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デュエル・マスターズ!! 第49話「学校で頂ジョー対決!デュエマ超天決戦!」感想

学校で戦おう!

引っ越しとはいったい・・・・・・うごごご!!

デュエルマスターズ DMEX-08 37 爆熱血 ナレ太郎

デュエルマスターズ DMEX-08 37 爆熱血 ナレ太郎

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 学校大決戦と華麗なコンボ

 今回のデュエマはシャチョーが親の金を使って学校を改造し、全校生徒参加によるデュエマの決戦場という普通のアニメなら中盤辺りでやりそうな大会をすることに。定期的に復活する熱血ナレ太郎を解説に加えて始まった本大会は何故かこの学校の生徒ではないキャップまでもが参加していたり明らかに小学生ではない面子もいたりとツッコミどころ満載なんですが、個人的に決勝戦シールドが減ると同時に足場が無くなっていくフィールドでのデュエマに1番ツッコミたくなりました。(シールドが全てブレイクされて足場が無くなったらダイレクトアタックする前に相手がプールに落ちるじゃん!)

 それはともかく、決勝で繰り広げられたジョーVSキャップのデュエマは中々熱かったです。互いに新カードを活かすために他のカードと組み合わせて使用しており、特にジョーが披露したコンボには驚かされました。

 

  1. せんすいカンちゃん≫≪ワイルド・シールド・クライマックス≫≪勝熱龍 モモキング≫がバトルゾーンにある状況で、まずモモキングで相手を攻撃する。
  2. その次にせんすいカンちゃんで攻撃。この際アタックトリガーのJトルネードでワイルド・シールド・クライマックスを手札に戻し、そのcipでモモキングと相手クリーチャーをバトルさせる。
  3. モモキングがバトルに勝利したことで「各ターン、このクリーチャーがはじめてバトルに勝った時~」とある能力が発動。アンタップして再度の攻撃が可能になったのでそのままダイレクトアタックを決める。

 

 とまぁ、新旧のカードを上手いこと組み合わせてモモキングのアンタップ能力を最大限活用する華麗なプレイングを見ることが出来たので、個人的には非常に大満足でしたね。

 

 

ウマキン☆プロジェクト 水/自然文明 (4)
クリーチャー:トリックス/サイバー・コマンド/チームウェイブ
パワー0000+
▪️<バズレンダ>[無色(2)](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で[無色(2)]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのBR能力を1回と、追加で[無色(2)]支払った回数、使う)
▪️BR-自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚をタップしてマナゾーンに置く。
▪️パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
▪️自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

 ジョー、ボルツに続いて多色の力を手に入れたキャップの新カード。種族はこれまでキャップが使用してきたトリックスとサイバー・コマンドに加え、この先のキャップが使用する「チームウェイブ」の3つです。(水のコマンドなので≪S級宇宙 アダムスキー≫と組み合わせられるのは地味にヤバい・・・・・・)

 能力についてまず説明すべきはチームウェイブの固有能力「バズレンダ」。これはバズレンダを持つカードのコストを支払う際、そのカードに記載された分のコストを追加で支払うことで、支払った回数分能力を追加で使用出来る能力です。追加コストを支払う必要があるので使いにくいのではないか、というイメージがありますが、場合によっては余ってしまったマナを無駄なく使用出来るのはかなり便利です。”マナを追加で支払う”というフレーズから極神編にて登場した「O・ドライブ」を連想する人もいるかもしれません。あちらとの違いは追加コストの指定に文明が含まれていないので、どの色のマナでも支払いに使える点(もしかしたら今後文明も指定したカードが出てくるかもしれませんが)とあくまで”追加で使える”とあるので支払わなくても最低1回は能力が発動出来る点があげられます。それゆえあちらよりも幾分か使いやすくなっているかと思われます。

 肝心のバズレンダによって追加できる能力はcipでドローとマナブーストを同時に行うという、要するに≪フェアリー・シャワー≫を内蔵したものです。あちらを見ればわかる通り、手札を減らさずにマナを増やせるのは非常に便利。さらにバズレンダで追加コストを支払えば手札とマナをさらに増やすことも可能で、この時点でこのカードの強力さがわかるかと思います。一応マナゾーンに置かれるカードはタップされた状態になる点と、S・トリガーを持たないという明確な違いがあるのでその辺りは注意が必要です。

 さらにこのカードは素のパワーが0という貧弱さながら、自分のマナゾーンのカードの数だけパワーを上昇させるという中々変わった能力も持っています。このカード自体がコスト4で、さらにcipで1マナ増やせるので普通に召喚した場合、自分のマナゾーンにはカードが5枚ある状態になるのでパワーが5000になります。次のターンでは6マナ、パワー6000になり、パワード・ブレイカーの能力でW・ブレイカーになるので見た目以上にスペックが高いです。前述のバズレンダを使用すればさらにパワーが上がってブレイク出来る枚数も増えますが、劇中のキャップのように5枚ブレイクのためにそこまですることは現実ではまずないでしょう。

 ともあれ、生きているシャワーということで汎用性が高く、さらに場合によってはフィニッシャーとしても使えるかなり強力なカードと言えるでしょう。

 

 

  • さらばシャチョー・・・・・・!?

 その後、大会も終わったところで発起人であるシャチョー、ハンター、プリ人の口から「自分たちがそれぞれ引っ越すから最後にジョーと勝負したかった」という衝撃の事実が明かされた時には驚きました。3人同時に別々に引っ越すというわけのわからない珍現象はともかくとして、この3人がジョーのことをここまで意識していたことのはかなり意外でした。度々ジョーを除け者にして半ばいじめるような真似をしてきましたが、同時に共に行動することも多かったことを考えるとジョーは彼らにとって「悪友」としての地位を築いていたのかもしれません。そう考えるとちょっと感動的ですね。でも今回この3人はキャップと戦って負けたから一度もジョーと戦えてないんですがそれは

 と感動的に終わるのかと思いきや、引っ越すと言っても転校するわけではなく、シャチョーに至っては引っ越し先の宇宙ステーションがギリギリ学区内(学区の真上)というとんでも理論で転校はしないオチになったことに大笑いつつも突っ込みたくなりました。お前らそれでいいのか!?

 

 

 さて次回はいよいよジョーに関する記憶を失ったままのキラにスポットが当たる模様。予告によるとあるデュエル・ウォーリアの登場から何かが起こることは確かなようなんですが、気になったのが予告映像に一瞬だけ姿を見せた≪煌龍 サッヴァーク≫の姿。しかもそのサッヴァークがキラのクリーチャーと戦っているようにも見えましたが、これは一体どういうことなのでしょうか・・・・・・!?

 

 

 ではまた、次の機会に。