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2020年冬アニメ簡易感想 その21

 

Fate/Apocrypha Vol.1 「外典:聖杯大戦」 (角川文庫)

Fate/Apocrypha Vol.1 「外典:聖杯大戦」 (角川文庫)

 

 

 

 Apocryphaコラボ復刻キタアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!最初のアポコラボ実施から2年近く経ち、ようやく復刻の時がやってきました。採集大戦ばかりが話題になりがちなイベントですが、シナリオ面においては「Apocrypha』のhollow ataraxia」とも言うべきストーリーで美しい余韻を残してくれるラストに当時非常に感動しました。

 このイベントの配布サーヴァントである「ジーク」はこのイベントを経てから気に入った最推しの1人であり、以前書いた記事にある通り今や我がカルデアにおいてなくてならない戦力となっています。とにかくカッコ可愛いんですよもっとイベントとかで他のキャラたちと絡ませてほしいんですよ・・・・・・!

 

metared19.hatenablog.com

 

 そんなイベントが復刻され、ジーク君を所持していていない方々にも彼を手に取ってもらえる機会が来たことに興奮を隠しきれません。イベント参加条件も1部1章クリアと非常に緩く手に入る素材も美味しいので皆さんも是非今回のイベントに参加してこれを機にジーク君を育てて推していきましょう!

 

 

 

 

 

 というわけで以下、今週の簡易感想です。

 

 

 

 

 

 

ゾイドワイルド ZERO

 第23話「サリー・ランド」

 ランド博士の過去と彼の恐ろしい計画の一端がついに判明。博士がサリーの父親というのは以前の感想の時点で予想出来ていたのでやはりという印象でしたが、一方でレオと同じように機械の腕を持っていた事実には驚きました。しかもそうなった過程がゾイド因子を浴びたことで腕が使い物にならなくなって義手をつけたとかではなく、因子を浴びた結果腕が機械化したというものでシュールに感じたと同時にゾッとしましたね。またゾイドとの共生を目指すボーマン博士と最強のゾイドを作ることに囚われたランド博士の対比は前作のキャッチコピーである「相棒か?兵器か?」を思い出します。

 今回のレオは周りの制止も聞かずに単独行動に走り、利用されていた一般人に対してかなり乱暴な手を取るなど、サリーがさらわれたことに怒りと焦りを感じていることがよく伝わってきました。普段はそこそこ穏やかな彼がこれほどまでに取り乱す辺り、彼にとってサリーの存在がどれだけ大きいかが窺い知れますね。

 

 

Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア

第21話(最終話)「Grand Order」

 壮大な第七特異点での戦いもついに終結。ビーストⅡを倒したもののボロボロの残骸だらけのウルクを見ているとどこか物悲しく感じますが、生き残っていたケツァルコアトルをはじめとした仲間たちに激励される展開のおかげで元気になれますね。特にギルガメッシュ王の「ただそこに立つだけで正しいのだ」という言葉はゲームの第2部をプレイしているととてもありがたく感じられます。

 ギルガメッシュが語った「不老不死を求めた男の物語」はエルキドゥとの過去を含め彼が何故人間の王であることを選んだのかが伝わってくる内容でした。いつかは終わりがくる命だからこそあたりまえの日々が何よりも美しい、永遠などないからこそ一秒一瞬が愛おしい、その人間の在り方こそが本当に素晴らしいものだということがよくわかります。劇中で藤丸とマシュが答えたように本当に「楽しかった」と思える旅でした。

 

 そしてなんと『終局特異点 冠位時間神殿ソロモン』のアニメ化が決定!!TVスペシャルでやるのかそれとも劇場版でやるのかとか、キャストの数がすごいことになりそうだけどどうするのかといった疑問が尽きませんが、あの戦いまで映像化してくれるとは思ってもみなかったので驚愕と感激に心が躍り出してしまいました。夏に公開を控えた6章の映画もありますし、まだまだ楽しませてくれそうですね・・・・・・!!

 

総評

 FGO第1部の中で最も人気がある7章のアニメ化ということで、ファン向けに特化したような内容でした。ケツァルコアトルの説得のシーンなど説明不足に感じた場面がいくつかあったものの、藤丸たちのウルクでの生活の穏やかさやラフム、ビースト強敵が出現した時の絶望感などはきちんと描かれていて描写不足に感じる面はほとんどありませんでした。7章の中でも個人的なお気に入りキャラであるアナに関してはオリジナルの回想シーンまで入れられていて優遇されているなぁと感激しましたね。

 戦闘シーンに関しては作画・演出共に文句なし。各キャラの宝具解放の瞬間は必ず通常よりもド迫力の構図でかついつも以上に動くなど、力を入れるべきところをきっちりわかっているかのような配分でいい仕事をしてくれたと思いました。前述した6章と終局も楽しみです。

