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2020年春アニメ簡易感想 その16

 

 

 

 

 『アルテ』と『はめふら』の2作品がまさかのコラボ。タイトルの長さの差がすごいな・・・・・・アルテとカタリナ、この2人の組み合わせは予想外で正直驚きを隠せません。(でもこの2人はどちらも根が明るいから結構相性良さそうだなぁ、とも思います)

 Twitterの情報によると「貴族令嬢」という共通点からこのコラボが相成ったようですが、落ち着いて考えてみるとこの2作品の主人公2人はそれ以外にも結構共通点が多いように思えます。例えば・・・・・・・・・・・・

 

  • 勝ち気で負けず嫌い
  • 人懐っこく、かつ人たらしの才能あり
  • よく食べ、よく働く(かたや徒弟の仕事で、かたや畑仕事で)
  • 脳筋
  • おもしれー女

 

 といった感じでしょうか。特に脳筋の部分は2人とも力仕事が得意な描写が毎回あるので余計にそう思ってしまいます。そう考えると中々面白いですね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

アルテ

第8話「新天地」

 レオさん、あんた師匠の鑑ですよ・・・・・・アルテの将来のために少しでも彼女の可能性を広げてあげようとするレオさんの師匠としての姿に泣きました。言葉が少ないせいでアルテに勘違いさせることになってしまいがちなのが玉に瑕ですが、ユーリへの一言など徹底して弟子のために行動してくれるのは彼の人の良さが感じ取れるので見ていて非常に心に響きます。ユーリもそのことをアルテに伝えて彼女の勘違いを解いてあげるなど大人として最低限のフォローをしてくれる点は好感を持てますね。悩んでいる様子が見たいからという理由でしばらく放置していたのは「コノヤロウ」と思ったけど。

 そしてヴェネツィアで待っていたユーリの姪「カタリーナ」(上記のコラボの理由ってまさかここからきてるのでは・・・・・・?)がこれまた曲者で結構印象に残りました。家族がいる時は大人しい恥ずかしがり屋さんを演じ、アルテと2人きりになった途端横暴なわがまま娘に豹変する様子はこの手の話の典型とも言える描写で、ここまでストレートにやってくれるとかえって気持ちがいいです。この問題児とアルテがどのように関わっていくのかそれだけでちょっとワクワクしてきました。

 

 

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

第7話「かぐや様は脱がせたい」「かぐや様は出させたい」「白銀御行は読ませたい」「かぐや様♡アクアリウム

 ボクサーパンツに対する風評被害から始まったアンジャッシュネタ、傍から見ると卑猥に見えるマッサージネタ、面白かった少女漫画を勧めたいネタと今回もバラエティ豊かな内容でした。このメンバー生徒会室でわいわいやっている様子は見ていてやはり安心感を覚えます。しかし生徒会入りを果たしたものの今回は勘違いから生徒会に恐怖を抱くだけで出番が終わったミコちゃんは気の毒でしたね・・・・・・

 そしてCパートに入ってから謎の少女漫画風の画風になった生徒会には草しか生えない。目つきの悪い会長や石上が途端にイケメンと化し、画面全体が妙にキラキラしているのが最近の少女漫画らしくて余計に腹筋に悪いです。(しかもこの回、原作だとコマの左端の柱に作者コメントが書かれた”少女漫画あるある”まで完備されています)そしてその空気をぶち壊してくれる藤原書記は相変わらずでとても安心します。

 

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・

第8話「欲望にまみれてしまった・・・」

今回は本の世界に引きずり込まれて自身の望む世界を見せられる、という展開でしたが、どいつもこいつも欲望に忠実すぎて笑いが止まりませんでした。ジオルドはまぁわかる、ソフィアは意外と押しが強いなと思った程度、そしてキースは気持ち悪すぎてドン引きしてしまいました。(お前実はそういう変態趣味持ってたのか・・・・・・)対してニコルはソフィアの愛読書の影響を受けているのかかなりストーリー性があって楽しめましたが、一方で略奪愛とも取れる内容だったのでちょっと心配になってきました。これらの面子と比べると単純、しかし純粋な欲望しかないカタリナとアランのピュアさがすごい癒しに感じられます。

 また残されたメアリとマリアの反応も面白かったですね。特にメアリは本の中身を除いた時の反応がいちいち激しすぎて見ていて非常に楽しかったです。しかし今回の態度から見るにメアリはこのメンバーの中でカタリナに対する劣情欲望が1番危なそうなので彼女が本に入った場合も見てみたいなと思ったり。

 

 

 さて上記の話の続きですが、今季のアニメの中でも個人的にお気に入りと化している2作品がコラボしているのは素直に嬉しいことです。特にアルテは面白いんですけどあまり話題になっていないことが気になっていたので、これを機に見てくれる人が増えてくれるといいなぁ、と考えてしまいますね。

 

 

 ではまた、次の機会に。