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最近のオタク系ニュースについて軽くコメントするだけの記事 その33(雑記 2024.5.5)

 

 

 本日5月5日は「こどもの日」。端午の節句とも呼ばれ、子どもの健やかな成長と幸福を願う日として制定されました。そんなめでたい今日に鯉のぼりを飾り柏餅を食べ、菖蒲湯に浸かるご家庭も多いことかと思われます。

 ニチアサで放送中の『爆上戦隊ブンブンジャー』でも、本日は子どもの日に因んだ要素が多めで楽しかったです。子どもたちのイベントのボランティアに参加する大也たちには大いにほっこりさせられた一方、戦隊的には色々とカオスな印象がある柏餅がやたら推されていたり……かつて『機界戦隊ゼンカイジャー』でとんでもないインパクトを残したカシワモチワルドの回を思い出す勢いでした。そんなわけで今回はそんなトンチキも合わせて語っていきたいと思います。

 

 

 というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

カシワモチカシワモチカシワモチカシワモチ……

 

 

 というわけで早速ブンブンジャーの話題なのですが、今朝放送された回は上述の通り柏餅の存在感が異様に強かった内容でもありました。未来が柏餅の販売アルバイトをしてハシリヤンがその柏餅を購入する(悪の幹部なのにちゃんとお金を払ってて偉い!)だけでは終わらず、玄蕃が運んでいるアタッシュケースの中身が柏餅の山だと判明した時は思わず笑い転げてしまいましたね。かつてゼンカイジャーで大暴れし、さらには『ゼンカイジャーVSドンブラザーズ』でも復活した柏餅のカオス具合。それを思い出すには十分なほど柏餅が推されていたかと思います。

 なんてことを考えていたら公式がわざわざ上のポストを投稿してきた件。ゼンカイジャー本編でも印象深いカシワモチコールを垂れ流す辺り確信犯です。ここまで露骨だとかえって清々しさを覚えますね。

 

 

 また上のポストにも笑ってしまいました。スーパー戦隊オフィシャルアカウントは過去作品のキャラに現行戦隊の実況をさせるので有名ですが、「こどもの日に悪の栄えたためしなしカシワモチ」とか言わせるのが面白すぎます。悪の組織で作られたくせにそういうお約束はしっかりしているのかよ!?と思わずツッコみたくなりましたね。

 そんなわけでスーパー戦隊シリーズにおいて柏餅がカオスの象徴になりつつある状況を感じました。かつては「クリスマスにはシャケを食え!」が有名で何かとクリスマス×シャケが推されていましたが、シャケの次に柏餅という食べ物ネタが続いていることに妙な微笑ましさを覚えます。こうしたコミカルも戦隊シリーズの特徴なので、今後もほどほどかつ楽しく擦っていってほしいところです。

 

 

気分ブンブン、バンバンゴーオンジャー!!

 

 

 ブンブンジャーに関してはもう1つ、先週の放送終了後に発表されたニュースとして『炎神戦隊ゴーオンジャー』のゲスト出演も見逃せません。2008年に放送された車モチーフ戦隊の先輩ということで少なからず関わってくれるのではないか?とファンの間で囁かれていましたが、本当にそうなるとは思ってもみませんでした。16年前にゴーオンジャーを見ていた身としても中々に嬉しいニュースです。

 前作『王様戦隊キングオージャー』で『獣電戦隊キョウリュウジャー』がゲスト出演した時ほどガッツリとはいかないでしょうが、ある程度の絡みには期待してしまいますね。(まぁそこまで本編に関わってくる展開はあまり繰り返さない方がいいでしょうし)出演するのはゴーオンレッドという情報からして、走輔役の古原靖久さんの登場もあると信じたいところ。まだまだ盛り上がっていくブンブンジャーと、関わっていくゴーオンジャーの今後が楽しみです。

 

 

SEED FREEDOM、いよいよフィナーレへ

 

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 今年の頭に公開されてから長いこと人気を博している映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の終映情報が先日報じられました。半年近く公開し続けている映画も5月23日で全ての上映が終了するとのことで、本作が大スクリーンで観られる時が終わることに一抹の寂しさを覚えます。(その一方で配信で見返せるようになる機会も楽しみになってきますが)そんな中劇場上映フィナーレを記念したキャンペーンが開催されるとのことで、上の動画が公開されました。

