将の心
今回の時系列どうなってるんだろう？
・会社の暴君
順調に眼魂が集まっていくなか不可思議現象研究所に新たな依頼が。「千石コーポレーション」という企業に所属している社員（ドイガキ隊員！？）が優しかった社長が豹変して他の企業を次々と買収し始め（その中にスマートブレインとか鴻上ファウンデーションとかユグドラシルとかは入っているのかな？）、関連会社も含めて次々と怪奇現象が起こるという謎の事態の解決を依頼してきました。
調査のため会社に案内されたタケルは現れた眼魔とさっそく戦闘に。相変わらず一般人には見えないため両者が戦っている中で人々が普通に通り過ぎていく描写がされていて面白いです。またついにガンガンセイバーのナギナタモードを使用して眼魔の分身体を倒しますが、てっきりナギナタはムサシが使うものだと思っていたのでオレ魂が使ったのは意外でした。そしてその戦いを見ていた謎の青いライダーは……
・天空の城
戦闘後社長秘書らしき怪しい女性を追ってタケルが霊体化して追うなど、ゴーストであることを有効活用していました。まぁ死んでいることを嘆いていないでそれを逆手に取るのはいいですね。
一方関連会社に訪れて調査していたアカリと御成は怪奇現象が起きた会社を地図でまとめると眼の形になるという大発見をし、さらに不知火を使って眼魔を目撃するなど大活躍しています。この2人歴代平成ライダーの取り巻きの中でもかなり優秀な方では……？しかし眼魔は関連会社を眼の形になった土地と一緒に丸ごと持ち上げるというとんでもなくスケールのデカいことを始めました。
そして秘書にそそのかされて自分の命と引き換えに信長の眼魂を生み出そうとする社長を止めるため、タケルは社長に抱き着いて彼を正気に戻します。（オッサン相手にもいちいちしなきゃいけないのそれ？）その後タケルが社長に信長は怖いだけの武将ではないと語りますが、まぁ要するに身内に優しいけどそれ以外には厳しいの典型みたいなものですね。
それはおいといて、邪魔されたことを怒った眼魔との再戦が開始。ここでタケルがオレ魂を介することなくロビン魂にそのまま変身しました。派生フォームに直接変身するのはたまにありますが、ゴーストではそれがロビンだったのは個人的に面白いと思いました。
そして分身してさらに周囲を高速で移動する敵に対してまさかこちらも分身技で来るとは思いませんでした。オメガドライブで自分を増やして敵の分身ごと射貫くロビン魂がカッコイイ！この戦闘シーンのおかげでますますロビン魂が好きになりました。
・引力の支配者
しかし喜びもつかの間、眼魔を倒してしまったことによりその分身も消えて浮いていた大地が落ち始めるという非常事態に。タケルも思わず信長の眼魂をおいて落下を止めようとしますが、打つ手なし。そこでユルセンが取り出したのが何とニュートン眼魂！しかもこの眼魂、前作『ドライブ』の特別編に登場した眼魂だったのです。ということはあの物語はこれまでの3話の間に起こった出来事なんでしょうけど、そうなると夏の『ドライブ劇場版』でニュートンを使っていたゴーストとの時系列はどうなるのか気になりますね。（とりあえず今は電王かウィザード辺りの力で過去に飛んだとでも思っておきましょう）
そしてタケルはその眼魂を使って、
カイガン！ニュートン！
リンゴが落下！
引き寄せまっか！！
ドライブの映画で見た時も思いましたが、手に付いてる球体とかいまいちダサい。でも今となってはそこに愛嬌が感じられるから不思議ですね。ﾅﾚｯﾃｺﾜｲ
見た目はともかく、左手の斥力で大地を受け止めて落下を防ぐという大仕事を達成しました。オメガドライブを使ってギリギリだったとは言え、小さな土地一つを支えられるレベルの力を持っているのは破格であり、他のライダーで同じくらいの力を保有しているのは中々いないと思います。あまりにも強いこのニュートン、今後戦闘で活躍の場が与えられるか不安ですね。
・新ライダーの強奪
落下事故を防いだ後、秘書に憑りついていた眼魔の素体らしき奴も倒してノブナガのゴーストを引き入れようとしたタケルですが、そこに青いライダーが乱入！そのライダー、スペクターはノブナガの眼魂を自分のものにして消えてしまいます。ライバルとなるサブライダーとの初対面がよりにもよって眼魂の横取りとは…………タケルにとってスペクターは印象最悪かもしれません。
今回は何よりも『ドライブ』との繋がりが明かされたのが驚きでした。これはMOVIE大戦で何かしらの絡みを期待していいってことですかね？本編の方は遂に登場したスペクターだけでなく、大量の眼魂を飛ばしていたアランやスペクターやニュートン眼魂のことを話していなかった仙人など色んな人物の思惑が垣間見えて面白かったです。様々な勢力が色々と絡み合っていそうで想像が膨らみますね。
そして次回はスペクターとの対決。『ドライブ』では中々見られなかったライダーバトルが久しぶりに見られそうで楽しみです。
ではまた、次の機会に。
