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2021年春アニメ簡易感想 その4

 

 

 既に知れ渡っている情報ですが、何でも『機動戦士ガンダム』のハリウッド実写化が決定した模様。Netflix限定での配信、制作はモンスターバースで知られるLegendary。そして監督は『キングコング:髑髏島の巨神』を手掛けたジョーダン=ヴォート=ロバーツ監督とのことです。

 個人的な所感としてはハリウッドの実写化、ということで少し心配になります。が一方で髑髏島のロバーツ監督なら信頼出来そうとも思えるので少々複雑な気分です。どうせやるなら『レディ・プレイヤー1』のようなアクション重視のガンダムを見てみたいですね。

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

 

憂国のモリアーティ

第13話「大英帝国の醜聞 第二幕」

 前回はホームズたちを翻弄していたアイリーンでしたが、今回は逆に彼女の方がホームズやモリアーティ側に翻弄される様子が描かれました。盗んだ文書の内容に持て余していた中、上手の策士たちに足元をすくわれる展開は前回とは打って変わった面白さがありましたね。アイリーン自身報われない役者志望の子たちのために戦っていたので改めて好感が持てました。

 そしてまたもやモリアーティ側が一歩先を行く展開に。ターゲットの貴族を葬るために犯罪卿パーティを開く大胆さと狡猾さは相変わらず末恐ろしいです。また今回はアルバートが表向きの犯罪卿を名乗ったパートも興味深いです。兄弟揃って共犯関係になったからこそ、自身も表に出てみせる兄の覚悟を見た気がします。

 

 

ドラゴン、家を買う。

第2話「落ちる家」

 前回のラストで自身を助けてくれた「ディアリア」に家を紹介してもらうことになったレティ。ですが、紹介する家がどれもおかしな物件ばかりで笑いが止まりませんでした。特に前半登場した神殿は侵入者を排除するためだけに作られたとしか思えないほどの不便さ。ここで住めというのは明らかにムリゲーすぎて笑ってしまいます。

 後半の家に出没する幽鬼の長の声が中田譲二でびっくり。幽鬼たちがお世話をしてくれるのはありだったんですが、ホラー耐性がないと暮らせないというのも考え物ですね。またこのパートではゴーストバスターズやらイナバ物置やらパロディのチョイスが妙に古いのがツボにはまりました。

 

 

戦闘員、派遣します!

第2話「商売敵を蹂躙せよ」

 この作者の作品はやはり登場人物がイロモノばかり!六号たちの小隊に新たな入った「ロゼ」と「グリム」は如何にもな変人で(ロゼなんかまんまめぐみんである)敵魔王軍の「ハイネ」はチョロそう、と実にアクの強い面子が揃ってきました。また各キャラの微妙に重い背景が少しだけ明かされましたが、当人たちが全く気にしていないようなので暗い雰囲気にならないのがいいですね。

 またグリムを一度殺されたことに怒る六号が意外でした。今のところエロいことにしか興味がないゲス、という印象しかなかったのでこういった熱い一面を見ると好感度が上がります。蘇ったグリムとデートをする流れも良かったのですが、デートという名のリア充への嫌がらせ珍道中と化してしまったので思わず爆笑してしまいました。

 

 

ひげを剃る、そして女子高生を拾う。

第2話「携帯」

 今回は吉田が沙優のために携帯を買ってあげるという素朴なストーリーでしたが、そこまでの過程が実にもどかしかったです。吉田の不器用なところが中々にこそばゆい気持ちにさせられました。沙優は沙優で無条件で優しくしてもらうことに慣れていない様子がこれまた闇を感じました。どちらもぎこちないので相談に乗ってくれる友人の「橋本」の存在がとてもありがたいと思えます。

 そして前回吉田をフッた「後藤愛依梨(ごとう・あいり)」と吉田の職場の後輩の「三島柚葉(みしま・ゆずは)」、この2人の女性キャラが印象的でした。後藤さんはフッておきながら吉田のことが気になっており、柚葉は吉田への好意を隠そうとしないなどどちらも面の皮が厚い強かな面を見せてきて驚きました。やたら積極的なのがまた怖いですね。女性って恐ろしい!

 

 

聖女の魔力は万能です

第2話「親交」

 どうしてメガネを外してしまったんですか?どうして・・・・・・となってしまった今回。セイが精神的に前向きになったことの表れとしてメガネを外したのは理解出来ますし、メガネなしでも可愛いのですが、ちょっとしたショックを受けてしまいました。

 それはともかく、セイの魔力がポーションだけでなく料理にまで影響を及ぼすことが判明。さらにニキビも治せることがわかりそれを使ってどんどん目の前の問題を解決していく、という展開の詰め込み具合に若干驚きました。このトントン拍子で進む展開は異世界ものらしいですね。劇中で所長も言っていましたが、こうした力が争いの原因になりそうで今後が心配になります。(とはいえセイは今のところ身内のみんなに使うだけに留めていますが)

 また「ホーク団長」をはじめとした新キャラたちとの交流が増えてきたのも特徴でした。中でも白馬の王子様の如くエスコートしてくれる団長との関係は実に少女漫画チックで見ていてニヤニヤしてしまいましたね。個人的には食いしん坊かつ耳年増な所長が印象に残りましたが。

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第2話「正義を呼ぶ声」

 まさかハロがここまで重要なポジションになるとは・・・・・・世界の崩壊を防ぐために世界中に散らばった「オーパーツ」であるハロを探すという目的が今回はっきりし、仲間と手分けして探しに行くことになった今回。出番がないかと心配していたブルーウイングとレッドタイガーの面々も協力してくれたおかげで彼らの活躍に期待出来ました。中でも孫堅孫権の親子漫才は面白かったですね。孫権があんな性格になったのはまさかの海賊が原因という・・・・・・一体何があったのか気になるところ。

 前回正気を取り戻した悟空は大食いで食べ物の恨みが恐ろしいタイプだと判明。しかも諸葛亮が三蔵に似ているらしく妙に懐いてくるなど全体的に子どもっぽい性格だとわかりました。(他の人たちも言ってるけどフリーダムに懐くインパルスって・・・・・・)劉備には一向にそっけない態度ですがここからどう打ち解けていくのでしょうか。

 また劉備とその周りの関係も今回の見所でしたね。劉備は創傑伝の時よりも余裕を持った態度が目立ちましたし、暴れる悟空相手に難なく立ち回るなどあの時よりも精神的に成長していると感じました。他にも諸葛亮劉備たちへの態度がかなり砕けているのも良かったです。

 

 

 ガンダムの実写と言えばガンダムビルドリアル』の2話が今月28日に配信されることが発表されましたね。1話が配信されてから音沙汰がなかったので不安になっていましたが、無事続きも作られていることがわかって一安心です。あのもどかしい青春劇とガンプラが融合したストーリーがどう転がっていくのか楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。