新・メタレドの楽しんだもん勝ち!

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デュエル・マスターズ キング 第4話「詐欺にドキドキング!モモダチ探偵団出動せよぉ!」感想

凶悪犯を追え!

ツインテジョーが可愛すぎて悶え死ぬ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • マジでBADなボルツの現在

 今回のデュエマはジョーたちの仲間であるボルツがようやく新シリーズでの登場を果たした回となりました。キラやキャップと同じようにジョーのクラスに転校してきた転校生多すぎだろこのクラスのは何となく前回の予告の時点で想像がついていましたが、ジョーいきつけのラーメン屋の親父のもとで居候しているというのは流石に予想外で驚きました。厳しい一面を見せる親父のもとで修業をしながらラーメンを作るという夢を掲げていたのも意外な展開で、甘党だった彼が今や激辛ラーメンを作るようになったことに若干の違和感を覚えます。(まぁバッドドッグって1年目くらいしか食べていなかったけど・・・・・・)

 しかし今回、魂ポイントを狙う詐欺事件に立ち向かうため犯人を全員で探す流れは楽しかったですね。やはりジョーたち4人が仲良く何かに取り組んでいる様子は見ていてほっこりします。特に女子をナンパする大長老に近づくために全員で女装したシーンは度肝を抜かされました。特に髪型をツインテにしたジョーが思っていた以上に可愛くてちょっとだけドキッとしてしまいました。ただ怪しいオッサンについていって飲み物とかをごちそうになる絵面が見るからにパパ活のそれで子どもも見てる番組でこんな内容放送していいのかと少し心配になりましたね・・・・・・

 

 

  • マッハ全開!ゴーオンかき鳴らす爆速マシン

DOOOPPLER(ドップラー)・マクーレ 光/火文明 (7)
クリーチャー:ビートジョッキー/フレイム・コマンド/チームボンバー
パワー8000
▪️スピードアタッカー
▪️W・ブレイカ
▪️自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
▪️<マジボンバー>7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)

 今回ボルツが使用したチームボンバーのカード。種族にビートジョッキーに加えてフレイム・コマンドを持っています。(フレイム・コマンドが高レアカードになったのはかなり久々な気がします)

 スピードアタッカーにW・ブレイカーと平均的な能力に加えてマジボンバーも備えていますが、注目すべきはcipで相手のクリーチャーをタップする能力でしょう。この能力は相手クリーチャータップキルしたり相手ブロッカーの守りを崩すなど幅広く使用できますが、このカード自身がスピードアタッカーなためタップした相手をそのまま殴れるなど1枚で完結した能力を持っているのがかなり強力です。さらにマジボンバーも持っているため攻撃時に味方クリーチャーを増やしてさらに相手クリーチャーをタップしていって殲滅していく凶悪なムーブをかますことが出来ます。

 マジボンバーの範囲も7と広く、そのうえこのカード自身のコストも7のため、劇中でボルツがしたようにマクーレの攻撃時にマクーレをもう1体出すプレイングも理論上可能です。7というのは決して軽いコストではないものの、ビートジョッキーとコマンドといった優秀な種族を持っているため相性の良いカードは多く様々なデッキで活躍出来るだけのポテンシャルを秘めたハイスペックなカードと言えます。

 

 

  • そびえ立つ不死身の巨木龍

大樹王(だいじゅおう) ギガンディダノス 闇/自然 (12)
クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国
パワー50000
▪️ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
▪️このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
▪️自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
▪️<フシギバース>[闇/自然(14)](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、[闇/自然(14)]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[闇/自然(2)]より小さくならない)

 大長老が使用してきた切り札。自然と闇のキングマスターカードであり、「ジャイアント・ドラゴン」(地味にまたジャイアントが強化されてる・・・・・・)、そして「不死樹王国」という2つの新種族を持った新たなドラゴンです。12という高コストやワールド・ブレイカーも目立ちますが、それ以上に5万という超ド級のパワーが目を引きます。(なんと≪極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド≫と同じ数値です)

