新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

様々な作品について語ったり語らなかったりするサイト

仮面ライダーゴースト 第13話 「豪快!自由な男!」 感想

繋がる心と力
御成の異様なゴエモン推しは一体何なんだ……ww



















 前回よくわからないお父さんパワーで再び99日のタイムリミットを与えられたタケルは改めて眼魂を探すことを決意していました。いやだからどうやって復活したのか説明して欲しいのですけど……。さらにマコトは自分たちが以前眼魔の世界にいたことをタケルに明かしますが、それ以上のことは中々話してくれません。前回から言っているけじめのこともまだよくわかっていませんし、本当に謎が多いです。
 そんな最中1人の青年が眼魂に憑依されてしますが、それがまさかの散らばっていた眼魂の1つ、リョウマの物で、人の体を得た坂本龍馬は路上で人生相談会を始めるというフリーダムっぷりを発揮しました。最初は眼魔が憑りついていたのかと思って敵意むき出しだったタケル龍馬本人だと知るやいなや途端に舞い上がるなどミーハーっぽいwwこいつホントは偉人なら誰でもいいのでは?ww
 そんな龍馬に協力を求めるタケル(「俺の心と繋がってください!」ってそんなにキモイかね?)に対し、龍馬は「薩長同盟を結べ」というよくわからない指令を出してきました。どうやら龍馬が憑依している田村長政さんは父親の薩之進さんと宇宙開発での協力を要請しているのですが、薩之進さんはそれを拒否しているという状況とのことですが、薩長同盟って「薩(之進と)長(政の)同盟」という意味合いというオチには笑わせてもらいました。色々と新しいギャグだww


・因縁(?)の再戦
 龍馬と繋がるため薩長同盟を結ぼうと意気込むタケルですが、街中で起こっている電波障害についても調べていく内に2体の眼魔に遭遇。しかもその内の1体は1話でタケルを殺害した刀眼魔でした。どうやら眼魔の製造法は眼魂と別の何かを合成して生まれるようでその眼魔の素体自体は別物らしいです。中々面白い設定ですね。
 戦闘ではスペクターにもう1体の眼魔を任せタケルは刀眼魔に挑みますが、なんといっても印象に残ったのがエジソン魂の戦法ですね2話でムサシがやられた刀への電撃攻撃を今度は相手に使うという戦法はタケルの成長を感じさせてくれます。何よりもエジソンがようやく活躍できて良かった良かった。


・天下の大泥棒
 その後一度逃がしたものの後に再び戦うことになった際、御成がゴエモンの眼魂を渡してきてようやくそれを使うことに。というか今回何かと御成がゴエモンを推していきますが、結構気に入っている偉人なのでしょうか?石川五右衛門って泥棒なのに。
 そうこうしている内に闘魂ブースト魂を経由して、

 カイガン!ゴエモン

 歌舞伎!

 ウキウキ!

 乱れ咲き!!

 ゴエモン魂は歌舞伎役者をイメージしているのかいかつい顔で好みですが、後ろについている縄がちょっとダサく見えてしまいますね。しかし常に足を大股開きにした大仰なポーズや剣の逆手持ちなど動くとかっこいいです。(つまりいつものこと)五右衛門が忍者の祖先という個人的に初めて聞いた説から素早い動きで敵に追従するのも面白いです。またサングラスラッシャーのサングラス部分に眼魂が入りそうと思って入れて見たら必殺技が使えたという手探り感のある戦いは嫌いじゃないです。眼魔の燕返し(というか敵本人がツバメになってる)を空中ですれ違いざまに斬るなど、中々にかっこいい戦闘でした。


 今回は新たに眼魂集めの要素として眼魂に宿る英雄が人間に憑依するという展開が見られましたが、元の人と英雄憑依時のギャップは『電王』のイマジンを彷彿とさせますね。こういった話の進み方は結構好きなのですが、正直これを序盤の眼魂集めの際にやって欲しかったとも思いました。各英雄に興味がある人物と触れ合っていく展開も悪くないのですが、こっちの方が見ている側としてもわかりやすかったのでは……?


 さて次回は残ったプラネット眼魔とアランの企みについにリョウマ魂が登場。そしてまさかの宇宙での戦闘は気になりますね。でも宇宙での戦闘ならガガーリン魂とかにすれば……


 ではまた、次の機会に。