 

 

 

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

第12話「どうしてこんなにみじめなんですか」

 ついに語られた魔法少女と魔女の秘密。まどマギ本編を視聴した人にとっては周知の事実ではあるものの、そのあまりにエグさ故に何度聞いてもギョッとしてしまいますね。(そしてその度にキュゥべえを殴りたくなる)

 しかも今回はやちよさんたちの壮絶な過去まで明かされ、何故彼女たちが一度散り散りになったのか、何故みふゆがマギウスの翼に入れ込むのかがよくわかりました。(今回の件で最もショックを受けたのは恐らく鶴乃でしょうね。当事者なのに何も知らなかったことから自責の念に駆られてそうです)その運命を覆すためのシステムである「ドッペル」についてもわかりましたが、それだけでは解決できない問題に対してマギウスらがどのような対策を提示してくるのか非常に気になります。

 さて次回が最終回ということでこの作品が分割2クールであることはほぼ確定しましたが、1クール目のラストがどのような形で終わるのかかなり怖くなってきました。いろはたちは果たしてどうなってしまうのでしょうか。

 

 

理系が恋に落ちたので証明してみた

第11話「理系が恋に落ちたので喧嘩してみた」

 前回の一件から予想通り雪村と氷室の喧嘩が始まってしまいましたが、両者のトンチンカンなやり取りや喧嘩の原因を大真面目に調べる様子のおかげで思っていたよりも重い空気にならなくて安心しました。相談相手になってくれる良き後輩がそれぞれにいるのも喧嘩のシーンばかりを描写しなくてもいい要因になっているかと思います。

 しかし氷室が仲直りのために用意したプレゼントを渡す一連のシーンは中々に辛かったです。何故かプレゼントが壊れてしまったことで思わず逃げ出してしまう彼女の様子はもう見てられませんでしたが、次回雪村が上手いこと解決してくれるのを期待しておきたいです。(てかプレゼント壊れてたの絶対山本さんが原因でしょ)

 

 

アズールレーン

episode12(最終話)「【蒼海】蒼き航路の祝福を」

 セイレーン率いるオロチの軍勢との戦いの最中でまたもや謎の幻影を見たエンタープライズ。謎の女性の幻影に関して結局わからずじまいだったりエンプラが見つけ出した答えについてがわかりにくかったのが引っかかりましたが、同じ幻影を見た赤城の手を取って彼女の想いを受け止めてあげる展開は結構見入りました。

 そして強敵たちに対し、アズールレーンとレッドアクシズの両陣営が共同戦線を張った時にはついに来たか!と思わずガッツポーズしてしまいました。やはりそれまで敵対していた者同士が共通の敵相手に力を合わせる展開は王道そのもので見ててワクワクしますね。他にも加賀に頭突きを喰らわす瑞鶴など、印象に残る場面が多い最終回でした。あとニーミちゃんは最後の最後に綾波たちの輪に入れて良かったね・・・・・・!

 

総評

 艦船の擬人化ゲームを原作としたアニメ。ソーシャルゲームのアニメ化の宿命かとにかくキャラクターが多く、登場させるだけで一苦労していることがひしひしと伝わってきました。それ故にストーリーや設定のわかりにくさがありましたが、「自分の在り方について考えを改めていくエンタープライズ」「敵陣営で出来た友達との戦いに苦悩する綾波」といった主要キャラの方向性事態はしっかりしていたのでそこまでゴチャゴチャした印象はありませんでした。特に綾波周りのエピソードは悩み抜いた末自分が本当にやりたいことを見つけ出すまでの過程があるからこその感動があって非常にお気に入りです。ともかくこのアニメをきっかけに原作のゲームをプレイするようになったので、個人的にはそこそこ思い入れのある作品になりましたね。

 

 

 そういえばこれまでのFGOのコラボイベントは復刻する際に新規サーヴァントを追加してきましたが、明日開催予定のアポコラボに関しては新規サーヴァントの情報が現時点で全くないことに今引っかかっています。Apocryphaはただでさえ登場サーヴァント多く、これ以上出せるキャラクターがいないと考えると納得は出来るのですが、今回だけないというのはやはり寂しいので追加実装が欲しいところです。キングプロテアのように始まってしばらくしてから発表される可能性もあるのでまだまだ希望を持ち続けたいと思います。

 また以前はアポ復刻で追加実装されるとしたら多分セイバーアストルフォがくるだろうと思っていたので、去年のクリスマスイベントできた時には驚きました。今回新規がくるとしたら誰が実装されるのか楽しみです。

 

 

 ではまた、次の機会に。