5月も終わりを迎えようとする中、またもややってきました雑記記事。今回はベイブレードの最新シリーズである『ベイブレードX』を中心としたニュースについて触れていく予定です。どのニュースも発表から1週間以上経過していて情報の鮮度はいささか落ちていますが、個人的には未だにホットなニュースでもあります。そんな想いもほんの少しだけ込めながら書きましたので、読んでいただけると幸いです。
というわけで以下、今回のお品書きです。
新たな時代(ステージ)へ、ゴーシュート!!
ベイブレード第4世代
— タカラトミー (@takaratomytoys) 2023年5月17日
BEYBLADE X
ベイブレードは、スポーツへ。
もう、遊びじゃない。#ベイブレード#ベイブレードX pic.twitter.com/bloNPDUNFl
上述通りまずは新型ベイブレード「ベイブレードX」について。20年以上続くブランドの第4世代である名前については以前から明らかになったいましたが、果たしてどのようなギミックを有しているのか、“X”の名前の意味は何かなど不明な点も多かったです。
そうして今月17日に情報が解禁。初っ端から「ベイブレードをスポーツ競技化」するというPVが飛び込んできて仰天しました。(ずっと気になっていたXはX(エクストリームスポーツ)という意味だったのでしょうか)「GEAR SPORTS(ギアスポーツ)」という名称で競技化を進めていることから、Eスポーツのようなものを狙っていることがわかります。ベイブレードの人気は知っていましたが、それをより競技的側面に寄せていくことでどうなっていくのか。正の面も負の面も思い浮かんでくる試みですが、今のところは見守っていきたいと思います。
そしてベイブレード自体のギミックについてですが、こちらは以前予想していた「スタジアムとの融合」がドンピシャリで当たって思わず内心でガッツポーズをしてしまいました。ベイの軸先に付けられたギアと専用スタジアムに設置されたギアが噛み合うことで驚異的なスピードと衝撃を作り出す「X(エクストリーム)ダッシュ」ギミックを搭載しているとのこと。ベイそのものだけではなく、スタジアムとの組み合わせでアクションを魅せてくれるというのが面白いですね。
僕は最近のベイブレードは全くやっていないのですが、このギミックによってアタックタイプのベイの弱点であった「外周を回るだけで中心のスタミナタイプベイなどと衝突しにくい」問題を解消しているのは何となくわかります。主役のベイが多く所属するものの、弱い評価を受けがちだったアタックタイプの活躍の場を広げようとしていることにどこか喜ばしく感じます。(僕も昔はドラグーンといった主役ベイで遊んでいましたから)前作のバーストギミックなど過去のシリーズの要素を引き継いでいるのも魅力的ですし、久々にベイを手に取って遊んでみたくなる、そんな気持ちにさせられるワクワク感に満ちていると思います。これには期待出来ますね。
そして個人的にもう1つ見逃せない、というか最も重要なのが漫画とアニメ情報。コロコロホビーらしくコロコロコミックでの漫画に加え、何とシリーズ久々となるテレビでのアニメ放送が決定したことにこれまた衝撃を受けました。夕方アニメなどが話題になりにくくなっている昨今、この『ベイブレードX』のメディアミックスを多くの人に知ってほしい!とつい思ってしまいます。
漫画のスタッフに関しては原作が河本ほむら氏と武野光、そして漫画(作画)を出水ぽすか氏が手掛けるとのこと。これに関しては15日に発売されたコロコロを買って知ったのですが、コロコロで「あの『賭ケグルイ』の河本ほむらが!」といった感じの宣伝をしていたことに思わず苦笑してしまいましたね。
一方出水ぽすか氏については個人的に興味深い選出でした。氏は週刊少年ジャンプで大ヒット作『約束のネバーランド』の作画を担当したことで有名ですが、デビュー作の掲載誌は別冊コロコロコミック。(当時は「出水あすか」名義でデビュー)意外と知られていないことですが、コロコロなどの小学館で「ポケモントレッタ」や「オレカバトル」のメディアミックスを描いていた人でもあります。コロコロではそこまでの人気を得られなかった作家がジャンプで代表作を獲得し、再びコロコロに舞い戻ってきたと考えると、中々に感慨深いものがありますね。あの頃よりもずっと洗練された絵で魅せてくれるベイブレードバトルに期待がかかります。
他には主人公と思われる「風見バード(かざみ・バード)」よりも謎の覆面「仮面X」がセンターを陣取っていること(主役らしきアタックベイを持っているのも仮面Xっぽいですし)、ヒロイン担当であろう「七色マルチ(なないろ・マルチ)」の可愛さなどいろいろ気になるポイントが多いのですが、ひとまずはアニメなどの続報を待ちたいと思います。本格的に復活の兆しを見せてきた新ベイブレードのアニメと漫画、その詳細が実に楽しみです。
