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2022年冬アニメ簡易感想 その7

 

 

 今日も今日とてアニメの簡易感想ですが、ここで1つお知らせがあります。ここまで週に2つに分割して書いてきた今季の簡易感想ですが、今回から週に3つ、3分割で書いていこうと思います。

 というのも1つの記事に感想が集中していたことに加え、『ウルトラマントリガー』の完結に伴い始まった『ウルトラマンクロニクルD』の感想も書いていく予定だったので、ここらで記事を分けていく必要があると考えた次第です。書くことが多いと必然投稿も遅れてしまう問題も出てくるので、以前からこうして対処するべきだと予想はしていました。

 ということで、今週からアニポケ~ジョジョまでの4作品の感想を書き、残りを次の簡易感想に書いていく予定です。当ブログを見に来てくれている皆様には大変迷惑をかけてしまいますが、ご了承ください。

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ポケットモンスター

第95話「サラバ!さすらいのロケット団!」

 定期的にやってくるロケット団が主役のエピソードですが、今回はいつにも増して盛りだくさん。ガチャ製作陣をに苦情を入れようとペリッパーを追っていく中で、ホエルオーに食べられたり懐かしの奴らと再会したりと様々なイベントが次から次へとやってきて非常に賑やかでした。ヤマトとコサンジコサブロウの意外な再登場にも驚かされましたね。

 そして劇中で「ロケット団だけが人生じゃない」という言葉の元、今後どの道に進むべきかを問いていたのが印象的です。ロケット団を抜けたヤマトたちにショックを受けつつ、同じく別の道を進もうとするコジロウたちの姿にハラハラさせられました。それでも最終的に仲間の元に戻ってくるという安心感のあるオチだったのは、ある意味で予想通りでしたね。

 一方で今回はペリッパーを追うエピソードとロケット団の今後を描いたエピソードが平行して進んでいたため、全体的に駆け足になっていたのが少々残念でした。どうせなら2つのエピソードを別々にして、それぞれをじっくり見てみたかったです。

 

 

スローループ

第4話「はずかしくないんですか?」

 冒頭から小春の暗い過去が見え隠れした今回は、全体を通して「家族の異なる面」を見つける話だった思います。初めてひよりとケンカ(ほぼ小春の1人相撲)をした小春、若干見放していた父が慕われている姿に見直す恋など、不和を通して家族を見つめ直していく様子が描かれていました。

 前半の小春が釣りでの情けなさを料理で挽回したシーンには癒されましたし、母に甘えながらも父のことも忘れない恋にもニヤニヤしてしまいました。相手の良い面と悪い面を知り、それを受け入れることで家族は形成されていく在り方が伝わってきましたね。

 一方本筋とは別で気になるのが今回しれっと初登場した福元姉妹。姉の「一花(いちか)」はサッパリとしたキャラで親しみやすいのに対して、妹の「二葉(ふたば)」は見るからに引っ込み思案な性格と、姉妹で見事に真逆なのが面白いところ。特に二葉は終盤の発言からして、次回以降話の主役になってくれそうなのでワクワクしてきました。

 

 

ヴァニタスの手記(カルテ)

第15話「Oiseau et ciel-ダプシェの吸血鬼-」

 前回から得体の知れなさを醸し出していたクロエの過去、そして彼女の苦悩が描かれた今回。自分の意志で呪い持ちになった件については、ありえるものの今までなかった例だったので驚きましたね。(まぁどっちにせよシャルラタンには憤りを覚えますが)

 先祖返りとして生まれたことによる苦しみや家の使命に縛られているなど、クロエの取り巻く環境に関してはかなり悲惨に感じました。しかし彼女にとってはそれ以上に、親友に裏切られたことが最大のショックだったのだろうと思います。ルスヴン卿を狂わせた原因についても気になるところですが、やるべきこと以上の幸福を奪われたクロエに同情の念を寄せざるを得ません。

 そしてクロエにとって何が幸せなのか?というのが恐らくこの事件のキモ。最早現世に未練をなくしつつある彼女を呪いから解放することは本当に正しいことなのか、その問題を突きつけられたノエがどのような行動に出るか見ものですね。

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

第4話「面会人 その②」

 何かと難解なシーンの多い6部、その最初の難関がやってきました。敵スタンド使いと戦っていたと思ったら全て幻覚だったという、前回までのやり取り全てを覆すような事態に混乱してしまいそうになります。(とはいえ原作よりも描写が明確になっており、大分わかりやすくなったように思えますね)承太郎との話の噛み合わさなど、妙な違和感がドンドン大きくなっていく様子が見ていて不安を煽っていたのが面白いところですね。

 また結局幻覚だったものの、ジョンガリAとのスタンドバトルは見応えがありました。「マンハッタン・トランスファー」を介した狙撃を如何に掻い潜るかが最大のポイントとなっており、ジョジョらしい土壇場の頭脳戦要素が詰め込まれていたと思います。徐倫の父親譲りの対応力にも惚れ惚れしましたね。

 

 

 今季も何かと難しいアニメが揃っており、感想を書くのにもちょっと苦労しがちだったりする今日のこの頃。(自分から視聴するアニメを選んでいるので自業自得なのですが)書きたいことや書くべきことなどを把握したうえで、如何にして感想をまとめるかがここ最近の課題となってきているように思えます。少しずつですが、これらの問題に向き合っていきたいですね。

 

 

 ではまた、次の機会に。