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印象に残った2024年エイプリルフールまとめ

 

 

 今年の4月1日も終了し、本格的に4月が始まりました。その分エイプリルフールの怒涛のネタ祭りが終わり、そのことにちょっとした寂しさを抱いてしまうところがあります。そんなわけで今年楽しんだエイプリルフールの中でも個人的に印象的なものを紹介していこうと思います。毎年恒例のエイプリルフールのまとめですが、今更ながら読んでいただければ幸いです。

 

 

というわけで以下、今回のお品書きです。

 

 

 

 

 

 

 

英霊超異聞サッカー開幕

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 毎年やたら気合の入ったアプリを提供してくるFGOのエイプリルフール。去年が野球だったからか、今年はサッカーがチョイスされました。サッカーゲームといわれると『イナズマイレブン』を彷彿としますが、このゲームではキリシュタリアが神と名乗っていそうな翼を生やしていたり、ベリルが人気投票で上位に入っていそうなニヤリ顔をしていたりとイナイレで見たヤツだ!となる要素が露骨すぎて笑ってしまいましたね。(そもそも「超異聞サッカー」とかいうパワーワードからしてイナイレっぽい)

 

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 そしてサッカーをやるといいつつ実際にやるのはシューティングという。ゴールよりも先に立ちはだかる敵に向けてボールをシュゥゥゥゥゥゥ!!超!エキサイティン!!するルールなおかげで敵サーヴァントにボールを乱射しまくって撃破するゲームになっているのが絵面として面白すぎました。

 シューティングということでアズレンでそこそこ慣れているつもりの我がプレイングスキルを発揮する時が来たな……!と意気揚々とプレイしたわけですが、思いのほか苦戦してしまいました。横スクロールのシューティングと手前から奥に向かってのシューティングではイマイチ感覚が合わず、しばらく慣れるのに苦労しましたね。これには『ロックマンエグゼ』から『流星のロックマン』の操作感の違いに戸惑った時のことを少々思い出してしまいます。

 ただそういった試行錯誤を続けるのも楽しかったと言えます。あとぐだだけではなくゴッフ所長やカドックも使えるのは地味に嬉しかったポイントで、パワータイプのゴッフを使うとかも面白かったですね。

 

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 そして収集したサーヴァントで写真を撮る機能は今回も当然のように実装。去年と同じく様々なイラストレーターが参加しており、異なる絵柄のサーヴァントをコレクションして眺めるのも本作の楽しみになっていました。今年は『藤丸立香はわからない』の槌田氏も参加しているのが地味に嬉しかったり。毎年毎年1日限定とは思えないほどの作り込みのゲームで、今年も1週間くらいプレイさせてほしい!と思わせるほどの魅力があったかと思います。

(そして上の写真ですが、これが我がカルデアイレブンだーっ!!

 

 

その育成は如何なるものか

 

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 続けてアズレンことアズールレーンのエイプリルフールは、敵NPCにしてセイレーン側の駆逐艦、スカベンジャーの育成要素を仄めかす意外なものとなっていました。「TB育成」というミニゲームを楽しんでいる指揮官諸兄の前に、新しい育成キャラを用意してくるかもしれない……と期待させてきて驚きましたね。アズレンのエイプリルフールの気合の入りようからして、割と本当に実装されてもおかしくなさそうなのが恐ろしいところです。

 しかしスカベンジャーが割と人気なのはそれとなく耳にしていましたが、公式がこんな形で答えるくる辺り結構すさまじい人気なのでしょうかね。僕個人としてはスカベンジャーに対して普通にボスキャラの1人くらいの認識しかなかったのですが、上の動画のスーツ姿には見事にノックアウトにされました。このいじらしさ全開のキャラが僕を狂わせる……普通にアリだと思ってしまう……

 