2人の変わらない、暖かな日常と食卓を再び
#西島秀俊 & #内野聖陽 主演#きのう何食べた? season2
— 『きのう何食べた?』 公式 (@tx_nanitabe) 2023年5月15日
10月クールにて放送決定🍚🥢
アラフィフに突入した
シロさんとケンジの日常が描かれます💭
2人の変わらないあたたかな毎日と
食卓を飾る美味しい手料理をお楽しみに!
コメントはこちら👇https://t.co/rqj9AO3kEy#何食べ #テレビ東京 pic.twitter.com/USKyPTWLkt
よしながふみ氏原作の漫画『きのう何食べた?』、その実写ドラマシリーズのseason2(第2期)の制作が先日発表されました。2019年に初めて実写ドラマが放映され、お正月スペシャルや劇場版も制作された何食べもついにドラマ2期ということで個人的にも大歓喜の情報です。昔から原作漫画を愛読し、ドラマの方も楽しんで見ていた身としては本当に嬉しかったです。 またメインである料理パートも気になりますし、劇中で出てくる料理で真似を出来そうなレシピは積極的に参考にしていきたいと考えています。
そんな2期の特徴は、上のツイートにも書かれている通り主人公2人の老け具合。シロさんとケンジがそれぞれアラフィフに突入したということで、演者の西島秀俊さんと内野聖陽さんもそれっぽい顔立ちになっていることに少々驚かされます。原作でも2人が徐々に老けていく過程が描かれていましたが、それをドラマでもキチンと表現しようとする姿勢にはどこか感動を覚えますね。
また本作とはあまり関係ないのですが、ドラマ2期が放送される10月にはNHKにて『大奥』のドラマが放送されます。こちらも原作がよしなが氏の漫画であり、奇しくも同じ時期によしながふみ作品のドラマが始まるという事実にはちょっとワクワクしてしまいます。どちらも面白くて個人的にも好きな作品、しかもそれぞれ実写化が素敵なドラマを同じタイミングで見られるというのはファンとしてはかなり喜ばしい話です。今年の秋は大奥で心を揺さぶられ、何食べでほっこりする……そんなドラマライフが遅れそうで今から楽しみな限りですね。
優木せつ菜の、剣姫への“大好き”をここに
🌈特報🌈
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) 2023年5月14日
今年30周年の #電撃文庫 と夢のコラボが実現⚡
『小説版ラブライブ!#虹ヶ咲 学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』2023年8月10日発売決定🔥
ニジガクの青春が描かれるファン必見の公式スピンオフをお見逃しなく💖
詳細はこちら✅… pic.twitter.com/GFwPZG3SrK
ラブライブ!シリーズの1作『ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会』のスピンオフ『紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』がまさかの小説化決定!元々はエイプリルフール企画に過ぎなかったのですが、電撃文庫で実現するとのこと。夏にアニメが放送される『幻日のヨハネ』に続いて、エイプリルフールネタが“嘘から出た実”として実際の物になる流れをやったことに驚きを隠せません。その内『連続リエラ小説 れんちゃん』や『オニフェッショナル 仕事の流儀』もくる流れですねこれは……こうした意外な形でファンを驚かせる企画は、個人的にも中々に面白いと思います。
ちなみに上の電撃文庫のページから読めるあらすじによると幻日のヨハネとは異なり、紅蓮の剣姫の劇中劇そのものではなくそのラノベが存在する虹ヶ咲のストーリーを展開する模様。本作の主人公となる優木せつ菜がこよなく愛する紅蓮の剣姫への“大好き”な気持ちを伝えるため、同好会みんなでミニフィルムを撮影するという何とも虹ヶ咲らしい微笑ましい展開になるようです。あくまで劇中劇の再現に過ぎないものの、自分の好きなモノを素直に多くの人に共有していく、そんな素敵なストーリーを期待したいですね。
また優木せつ菜といえばこれまで担当していた声優・楠木ともりさんが「エーラス・ダンロス症候群」を理由にせつ菜役を降板、新たに林鼓子さんがせつ菜役となったことも触れておきたいです。普通の声優よりも過酷であろうラブライブでの仕事をやり切ってみせた楠木さん、そしてそのバトンをしっかりと受け取ってくれた林さん、双方への感謝と応援をこの場にて残しておきたいと思います。
今までありがとうございました楠木さん!!
