2021年のアニメの感想も本格的に開始しました。今季も色んなアニメがあるうえ、前季から見続けているものも含めると視聴中の作品が実に17作品にのぼることが判明しました。これまで多くても10作品くらいだった頃と比べると凄まじい数です。
これだけ多くの作品の感想を簡易感想2つでまとめるのは流石に無理があるので、今季の簡易感想は週に3つ、3分割で行っていくことにしました。ご了承ください。
というわけで以下、今週の簡易感想です。
※今週の『呪術廻戦』は特番だったため感想はありません。
ゆるキャン△ SEASON2
第1話「旅のおともにカレーめん」
少女たちが楽しむどこか緩くて楽しいキャンプアニメも2期に突入。前半は中学生時代のリンが祖父のプレゼントのテントを組み立てたことをきっかけにソロキャンに挑戦していく過去編が描かれました。初めてのソロキャンが上手くいかず右往左往するリンの姿は現在の彼女の熟練ぶりを知っているとどこか新鮮です。(それでも手際がそこそこ良い点は流石ですが)そんな失敗続きのキャンプで食べたキャンプ飯がカレー麺というのも何気に面白いです。
後半のなでしこらメインキャラたちがバイトに勤しむ様子はどこか微笑ましい。バイトは別々でもメールで互いに想いを伝えあう関係に微笑ましく感じる一方でメタレド自身の過去と重ね合わせてしまいどこか悲しい気分にゲフンゲフン。それはともかく、ラストでなでしこがカレー麺のカップをリンに渡すシーンは良かったですね。カレー麺から始まった2人の友情を考えるととうとみを感じて癒されますねぇ。
天地創造デザイン部
第1話「案件1」
世界を創造した神様がそこに暮らす動物のデザインを下請けに任せる、という設定の時点で面白そうな作品。早速視聴してみたところ予想していた通り、神様(クライアント)のオーダーを通すためにデザイナーがそれぞれ独創的な動物を提案する愉快な流れでした。それをエンジニアに通して試作を作ってもらい試行錯誤を繰り返す様子は面白おかしい一方で、生物の命を弄んでいるかのような嫌悪感を抱いてしまう微妙な感覚もまた癖になります。(まぁ登場人物たちが動物たちを無下に扱っていないので不快感はほとんどありませんが)
また動物についての知識が得られるのも予想外で面白かったですね。キリンが牛の内部を参考にしたり*1鳩を食べたりと様々な手段であの大きな体を保っていることを知って感心しました。他にも蛇と鳥の攻防、美味しい生き物の作るなど各エピソードがバラエティ豊かな点も魅力的です。学びながら楽しめるアニメとして今後も期待したいです。
ひぐらしのなく頃に 業
第13話「猫騙し編 其の壱」
これまでと違い過去のエピソードを下敷きにしていない「猫騙し編」がスタート。(「猫殺し編」というエピソード自体はあるそうですが関係はないようです)冒頭は前回の祟殺し編で何があったのかを描いていましたが、発症した大石によって梨花たちが次々と殺害されていくシーンは本当にショックでした。大石の発狂演技もさることながら、梨花が痛めつけられていく様子が淡々と描かれていくのはやはり見ていて辛かったです。それにしてもわざわざ神社に戻った血まみれの沙都子は一体・・・・・・?
そして謎空間で梨花と羽入の会話が繰り広げられましたが、死んでまた雛見沢に引き戻される悲劇に嘆く梨花が本当に可哀想でした。そのうえ羽入という心の支え(梨花は本当に羽入のことが大事だったんだなぁ)まで失い、完全に意気消沈する姿はここまでの流れもあって見ていられませんでしたね。ラストで「あと5回頑張ってそれでもだめなら諦めよう」と呟いていましたが、彼女の心が壊れてしまわないか心配で仕方ありません。
ポケットモンスター
第50話「ガラルの化石!がっちゃんこ!!」
記念すべき50話はついにコハルが新たなリサーチフェローとしてサトシとゴウと共に行動することになりました。この時をどれだけ待ったか・・・・・・!イーブイとのコンビもいい感じです。
本筋では研究員の「ウカッツ」と「ガサッツ」の2人による迂闊でガサツな化石掘りが展開されました。カレー作りのパートは面白おかしかったものの、彼らのミスで想定外の組み合わせの化石ポケモンが復元されるシーンには少々苦笑い。人間の都合で間違った形に復活してしまうウオノラゴンとパッチルドンが不憫で仕方ありません。*2しかしそんな彼らのありのままを受け入れるサトシとゴウが結果彼らを託される展開は良かったですね。押し付けられたような気がしなくもないサトシの手持ちもようやく6匹揃ってここからが本番、と言った感じです。
また今回からOPのアーティストが再び変更。からあげ姉妹さんなる女性グループが歌っていましたが、同OPの中では初の女性ボーカルだったので新鮮な気持ちで聞くことが出来ました。映像に関しては何と言ってもアイリスとシゲルが映った瞬間にテンションが跳ね上がりました。本編での再登場が待ちきれません。
週に20本近くのアニメや特撮を見るのは大変ですが、それぞれの感想を書くのも実に大変。着実に茨の道を進んでいるような気がしますが、自分で選んだことである以上、何とかやり遂げていきたいと思います。
ではまた、次の機会に。