 …………なのですが、動画の内容がよりにもよって映画本編でキラがアスランにボコボコにされるシーンだったので目が点になってしまいました。この殴り合い自体、失意に呑まれたキラにアスランが厳しくも優しい叱咤激励を送る名シーンなのですが、そこに「映画がもうすぐ終わっちゃう……」みたいなアフレコが吹き替えられているせいで如何せんシュールなものになってしまっています。中でも「お前はSNSに疎すぎるんじゃないのか?」とキラに言い放つアスランがあまりにも面白すぎて、視聴中に変な笑いが出てしまいましたよえぇ。でもアスランは本編でもこういう言い方すると思う。

 以前のズゴックネタといい人気投票の発表といい、ネット上のSEEDのネタ需要を理解しまくっている公式には思わずフフッときてしまいます。映画の真面目な本編含め、これほどまでに「こういうのが見たかった」を用意してくれるのは何だかんだでありがたいですね。それに感想を投稿するキャンペーンそのものは真っ当ですし、笑いと癒しの程よい提供に心が暖かくなってきます。そういった意味ではSEED FREEDOMを映画館で楽しんで、その想いを残しておきたくなる素敵な動画だったと言えるかもしれません。

 

 

ルルとオジサマが紡いだ「勇気の物語」

 

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 前季アニメの中でもトップクラスの話題を呼び、勢いづいたまま最後まで駆け抜けたアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』。その外伝小説である『勇気爆発バーンブレイバーン 未来戦士ルル』が、先日発売されたホビージャパンにて連載開始されました。10話で未来から来たことが明かされたルルが、本来の時空で何を経験したのか。スペルビアが仲間にならないまま戦いが激化していく世界線を描いていくとのことで、発表当時から結構気になっている作品です。そんな小説1話の冒頭部分がWEBで公開されていたので、早速読んでしまいました。

 そんなわけで冒頭部分を齧った印象としては、「後の展開を想うだけに気が気でなかった」でしょうか。デスドライヴスの侵攻に立ち向かうイサミとブレイバーン、共に戦う仲間たちの緊迫した様子にハラハラさせられました。トンチキ要素ばかりが目立ちますが、本来はこれほどまでにひっ迫した状況で人類が戦っていることを改めて実感させられます。そのうえでイサミとブレイバーンがこの先辿るであろう最期を考えるだけで、胸が痛くなってきました。他にもアニメではハッタリかますだけで瞬殺されたセグニティスがちゃんと強そうに描かれているのも印象的で、出し切れなかった実力があるのかという驚きも湧いてきますね。

 また冒頭部分ではリュウジ・サタケの視点で描かれており、彼から見たイサミの話にも息を飲みました。スミスを失ったまま全てを背負って戦おうとするイサミの痛々しさを思うと、この世界でルルが力になれなかったことがどれだけの影響をもたらしているのかがわかりますね。その分サタケさんをはじめとしたATFのメンバーが、「ヒーローと共に戦う仲間」になるためにイサミを支えようとしているのも伝わってきてグッときました。アニメ本編ではイマイチ影の薄かった彼らの活躍にも期待したいところです。

 結局冒頭部分ではタイトルにあるルルは登場しませんでしたが、まぁ実際に本編を読めばちゃんと活躍してくれるでしょう。ブレイバーンの補完の物語として、こちらもほどほどにチェックしてみたいと思います。

 

 

 ブンブンジャーといえば先週が第1章の完結ともいうべきストーリーで大いに盛り上がりましたね。BBG(ビッグバングランプリ)の出場というブンドリオの夢を叶えようとする大也の目的が明らかになったところで、彼に引っ張られるだけでなく一緒に夢を追いかける気概を見せた未来たち他メンバー。彼らの団結を以て、ブンブンジャーの5人は本当の意味で「戦隊」になったのだと感じられる神回でした。

 

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 1章(1st LAP)完結後の記念PV動画も公開され、クールさと陽気さをちょうどいい塩梅でまとめた映像にこれまたテンションが爆上がりました。ここまでシンプルながらも素敵な「子ども向け番組」の良さを、ストレートにやってくれる戦隊は久々なので本当に楽しいです。これから先の第2章(2nd LAP)にも期待で胸を膨らましつつ、ブンブンジャーを今後も毎週全力で視聴していく所存です。

 

 

 ではまた、次の機会に。