧倒的な強さの陽日を相手に、体を焼かれながらも相打ち寸前まで持っていく夢澤と竹本組の連中には敵ながら痺れましたね。彼の舎弟でもある「粋田恵介(いけだ・けいすけ)」も、夢澤の兄貴のために戦う覚悟を魅せたのでかなりグッときます。極道側のクソ外道っぷりはブレない一方で、弱者なりに団結する点や想いの強さは素直にカッコいいのが本作の魅力でしょう。

 そして陽日もただ死ぬのではなく、ヘルズクーポンの情報を忍者(しのは)に渡して死んでいく様が見事。悲惨な過去をしのはに助けられ、彼に感謝し続けて報いようとしている健気さに胸打たれます。死に際に読唇術でしのはに全てを伝えて笑顔で息絶えるシーンは、中々に切なかったと言えるでしょう。そして忍者も極道も死んでいった仲間の亡骸を想い、怒りと悲しみを抱く共通点は今回も描かれていましたね。(それはそれとして「ガムテ」の片腕切られるシーンのシュールギャグはたまらなかったですねハイ)

 

 

ワンダンス

第3話「オーディション」

 コンペディションに向けてメンバーを選出する部内オーディションが開始。即興で踊るという初心者には難しい難題にカボはどこまでやれるのか気になっていましたが、音と一体になったかのような振りに思わず感心しました。前回の上達具合も凄まじいものがあったものの、湾田さんと上手いことセッション出来ているので驚かずにはいられません。同時に吃音の感覚を「水の中で溺れているような」と表現した後に、水の中でも自在に体を動かせるようになっている表現がグッド。ダンスによってカボの中の水のイメージが、自分を縛り付けるモノでなくなってきていることが伝わってきましたね。

 練習以外でも湾田さんとささやかな交流を続けたり、部員の女子たちとも会話をこなすなど日常描写が豊富。周りの会話の早さに置いていかれそうになるものの、自分のペースで足並みを揃えていくカボには素直に好感が持てます。そんな彼がオーディションの即興で見せた踊りをきっかけに、徐々に周囲から認められている過程がまた心地いいですね。この状況はまさに、カボが目指していたダンスによる自己表現を見事成し遂げたのであろうことが読み取れるました。

 また今回は恩ちゃんこと「宮尾恩(みやお・おん)」部長のリズム指導が序盤から印象に残りましたね。楽しそうに張り切っているので頼もしさが段違いですが、その背景を見て納得。自分だけのワンマンチームと呼ばれていた過去が明かされたのもあって、付いてきてくれる後輩たちに救われ導くことを喜んでいる様子が見えてきた気分です。

 

 

ちびゴジラの逆襲

第82話「ちびモスラのオフ会

 『ドル×ジュウ』なるソシャゲにハマっているちびモスラがファン同士のオフ会に参加することに。しかも出席したオタク仲間がまさかのヘドさんいうことで見ていてすぐさま仰天しました。痛バまで用意しているほどの手の込みようにビビりますが、ちびモスラとの意気投合ぶりからオタク文化に年齢性別は関係ないことを実感させられます。

 ただまぁ、ここでもウザかったのがヘドさんクオリティ。作品の原作ネタを持ち出してマウントを取ってくる、面倒くさい古参ムーブに苦笑いにはいられなかったです。顔が良いだけで推すことにも呆れ顔を見せてきましたし、オタクの悪いところを煮詰めたような様子を短い時間にまとめて出してきた印象を受けました。なお個人的にはちびモスラも似たようなところがあると思っていますが……

 

 

トランスフォーマー ワイルドキング

第11話「復活!邪悪なるもの」

 操られたメガトロンによって、全ての黒幕「ワールドドラグナス」がついに復活。和製トランスフォーマー特有のラスボスドラゴンであり、ビジュアルの威圧感からして凄まじいものがありました。ワイルドキングメガトロンの攻撃を難なく受け流し、一方的に粉砕するなどボスキャラに相応しい実力を存分に味わった気分です。またメガトロンが最終合体奥義を繰り出す前に攻撃する容赦のなさに悪役らしさを感じたり。(しかしこのワールドドラグナスを演じているのが『アーススパーク』でスラッシュを担当した武内駿輔さんなのが衝撃すぎる)

 そんなワールドドラグナスに対し、決死の想いで立ち向かったメガトロンたちに惚れ惚れしました。途中まで洗脳されていたものの、正気に戻ってからは果敢に戦ってくれたので武人としてのメガトロンのカッコよさを見ましたね。彼に付き従う恐竜族もヴォルカを筆頭にしっかりついてきてくれたので、見ていてかなり気持ち良かったです。(同じく正気に戻ったスピリチュアンが「イグナイトレオやこの星に暮らすみんなのために」と嫌々ながら協力してくれたのがここすきポイント)

 

 

 上で書いたように何だかんだで楽しみにしている薬屋アニメですが、2期があまりにも綺麗に完結しただけにこれ以上何をやるんだ?という疑問も湧いてきます。楼蘭の騒動や壬氏の正体など、伏線や布石は全部回収したので次にどうなるか予想出来ないんですよね。ここまできたら2期で有終の美を飾っても良さそうなどと考えてしまいますし、3期はこの盛り上がりを超えられるのかに注目せずにはいられません

 

 

 ではまた、次の機会に。