 まず取り上げるべきは不死樹王国の固有能力「フシギバース」。場の自分のクリーチャー1体をマナゾーンに移動させてから指定されたコストを支払うことで墓地からフシギバースを持つクリーチャー1体を場に出せる能力です。ポイントはマナに送ったクリーチャーのコスト分だけ指定コストから引いて召喚する点で、高コストのクリーチャーを使えばその分わずかなマナを支払うだけで済むため簡単に出せる使いやすさを秘めています。それ故に≪罠の超人≫のような高コストのトリガークリーチャーとは非常に相性が良く、シールドから出てきてcipを使い終わったこれらのカードを上手く再利用出来るのはかなり強力です。またマナ送りにしたクリーチャーはタップ状態で置かれるものの結果的にマナが1つ増える利点も備えており、使えば使うほどマナアドバンテージがドンドン得られて≪制御の翼 オリオティス≫のようなタイプの踏み倒しメタにも対応出来る隙のない魅力的な能力になっています。

 そしてこのカード固有の能力として相手の手札を全てマナに送るcipとこのクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーの攻撃を制限する能力があげられます。前者はド派手な疑似ハンデスで手札を全て落とすのは言うまでもなく強力。マナアドバンテージを与えてしまうものの相手がそのマナを活かすには今引きしかないためプレイを大幅に遅らせて縛り上げることが出来ます。加えて後者の攻撃制限能力も強力です。50000以上の高パワーを備えたクリーチャーはギガンディダノス自身を含めてもわずか6体しかおらず、並のクリーチャーやパンプアップでは突破出来ない強固な制圧力を発揮してくれます。

 除去耐性が一切ないのがネックですが、ハンデスで相手からの除去をある程度防げるうえフシギバースによる墓地からの召喚で見た目以上に簡単に出せるため相手からしたら非常にうっとおしいことこの上ないでしょう。さらに≪ミステリー・キューブ≫や≪龍秘陣 ジャックポット・エントリー≫などの踏み倒しカードとも相性が良く、ジャイアントとドラゴンという種族サポートが充実した種族を2つも抱えており、組み合わせられるカードが豊富な点もこのカードの使い勝手の良さに拍車をかけています。圧倒的なロック性能を誇り、ド派手でありながらテクニカルな1面も持った非常に面白い切り札になりえるでしょう。

 

 

  • 目的不明の大長老

 そして今回ジョーたちの女装と同じようにインパクトがあったのが前作の終盤に登場し、今作でまさかの続投を果たした自然文明の大長老ですね。序盤女子を片っ端からナンパするなどの軽薄さを相変わらず発揮したものの、ボルツとデュエマすることになったさいはその落ち着いたプレイングで見事彼を打ち破ってみせる実力の高さを見せてくれたので底知れないキャラとしての印象が一気に強くなったと思います。しかしこの大長老が何故アバクの軍勢に与しているのかという疑問が残ります。カードの背景ストーリーでは「鬼札王国に自然文明の姫を人質に取られた故に渋々協力している」といった理由があるものの、ノリノリで人間世界をエンジョイしている様子を見ているとアニメでも同じ理由でしたがっているとはあまり思えません。というかアバクが現時点でそんな非道なことをするような人物には見えないため、もしかしたらアニメはアニメでは別の理由があるのではないか?と勘ぐってしまいますね。

 

 

 さて次回は謎のチェーンソー男から身を守るために新たなジョーカーズを生み出すものの、非常に弱気なジョーカーズが生まれてしまうエピソードになる模様。非常に楽しみなんですが、来週から放送内容を変更して再放送をすることが発表されてしまい、今現在かなりショックを受けています。新型コロナウイルスの影響がついにデュエマにまで及んだことに事の重大さを認識させられます。早く続きが見たいものの、製作側に無理を強いてしまうのはこちらとしても好ましくありません。アニメを制作しているスタッフの方々の健康を願い、1日でも早くこの事態が収束することを祈るばかりです。

 

 また当ブログの方でもしばらくデュエマアニメの感想がお休みになると思います。毎回このブログを読んでくださっている読者の皆様には大変申し訳なく思いますが、アニメが再開したあかつきには感想も再び始める予定なのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 ではまた、次の機会に。