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 それと同日にゲーム本体に配信されたイベントは最早恒例の如くブリたちが主役。アイアンクローの悪魔ことシュペーちゃんとの激闘を繰り広げる胸熱なバトルになるかと思いきや、無限復活と後出しジャンケンで永遠とバトルを続けるオチに笑いが止まらなかったです。このオシシ仮面のような展開を臆面もなくやり遂げるのは流石アズレンといったところ。今年も大いに楽しませてもらいました。

 

 

パーンパンパンパンパンパンパパパン、フライパーン♪

 

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 最後までやりたい放題やって独特のノリを保ち続けた『勇気爆発ブレイバーン』もエイプリルフールに参加。この作品そのものがエイプリルフールみたいなもんじゃん」とかのツッコミはNGブレイバーン・フライパーンとかいう謎の商品を宣伝してくる謎の動画を公開して視聴者の困惑を加速させていきました。完結したばかりの中でこれをやってのける公式のノリの良さにはまいってしまいますね。

 まぁ要は架空の商品を紹介する通販番組みたいなものなのですが、上の動画の内容に関しては例によってツッコミどころが満載。まずフライパンのサイズが3m20㎝、重さ3tという明らかに人間に使わせる気がない代物ですし、それが「今なら追加で2本付いてくる!」は邪魔すぎて笑ってしまいます。加えてED映像のイサミとスミスの手を合わせるシーンを「恋人繋ぎ」と言うシーンでさらに吹き出してしまいました。やっぱり確信犯じゃん公式ぃ!

 何より映像の荒さがかえっていい味を出していますね。昔ながらの画面幅に加え、ノイズも入った様子はさながらブラウン管時代のテレビそのもの。ブレイバーンがその時代に放送されていたら……というイメージで作っていることがわかりやすく伝わってきました。こうしたネタたっぷりの要素を推しだすブレイバーン、やはりとんでもない作品だったということを改めて感じずにはいられません。

 

 

刑事と王様の最強戦隊コラボ!?

 

 

 今年の東映のエイプリルフールは『特捜戦隊デカレンジャー』と『王様戦隊キングオージャー』のコラボ。日渡茉莉花(ジャスミン)/デカイエローとヤンマ・ガスト/トンボオージャーの2人が主演の初恋刑事なるドラマの配信が告知されました。片やもうすぐVシネが公開される予定で、片や放送が終了した後も熱が冷めやらない状況でのまさかのコラボに驚きを隠せません。

 ジャスミン役の木下あの美さんは33話の『獣電戦隊キョウリュウジャー』とのコラボ回で出演していましたが、その縁もあっての出演でしょうか。もしかしたらヤンマ役の渡辺碧斗さんがかつて口にした「デカイエローが好きだった」発言を汲んでのことかもしれませんね。初恋の女性ヒーローとの本格共演を果たすという、ある意味戦隊オタクにとっての夢を果たしてくれる東映の計らいにはニヤリとさせられます。

 

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 そして嘘から出た実として、『特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー』というタイトルで本当にやるという。この手のエイプリルフールを実際にやるスタイルは東映ではあるあるですが、何だかんだで驚かされるものがあります。上の予告編で「あなたは俺の初恋の相手です」「辞めましょう、警察!」と色ボケヤンマ総長全開だったのも腹筋に悪かったです。演者も劇中のキャラも既婚済みの相手に対し、ヤンマはどんな迷走を見せるのか……ちょっと気になってしまうコラボとなりましたね。

 

 

 というわけでエイプリルフールまとめでした。今年はある程度控えめに紹介しましたが、毎年本当に気合が入ったエイプリルフールが多くて楽しいです。4月1日になった途端一斉に始まるので追っていくのが大変ですが、こうした悪ふざけに目を通して一喜一憂するたびにたまらなく満たされた気分になります。

 新年度が始まる中でこういったネタばっかりに日があるのは中々とんでもないものの、面白おかしいものを楽しむことの大切さを気付かせてくれるこの4月1日が個人的には凄く好きですね。今後もこうした「本気の悪ふざけ」を、素直かつ純粋に楽しむ気持ちを持ち続けていきたいと思います。

 

 

 ではまた、次の機会に。