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2021年夏アニメ簡易感想 その8

 

 

 本日7月30日はスマホゲーム『Fate/Grand Order』が配信された日。そしてFGO6周年を迎えた日でもあります。去年も書いた気がしますが、まさかここまで続く人気コンテンツになるとは思っていませんでした。

 僕がFGOを始めたのは2018年の3月、つまりもう始めてから3年以上になるわけですが、今でも続けられていることに自分でもちょっと驚いています。やはりゲーム性以上にキャラクターの魅力に惹かれているのでしょうか。ガチャなどは渋いままですが、低レアでも活躍出来るなど個人的に好ましい要素も多く、何だかんだで毎日コツコツ楽しめていると思います。この先も何だかんだでFGOを続けていくのだろうな、とつくづく感じますね。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

※今週の『ラブライブ!スーパースター!!』はお休みだったため感想はありません。

 

 

 

 

 

 

探偵はもう、死んでいる。

第4話「その瞳に見えているもの」

 忘れていたよ・・・・・・これ能力者バトルものでもあるんだった・・・・・・隠されていた唯の左目こそがサファイアである真相に驚かされ、透視能力まであることが判明しさらに度肝を抜かれました。眼帯の下には何かあるとは薄々思っていましたが、コウモリのような特殊能力が出てきたのは予想外です。君塚の推理そのものは割と納得がいくだけに唐突な能力にはやはりギョッとしますね。

 しかし唯が君塚たちを嵌めた理由やこの左目への想いはしっかり描かれていました。両親が遺してくれたものを守るのに必死でいる彼女の感情が表に出た時の涙は印象的です。アイドルをはじめとした様々な顔を使い分ける少女の過酷さが強く伝わってきました。

 それだけに唯に手を差し伸べる渚には救われましたね。事件の真相を解くまでしか出来なかった君塚に対し、他人の心に寄り添える渚がここにきて活躍してくれてホッとしました。最初はどうなることになるのかと心配した2人ですが、お互いに足りないものを補っているコンビになりつつある、と感じさせてくれます。

 

 

かげきしょうじょ!!

第4話「涙の上書き」

 キモオタさんカッコいい・・・・・・愛に対する罪悪感から彼女に謝りたいと行動するなど、予想通り悪い人ではないキモオタさんに感動しました。終盤の愛を助ける見せ場など、自身の身を一切省みない姿に惚れ惚れします。引きこもりを脱却出来たきっかけである愛への想いはアイドルオタならではのものでしたが、彼なりの誠意が伝わってきて素晴らしかったです。

 愛は前半助けに来たさらさに対する感情的な態度など不安定な様子を見せましたが、自分を助けてくれたキモオタさんへの感謝を伝えようとする、自身の不安定さに抗う様子が見られました。普通にハンカチを渡せず涙を流す姿は簡単に変えることは出来ない過去とトラウマと戦う彼女の心情が伺えましたね。

 そしてさらさに関してはいつものように誰とでも仲良くなるコミュ力を見せてくれたと思いきや、愛との喧嘩に戸惑う未熟さも見せてくれてほっこりします。(まだ友達になっていないのに「絶交」と言ってしまうのが微笑ましい)それでいて「忘れたい嫌な思い出を楽しい思い出で上書きしていく」という彼女の考えには一抹の闇を感じました。そのことを語るシーンではさらさの顔が一切見えない演出がされており、彼女にとっても“忘れたいもの”が存在していることが予想されます。メンタルが強そうに見える彼女が抱える傷もその内明らかにされるのでしょうか。

 

 

うらみちお兄さん

第4話「エンドレス猛暑」

 「楽しい夏の日」の撮影を真冬の海で行うという狂気の冒頭から始まった今回。視聴者的には現実が夏のタイミングなのでイマイチ寒さが伝わってきませんが、かわりにしんどい状況でも笑顔を保ち続けなければいけない裏道たちの悲惨さはしっかりと理解出来ましたね。また裏道と兎原の関係も変わらず、スイカに似せた冬瓜を割るシーンの兎原の「教育番組の皮を被ったドSの享楽番組」という言葉にフフッときます。

 後半は前半の撮影のせいで池照や熊谷が連続で風邪をひくストーリーでしたが、足りない人員を補おうとしてさらなるカオスが広がる展開に笑いが止まりませんでした。クマオくんの中身の違いに気付くなど子どもの勘の良さも描かれていて面白かったです。ジョキンダーがいないことに物足りなさを感じるバイキンダーのキャラに惹かれたのですが、直後戻った裏道に「何かに固執しないとポリシーすら貫けない腰抜け」呼ばわりされたのでちょっと複雑な気持ちにさせられましたが。

 

 

小林さんちのメイドラゴン S

第4話「郷に入りては郷に従え(合わせるって大変です)

 今回はドラゴンたちそれぞれの生き方が描かれました。次第に会社の仕事に慣れてきたエルマですが、人間たちの世界と歩調を合わせることはまだまだ出来ておらず、トールとのやり取りも含め実に微笑ましかったです。ルールに厳しいエルマよりも、ある程度緩いトールの方が人間社会に馴染めている構図が非常に興味深いです。そしてある意味ではトール以上に今の生活を堪能しているファフニールのオタ芸で笑いが止まらなくなりました。

 そんなトールも後半は遊園地の在り方について真剣に悩んでいるのがまた面白いです。小林さんとのデートで「何が楽しいのか」と大真面目に考えるトールと、深くは考えず直球で楽しむカンナたちの姿は実に対照的でした。前半の話と合わせて、深く考えるよりもありのままを楽しむ余裕も必要、というメッセージを感じ取りましたね。

 

 

SDガンダムワールド ヒーローズ

第17話「騎士の矜持」

 8話以来となるナイトワールド回はアーサーの威厳が最高の一言劉備たちを受け入れただけでなく、決闘(デュエル)で願いを聞き入れてくれる度量の深さ、さらにマーリンに化けた司馬懿の策略を見抜く慧眼と以前登場した時以上のハイスペックぶりを見せつけてくれました。特に劉備との決闘では圧倒的な力を見せつつ彼の成長を促す発言をしたことに感動します。劉備もまだまだ成長の余地があることを示してくれましたね。

 他に印象的な要素と言えば悟空ですね。以前は劉備に対してツンケンした態度を取っていたものの、今回彼のために怒ったり彼のピンチに駆けつけようとするなど劉備への信頼を感じさせるシーンが多く見られました。中でも決闘中の劉備を助けようとして諸葛亮に止められるシーンは彼の優しさと若さが同時に堪能できましたね。諸葛亮に教えてもらった「信じているからこそ助けない」言葉の意味を知って成長する時が楽しみです。

 

 

 

 FGOと言えば、終局特異点の映画が今日公開されましたね。正直「あれ、もう公開されたの!?」とちょっと面食らっています。6章の映画を観に行ってからまだ大して時間が経っていないように感じるだけに、時の流れの早さを改めて思い知りました。

 いつ観に行くかはまだ不明ですが、なるべく早い段階で見て今度こそ早く感想を書きあげたいなぁ、と考えています。有言実行になるかはまだわかりませんが、待っていただけたら幸いです。

 

 

 ではまた、次の機会に。