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戦姫絶唱シンフォギアGX EPISODE 10 「こんなにも、残酷だけど」 感想

守りたいもの
今回すごく濃いな






















・暴走する先輩
 前回ラストでまさかの登場を果たしたウェル博士が引き続いて凄まじい存在感を放っていますがそれはひとまず置いておいて、クリスちゃんが調たちを巻き込みかねないほどに乱れ打ちし、さらには1人で解決しようと暴走し始めます。というか前々回の響と言い、しらきりは先輩の暴走に振り回されっぱなしだな……。


・仕込まれた毒
 前回翼さんに真っ二つにされたファラが喋り出した時は結構ビビりましたが、ここに来て彼女がかつてキャロルが言っていた「呪われた旋律」についての説明をするとは思いませんでした。魔剣の旋律を奏者に歌わせて、それをオートスコアラーが回収するという中々回りくどいシステム。そしてこれを実行するためにエルフナインを自覚のないスパイとして送り出したことが判明し、何だかんだでエルフナイン自身は裏切ったわけではないこともわかり少しホッとしました。司令を始め六課の皆さんも彼女を責めるのではなく励ます、まさにOTONAの姿勢を見せてくれて一安心。この作品は支えてくれるOTONAの存在も魅力の一つですよね。


・先輩後輩の関係
 ウェル博士と協力関係を築いたキャロルとの再戦で、やっぱり焦ってしまうクリスちゃん。2期で帰るべき場所を見つけた彼女ですが、今度はそれを守ろうとして暴走しているというわけです。しかし前々から1人で抱え込みすぎなクリスちゃんに対し、先輩として頼りにしていることを伝えるしらきりコンビ。そこでようやくクリスちゃんも吹っ切れて、

 クリス「あいつらがあたしをギリギリ先輩にしてくれる。そいつに応えられないなんて、他の誰かが許しても…」

 あたし様が許せねえってんだっ!!

 後輩がいてくれるからこそ先輩でいられる。そのことに気付いたクリスちゃんは、なんと銃器でぶん殴るという新しい境地に達しました。ってかそれ前期で結局使わなかった技じゃん!せっかくの再登場なんだから銃として扱おうよ!
 それはともかく後輩たちとのコンビネーションで見事レイアを撃破したものの、崩れ去る施設を脱出しようとしていつもの潜水艇に乗り込んだらレイアの妹なる巨大人形にチョップされて終わり……。なんちゅうオチだwwwそしてCMでクリスちゃんがツッコミ役の少なさを言及していましたが、正直いまさら何を?って感じでしたね。


 今回は呪われた旋律についてようやく明かされて一気に緊迫感が増しましたね。少しクリスちゃん関連が駆け足気味にも感じましたが、彼女に関してはこれまで散々描写があるのでまぁ仕方ないかなと思いました。
 次回はようやく響の復帰かな?

 ではまた、次の機会に。