そしてこれからよろしくお願いします林さん!!
4つの力(シン・シリーズ)が奇跡(?)の超合体!
ナ ニ コ レ
『シン・ゴジラ』と『シン・エヴァンゲリオン劇場場』、『シン・ウルトラマン』そして『シン・仮面ライダー』。庵野秀明氏が制作した4作品のヒーローをまとめた「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」なるプロジェクトについては以前から知っていましたが、そこからこんなとんでもない合体ロボット「シン・ユニバースロボ」が出てくるとは思いもしませんでした。(とはいえバンダイは以前にも藤子・F・不二雄作品キャラやサンリオキャラを合体ロボにした前科があったりしますが)
上のPVについても仮面ライダーたちが謎の黒いヘドロのような怪人相手に「行くぞみんな!!」みたいなノリで変形合体するのでとにかくシュール。エヴァ初号機はともかく、ウルトラマンやゴジラのような生々しいビジュアルのキャラが突如ガチャガチャ変形する様子には変な気分にさせられます。というかライダーは乗っているだけという……
それでいて監督の佛田洋氏が手掛けた巨大ロボアクション、というか進撃シーンはちょっとだけカッコよく見えてくる不思議。この辺りは往年の特撮監督の技量あってこそなのでしょうか。(あとこの監督は『ウルトラマンVS仮面ライダー』でも「仮面ライダーの巨大化」というとんでもないネタをやったんですよね……)また高橋洋子さんが歌うプロモーションソング「罪と罰 祈らざる者よ」が真っ当にオシャレで素敵な曲なのもあって、少しだけ壮大なものを味わうことが出来ました。
そんなシン・ユニバースロボの玩具を予約出来るプレミアムバンダイのページにて読める、佛田監督のコメントがまた面白かったです。バンダイ側は「各社との合意は取れている」とやる気満々、庵野氏も「ケレン味たっぷりでお願いします」と適当なコメントをするなど、止めるどころかノリノリな様子で監督がコンテを切る羽目になったらしい経緯にはもう笑うしかありません。
僕も最初こそ呆然としたものの、こうしたぶっ飛んだ企画そのものは決して嫌いではないです。むしろこうした「本気の悪ふざけ」は個人的にも大歓迎ですね。うえの玩具こそ買うつもりはありませんが、大企業が全力でふざけ倒したロボットには愛着が湧いてくる、そんな感じの話でした。
上述のベイブレード関連ですが、個人的に最も気になるのはやはりアニメ。今年の秋から放送が開始されるとのことですが、当ブログで感想を書くかどうか少々悩みどころです。深夜アニメと違いほぼ通年になるでしょうし話数も多いでしょうから、書くのが少々大変になりそうですね。とはいえこういったホビーアニメもチェックしておきたいので、余裕があったら触れていきたいと思っています。
ではまた、次の機会に。