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2020年春アニメ&特撮簡易感想 その23

 

 

 

 『ゼロワン』と『キラメイジャー』の劇場版の公開延期が決定・・・・・・ここまで本編再開まで長引いていたことを考えると当然と言えば当然のことで予想もしていたんですが、いざ正式に発表されると中々こたえます。しかし延期が発表された作品はこれまでもいくつかあってその度にダメージを受けているので若干慣れてきたところはありますね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

※『仮面ライダーゼロワン』は個別感想に戻します。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

GARO -VERSUS ROAD-

第11話「LAST STAGE」

 ついに始まった決勝戦はバトル満載の回。目まぐるしく変わるカメラワークの演出も相まってかなり楽しめた一方で人物の心情描写が不足してしまったかのような印象を受けました。特に涼介と殴り合いを繰り広げた貴音は過去の詳細があまり明かされないまま退場してしまったのが残念でした。どういった経緯なのかはおおよそ察しがつきますがどうせならはっきりと描いてほしかったです。

 一方で南雲の描写に関してはおおむね満足がいきました。アザミに啖呵を切ったり世那に「怒れ」と激励を送るなどカッコいいところを見せた後に「死にたくねぇ」と本音を残して消えていく姿は目に焼きつきました。こういった人間臭さを見せてくれるキャラクターは大好きです。

 そしてラストに繰り広げられた決戦の後、9話の葉霧と同じような敗者(涼介)に剣を向ける勝者(世那)の構図がかなり印象的でした。果たして世那はどのような決断を下すのか?そしてラスト1話でどうやって決着をつけるのか?気になることが多く次回が待ちきれません。

 

 

ゾイドワイルド ZERO

第33話「壊滅へのカウントダウン」

 ついにゾイドも本編再開。ようやくいつもの感想に戻りつつあると実感します。(他のアニメよりも本編休止の期間が短く感じられましたが余裕を持って製作しているのでしょうか?)

 様々な異常気象が発生して地球があと半年で崩壊するかもしれないという急展開にいきなり驚いてしまいました。しかもそれを止めるために制御しなければならないキューブの端末が17個(今回1つ制御出来たのであと16個)も残っていることから事態がどれだけ切迫しているのかが読み取れます。そしてレオにキューブを制御する力があることが明かされたのも驚きです。断片的に語られてきた彼の父親の件についてもようやく触れられてきましたし、これまで若干影が薄かったレオにようやく主人公らしい役割を与えられたことに喜びを覚えます。

 さらに「イレクトラ・ゲイト」なる帝国の過激派の存在も判明。サリーたちが乗っていた宇宙船を襲撃した犯人らしいのですが、今後の敵対勢力となるのか気になるところです。あとランド博士どこいった?

 

 

遊☆戯☆王SEVENS

第7話「転校生は小学生?」

 見た目は子ども!頭脳は大人!な37歳女子が主人公たちの小学校に転校してくるという狂気。ゴーハ社のスパイとして登場した「安立ミミ」は小学生として振る舞っているものの発言や持ち物のセンスがいちいちバブル時代の遺物ばかりで子どもをターゲットにしているとは思えない内容に笑いが止まりませんでした。一方で現代の小学生である遊我たちにショルダーフォンをただのカバンと間違われたりA面B面といったワードに首を傾げられたりとジェネレーションギャップをまざまざと見せつけられた時は胸が痛くなりました。

 一方でミミのラッシュデュエルが好きという嘘を信じきってしまう遊我が可愛かったですね。これまでデュエル以外では手段を選ばないダーティな一面を度々覗かせてきましたが、自分の作ったもので楽しんでくれる相手に舞い上がってしまう辺り根は純粋な小学生であることがわかります。

 今回は全体的に他のアニメにはない独特のノリと狂気に満ち溢れた内容になっていて本作も「いつもの遊戯王」らしくなってきたと感じましたね。さらに次回は「ナポリタン」がテーマとまたもや頭がおかしくなりそうな展開が期待出来るので非常に楽しみです。

 

 

 映画館に通う機会がどんどんなくなっていく中、映画は自分にとって生きていくのに欠かせない娯楽になんだなぁ、と今回改めて認識しました。待っている新作が見れる日を楽しみにしながら、今後もレンタルするなりして自宅で映画鑑賞に浸りたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。